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ケイシロウとトークアバウト

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ホット過ぎた夏の日(So hot a summer day)😱

2021-09-16 18:44:00 | 日記




(今回の記事は閲覧注意をお願いいたします🤲)

アメリカはアリゾナ州フェニックス。
ここには、
デカい湖があり、
広大な岸辺には、
バーベキューパーティーの隠れスポットが点在してた。

そんな隠れスポットのひとつに、
大学生グループがキャンプ目的で到着した。
早速、
バーベキューコンロが用意され、
ひとりの学生が、
液体式着火剤を手にした。
そして、
自分が火をおこすからお前ら泳ぎに行けと、
献身的な言葉を投げた。
みんな、
甘えて、
泳ぎに行った。

一人残った学生は、
軽く微笑んで、
火🔥が着いた木炭に向かって、
着火剤を構えた。

しばらくして、
泳ぎ疲れた一同が、
戻って来て、
ガク(愕)😱が入った❗️

ナンと、
バーベキューコンロの前に、
人型をした真っ黒い墨の塊が、
片手をコンロに向けたカタチで立っていた。

当然、
この墨の塊がナニモノかは推察出来たが、
ナニがあったのかを知る者はいない。
ただ、
使用された液体式着火剤が、
フツーでないところで使用されてるヤバ系であることがわかった。

ケイジロウ、レフティ、
バーベキューする時に使用する着火剤は気を付けろよ。
それから、
ジェルや液体式着火剤を、
燃えてる時に、
入れるなよ。


談後惨鏡台

2021-09-15 18:08:00 | 日記




ケイジロウ、レフティ、
昨日の「鏡台仁義」の続きや。

フジコが出て行ってすぐに、
ヤヒロという中年男性が、
そこを借りた。
勿論、
カワノ夫婦から、
鏡台の覆いを取るなという条件が付けられた。
当然、
ヤヒロが覆いを取らなければ、
当記事は成り立たない。
そして、
コトの一部始終は、
次記事で詳述するけど、
フジコによって語られることになる。

ヤヒロが賃貸条件をスルーして、
鏡台の覆いを取った際、
あの文字が目に入った。
そして、
ヤヒロは、
鏡台に書かれた如くに、
司法に訴えた。

裁判になった。
カワノ夫婦が有罪になった(記事提供者信用してるけど、どんなイキサツがあったのか😳⁉️)。
けれど、
カワノ夫婦は、
上告することなく、
この判決を受け入れた。

判定は、
カワノ夫婦が鏡台への破壊行為として、
賠償金を支払わなければならないこと。
そして、
その賠償金は、
鏡台の持ち主である、
カワノ夫婦が受け取ることになること。
そして、
ヤヒロは、
理由はともあれ、
賃貸条件に反したことで、
一万円の罰金と、
ひと月以内の退去処分となることが、
言い渡された。

ヤヒロが退去する日、
ヤヒロが北海道の釧路で、
ツルを撮った写真をカワノ夫婦に見せたいと申し出た。
その際、
「私の心の鏡台に記憶された瞬間でもあります」と説明した。
カワノ夫婦に見せられた写真には、
一匹の三毛猫が写っていた。
カワノ夫婦は、
この猫🐱が、
ツルという名であると直感して、
「かわいいツルですね」と言った。
ヤヒロはうれしそうに写真を仕舞い、
出て行った。

その夜、
フジコによると、
カワノ夫婦は、
鏡台の背を、
三度、
鞭で打ったという。
談後惨鏡台の悲劇は、
ここに刻まれた!



