20年の長きに渡り、玉川上水をはじめとした水の探求を続けておられる「玉川上水に親しむ会」
偶然と必然が重なったかのようにも思える20年目の昨年から参会させて頂いている小林です。
勝手にブログを作成、会の活動記録として紹介できればと願っております。
とは言え、既に年金生活に入る年齢、無骨で、ぶしつけな内容となります。
ご覧戴けると継続、更新の励みになります。
11月度の例会は、あいにくの雨でした。
しかし、新たに入会された方もあり、全員が(心は)血気盛ん!
雨も気にならないほどの熱気であふれておりました。
三鷹駅南口のコンコースに集合は午前10時
参加費は、写真代込みで500円、ご夫妻では900円です。
人通りの少ない場所へ移動して、再踏破をご指導頂く櫻井様より、
手作りの資料を参照しながら説明からスタート!
20年もの間参加されておられる方も多く、服装から靴、傘など大いに学ばせてもらいます。
通路の後ろ側にある大きな地図の前へ移動
お手製の指示棒で、視覚的な面からも説明を受けます。
経験の少ない新入会員さんは、特に前へ前へ・・・・・。
満員電車の車内の如く大盛況!!
熱気にあふれる雰囲気に、講師の櫻井様も一段と熱が入りました。
空模様を気にしながら、最初の見学地「三鷹橋」へ移動。
玉川上水、此処までは暗渠ですが、この橋を抜けると流れを見る事が出来ます。
↑ 工事中の柵の右側に案内板と手押しポンプがあります。
案内板
古い橋柱
その先に立つ案内板
此処から玉川上水の流れが見られます。
今日の一つの見どころ!?
この堰の辺りで太宰治氏が入水自殺をされたと言われる場所。
少し上流から、
少し下流から、
道路の逆側に、太宰氏の出身地の石を碑として設置されている。
記念碑としたいとか、自殺記念碑ではよくない、等意見があり、ただ石を置かれているそうです。
広場には、太宰治氏「乞食学生」の一文が掲出されている。
玉川上水右岸を下り歩きます。
秋も深まり、常緑樹と落ち葉の織り成す綾が味わい深い。
むらさき橋の由来銘鈑
見事としか言えない古木が連なります。
右手に、今は市の史蹟となっている「山本有三記念館」が見えてきました。
南側にある前庭は、無料で見学できます。
記念に、集合写真を撮りました。
私を含め、二人を合成。
文字を入れて、顔の明るさを調整、人が小さくなりますが二階のベランダを入れました。
上水右岸に戻り、次へ向かいます。
時々小雨が降る中、阿吽の呼吸で、足並みも、間隔もぴったりです。
20年と言う年月の重みと、やすらぎを魅せて戴いています。
我々小林は、ようやく入会して一年、足手まといになっていますが、
後2回残っている「玉川上水再踏破」、懸命に追走を心がけます。
第228回例会の記録、次回02へ続きます。