
林田夫婦は金を稼ぐ為に、
岩手県に行き、
高級りんごの「サンふじ」収穫作業に就いた。
りんごの鮮度を損なわないようにもぎる。
ぎこちないもぎり作業が次第に慣れてきた林田夫婦やった。
なのに、
農家のおいさんから「慣れたもんでないと危ない」と注意されたにも関わらず、
林田夫婦の嫁は、
「大丈夫です!」と明るく返答して、
崖のそばの「サンふじ」の木に登り、
降りられなくなった。
それで旦那が助けようと嫁のいる木に登ると、
農家のおいさんは、
「その木は細いから2人は無理や!」と強く注意した。
旦那は農家のおいさんをスルーして、
嫁のそばまで登り、
助け降ろそうとしたとき、
崖のそばの「サンふじ」の木の幹が折れて、
林田夫婦とともに、
崖下に落下した!
「サンふじ」の木の葉とりんごがクッションになり、
林田夫婦は軽い打撲で済んで、
数日、
入院生活することになった。
そこに「サンふじ」農家のおいさんが来て、
労災が2人で70万円出ることを告げた。
林田夫婦が安堵すると、
おいさんは、
注意を無視して無理矢理登って「サンふじ」の木を折り、
たくさんのりんごが駄目になった弁償金700万円を請求した。
林田夫婦は必死に詫びたが農家のおいさんは聞き入れなかった。
林田夫婦は悲痛に「惨❗️不慈(さんふじ)😭😭」と叫んで涙した!
林田夫婦はお金がなかったので、
700万円分の農家での労働を行うことにした。
農家のおいさんは、
そんな林田夫婦の心意気に満足して、
朝の味噌汁一杯分だけただにして、
後は食費と宿泊費を取りながら、
林田夫婦に700万円返済の労働の日々を与えた。