鏡台仁義

2021-09-14 23:17:00 | 日記




フジコという40代女性が賃貸型の一軒家を探していた。
そして、
高級感がありながらも、
意外と安い物件に、
心を惹かれた。

いわくつきかと調査したけど、
全くもって、
ミョーな噂のひとつもない。
貸主のカワノという名の老夫婦の近所での噂も、
悪いものはなかった。
それで、
契約をすることに決めた。

カワノ夫婦は、
不動産屋での説明と同じことを話したが、
ひとつだけ、
注文を付けた。
それは、
押し入れにある、
覆いのかかった鏡台を見つけても、
覆いを外さないようにとのことやった。
そして強く、
覆いを外したら大いに遺憾の意を伝えた。

時が過ぎる。

引っ越しして、
ずっと平凡すぎる毎日にうんざり😮‍💨したフジコは、
ある夜、
寂しく、
ひとり酒をした。
ちびっと酔いが回ったところで、
カワノ夫婦が言った、
鏡台の覆いの件が、
頭に蘇った。
それで、
外そうかとどうかと思案することになる。
が、
ここで、
外さなかったとなれば、
当ブログ記事に上がるはずはない。
ズバリ、
外してしまった。

覆いが外された鏡台は、
鏡の無い、
板台やった。
そして、
板のところに、
以下の文があった🤭

『おはこんばんちわ。
どこのどなたかご存知ありませんが、
この覆いを外されたことで、
ひとつの事実を知るれることと相成ります。

あなた様は信じられないことでしょうが、
この一文を書いたのは、
鏡🪞であるわたくし本人です。
見よう見まねで、
人の言葉でお伝えしておりますが、
不十分な表現をお許しください。

まず、
当物の所有者カワノ夫婦は、
至って凡人過ぎておりました。
が、
その平凡さにウツが入り、
こんな平凡な日々を飽きずに写すわたくしに対して、
怒り💢を持って、
粉々に割り付けたのです。
わたくしは、
身も心も、
粉々になりました。

しかし、
この覆いを外された、
親切なお人様。
わたくしは人ではなく物ですが、
この、
カワノ夫婦の破壊行為は、
明らかなる殺しなのです。
それで、
あなた様に仁義がございましたなら、
わたくしの生存権をかけて、
司法の場で、
この犯罪を訴えていただきたく思います。
けれど、
わたくしへの仁義が不在と思われるのなら、
遠慮されることなく、
覆いを元に戻してくださいませ。
覆いを外したことがバレた暁には、
賃貸条件に反することで、
1万円の違約金が発生いたすところでございましょう。

親切なお方。
あなたがどのような選択をされようとも、
わたくしは、
あなた様のご健康とご活躍をお祈りいたします』

この文章を前に、
考えに考えたフジコは、
覆いを元に戻して、
すべて、
無かったことにした。
そのままであることはそのままが一番だと思われたからやった。
フジコは酒を飲みなおし、
平凡であることの喜びに浸った。


この世界の真ん中で

2021-09-13 21:46:00 | 日記




ウミノというジジイが、
とある高層ビルのバルコニーから、
下にひろがる光景を見下ろしていた。
そして、
ニヤリと笑い😏
「これこそわが手が成し遂げた物。わが意のままに、ノリノリに味付けした芸術」と呟いた。

ウミノは、
権威と地位と財力の結合であるとする下界を眺め回し、
名誉と権力こそ、
自身の生涯やったと独りごちた。
ウミノにとって、
人生は、
栄光の二文字やった。
そして、
「たとえ幾万の神々が降りて来ても、これほどの偉業を成し得るやろか❓」と呟き、
両手を開いて、
目を閉じ、
「祝福されよ❗️」と叫んだ!
すると、
ちびっと強めの風が、
ウミノに吹き付け去った。

そんなウミノの背後から、
若い女性の声で、
「いたいた。いつもここだ。おじいちゃん帰るわよ」と言う声がする。
けど、
ウミノは、
「見なさい。私の力の結晶を」と言う。
すると、
眼鏡をかけた若い女性が現れ、
「見たから帰ります。本当におじいちゃんは困りものだわ」と、
ウミノの手を取って、
バルコニーから引き離そうとした。

