ラッキーノッツ

さまざまな出会いを大切にして・*:..。o○☆*゚

日本画があたらしい

2007年03月05日 | ○○に…


今年もご招待のハガキが届きました。菱沼明子さん、日本画です。

私の日本画のイメージが変わったのは、菱沼明子氏の絵から~

出会いはもう八、九年になりますか。 

1997年の春の院展でした。確か、日本橋。 

豆を一面に描いた作品を観て「うん、味がある」とえらく感動~

不思議なことに「ビーンズ」の絵を前に心がウキウキ躍りましたん。

落ち着きのない長男を連れ「走らない!ジッとしなさい!」とガミガミしていた私、ビーンズの力でそのまま新宿に流れ、新都庁見物をしてホテルで昼食、楽しく過ごして帰りましたね。 楽しい思い出になりました。

芸術の中でも日本画は格式があって、画法もある。どれを見ても細かい筆のタッチで、その絵が出来る道のりが苦しそうに感じでなりませんでした。

これは日本画にうとい素人の私ならではの感想ですが。

観て回る春の院展には、等身大より大きな絵が軒を連ね、私的には暗いイメージが強かった。

もともと私のクレヨン画も自己流。そんな絵の知識のない私が、院展に入選された絵をとやかく言うのはおこがましいですが、元々芸術とは、感動をもたらしてくれるものじゃないですか。

特に絵を観る人は、プロより素人が多い。

何がなんだか分からなくとも、そこに人の心を動かすユートピアがあればいいではないか、と常々考える次第で、はい。

というわけで、院展に何度も入選されている明子さんの絵は、観る人を魅了します。

この「PEPPERS」は、1997年のビーンズより大人の味に仕上がってますね。

親愛、ハーモニーといった和の心がにじんで、ワチャワチャするはずのばら撒いた唐辛子が、それぞれを強調せず、畏まらずにそこにあります。不思議ですね。

色も情熱的な赤がめだつのに、一つひとつが強調せず、しっくりとした、まとまり感があります。

なんだか「よし、また、ガンバロ」といった心地にさせます。 こういった絵画は、社会に貢献してますね。 すんばらしい。

伝統にそった手法なのに、あたらしい日本画の未来、期待しちゃいます。

3/8(木)~14(水) 東急百貨店 たまプラーザ店 4F アートサロンにて

第二回 菱沼 明子 絵画展 あります。


バイキングで人は…

2007年03月05日 | 本日の云々

三月三日はひな祭り~でした。

といっても…祝うような歳ではありませぬ。それでも、食べることに。それも量ではなく種類、つまり何種類もの料理、デザート、ドリンク、その数々の味、恩恵に与りたい。

デザート制限してかなり体重落としましたん。三キロ。 ちょっとばかし、ウエスト回りがスッキリしたぐらいですかね。

春に向け、ちょっとおしゃれしたい気分です。 しか~し、誰も痩せたとは気付かない、我のみぞ知る、ですか。

ひな祭りといっても、スーパーでは、さほど大騒ぎをしているわけでもなく、北海道美味いもの市を開催、百円大福などの和菓子バイキング、サクラのメロンパン、イチゴ、イチゴ、イチゴと、イチゴのめじろ押し。 イチゴをメインにしたお菓子たちが目に付いて「あら」と手を出し、でも駄目ダメ。

さて、それにしても、どうするひな祭りの料理…ってことで「パパゲーノ」に。



「イタリアン バイキング」これに誘われてフラフラ~しかしファミレス。

お子様連れが多ござんすね~と待つことしばし。

そりゃ楽しいでしょう。 カラフルなフルーツ野菜の料理にデザートですから。お子様は大喜び。

「ここでよかったのか?」
「まあ一応、イタリアンってことで」
「食べるぞ」
「食べなきゃね」

と私たちは立ったり座ったり、飲み物、パスタ、スープにご飯物、それからパン、あっそうそう、サラダサラダっと、あ~忙しい、あ~落ち着かない。

テーブルの上には皿がギュウギュウ。さっ食べよ!腕まくりする心地。

「どうです、お味は?」
「ん~こんなもんでしょ」
「安いから仕方がないわね」
「ここに本物を求めちゃダメだよ」
「ですよね、だったら他行けってことですかね」
「ここはね、種類と量、値段、それで勝負してんだから。そんなこと言っちゃあ駄目なの」
「なあるほど…じゃあどんどん食べよ」
「とにかく食べよ」

バイキング、おいしいかどうかより、どんだけ食べられるか。それが勝負になっちゃう。あ~あさましや。

しかし自分で料理を持って来ることの忙しいこと。いい運動になりますが。

バイキング、苦手でした…

それでこの度、故意に落ち着いてみました。バイキングで落ち着いて食べる。

「う~ん、今度はどれにしようかな」とゆっくり選んでゆっくり皿に。
時間がかかりました。どんだけこのお店にいてしまったでしょうか。

そんなわけで、バイキングは自分を落ち着かせるのに力を入れた、そんな食事方法で乗り越えてまいりました、が。

やはり、一度席に付いたら最後まで、座ってご飯はいただきたい、というこだわり、それは抜けません…