ウミノは軽く笑い、
「お前には見飽きたか?」と問うと、
眼鏡の女性は、
「見飽きたもなにもおじいちゃん、ここはよその方のところですよ!」と厳しく言った。
そして、
バルコニーそばの住人に、
「いつも迷惑かけます。本当にボケてしまって」と頭を下げると、
住人はやさしく、
「構いませんよ。おじい様の気が落ち着けてよかったです」と言ってくれた。

するとウミノは眼鏡の女性に、
「お前、私の手のワザは----😧❓」と驚いた。
女性はうんざりと、
「知ってます!」と吐き捨てた。
ウミノは必死に、
「ノリノリに味付けしたんや‼️」と叫ぶと、
女性も負けずに、
「そうでしょうよ❗️ウチは、味付け海苔専門店経営してたんですから。まあ、経営破綻しちゃったけどね!」と言い返す。
そして、
ウミノを建物の中のエレベーターに引っ張ろうとすると、
ウミノは、
「どこに連れて行く気や❓」と抵抗した。
女性は、
「どこもナニも、四畳板部屋の家に帰るんですよ」と言うと、
ウミノは、
「じゃあ、わしはリッチじゃないのか?」と、
問い返した。
女性は、
「もう、うんざり😮‍💨なんですから。おじいちゃんの上級国民ごっこに加わるのは」と言って、
ウミノをエレベーターに乗せて、
下界へと降りて行った。


シンデレラがいっぱい😃

2021-09-12 23:07:00 | 日記



(画像はイメージです。当記事とは無関係です)

かつて、
教育されてた立場のトモコが、
教育する側へと変わっていく。
ズバリ、
小学校教諭。
が、
赴任先の学校では、
生徒を同一に重んじるように、
PTAから圧がかかっていた。
しかも、
PTAとは名ばかり。
実際は、
モンスター・ペアレントの社交クラブに等しかった。

PTAは2つのことを申し入れていた。
ひとつは、
運動会の100メートル走は全員1位にすること。
ひとつは、
学習発表会では「シンデレラ」をすること。
その際には、
女子は全員シンデレラで男子は全員王子様というもんやった。

トモコは考えた。
子供の内に、
ちびっとだけでも優劣の概念は必要じゃないかと----🤔

運動会当日。

トモコはPTAに全員1位を約束した。
が、
先に到着した子供から、
1位の下に秒速表記をすることを条件にした。
ひとりの保護者のオンナが厳しく、
「先生。宅の子だけ秒速ではなく、音速表記にしていただきます😤」と言い放った!
トモコは、
JALの旅客機といえども音速で走ってないことを説明した。

こうして、
運動会は無事に終わった。
そして、
季節は変わって、

学習発表会当日。

女子は全員シンデレラコスプレしていた。
が、
シンデレラセルフという女子のそばに、
シンデレラママ、シンデレラ長女、シンデレラ次女がいて、
掃除をしようとするシンデレラを、
「そんなことしないでください。あたしにやらせてください」と、
スポンジ🧽の取り合いしていた。
PTAは満足した。

次に、
シンデレラ魔法使いによって、
宮殿に来たシンデレラセルフに、
王子コスプレした全男子生徒が、
王子0から20くらいまでいた。
トモコはPTAに、
「このシンデレラには午前0時の鐘🔔がありません。なぜなら、王子0が午前0時を封印したからです」
と、
説明。
ダンスの際、
シンデレラセルフがデブい王子の足を踏んでしまった。
その時、
シンデレラセルフは慌てて、
「ごめんなさい王子親方❗️」と言った。
この王子の保護者のデブいオンナが、
「は😳王子親方😳😳❓」と驚いてる間に、
すぐシンデレラセルフは、
「ごめんなさい、王子オーランド・ブルーム」と言い直した。
トモコは、
「時々、セリフを間違えられて、かわいいこと」と微笑んだ。
が、
先のデブい保護者は、
「いくらなんでも、親方とオーランド・ブルームを間違えますか⁉️」と食ってかかったが、
学習発表会も玉虫色の成功を収めた。

こうして、
同一評価制というものも、
やり方次第では、
どうにでもなることを、
トモコは教えた。