ウミノというジジイが、
とある高層ビルのバルコニーから、
下にひろがる光景を見下ろしていた。
そして、
ニヤリと笑い😏
「これこそわが手が成し遂げた物。わが意のままに、ノリノリに味付けした芸術」と呟いた。
ウミノは、
権威と地位と財力の結合であるとする下界を眺め回し、
名誉と権力こそ、
自身の生涯やったと独りごちた。
ウミノにとって、
人生は、
栄光の二文字やった。
そして、
「たとえ幾万の神々が降りて来ても、これほどの偉業を成し得るやろか❓」と呟き、
両手を開いて、
目を閉じ、
「祝福されよ❗️」と叫んだ！
すると、
ちびっと強めの風が、
ウミノに吹き付け去った。
そんなウミノの背後から、
若い女性の声で、
「いたいた。いつもここだ。おじいちゃん帰るわよ」と言う声がする。
けど、
ウミノは、
「見なさい。私の力の結晶を」と言う。
すると、
眼鏡をかけた若い女性が現れ、
「見たから帰ります。本当におじいちゃんは困りものだわ」と、
ウミノの手を取って、
バルコニーから引き離そうとした。
ウミノは軽く笑い、
「お前には見飽きたか？」と問うと、
眼鏡の女性は、
「見飽きたもなにもおじいちゃん、ここはよその方のところですよ！」と厳しく言った。
そして、
バルコニーそばの住人に、
「いつも迷惑かけます。本当にボケてしまって」と頭を下げると、
住人はやさしく、
「構いませんよ。おじい様の気が落ち着けてよかったです」と言ってくれた。
するとウミノは眼鏡の女性に、
「お前、私の手のワザは----😧❓」と驚いた。
女性はうんざりと、
「知ってます！」と吐き捨てた。
ウミノは必死に、
「ノリノリに味付けしたんや‼️」と叫ぶと、
女性も負けずに、
「そうでしょうよ❗️ウチは、味付け海苔専門店経営してたんですから。まあ、経営破綻しちゃったけどね！」と言い返す。
そして、
ウミノを建物の中のエレベーターに引っ張ろうとすると、
ウミノは、
「どこに連れて行く気や❓」と抵抗した。
女性は、
「どこもナニも、四畳板部屋の家に帰るんですよ」と言うと、
ウミノは、
「じゃあ、わしはリッチじゃないのか？」と、
問い返した。
女性は、
「もう、うんざり😮💨なんですから。おじいちゃんの上級国民ごっこに加わるのは」と言って、
ウミノをエレベーターに乗せて、
下界へと降りて行った。
こんにちわぁ
今週もヨロしくお願いします♪
ウミノじさま
我が家で良ければ
いつでもおいでなさいまし(笑)
高層と言えば
カナリ高い場所にあるかと思います(笑)
というより
見慣れてしまえば
何て事がない景色で
どうでも良くなりますけどね(笑)
じさまが言う高層とは
一体どのぐらいの階高がある物件でしょうか(笑)
高所恐怖症の妾にとってベランダから景色を見る行為は極めて稀な行動で
ビル風が良く吹き上げて来るんで
髪の毛が逆立ってしまい
おっ立ってしまいますが？
ウミノじさまの髪質にも依りますが
既に髪が無いんで在れば
其の案ずる事はありませんけど
風で身体が揺るがす自然的現象に
付きましては責任を負い兼ねません故
後に損害賠償を請求されても責を負いませんが(笑)
話は変わりますが
上空も地上も地下も
自己に慣れた場所が
一番宜しいかと思います♪
本当に、
高くても低くても、
自分に合った場所が一番ですね。
私は、
今の賃貸住宅の住みごごちがサイコーの部類に感じて、
実家に帰ること自体、
その住みごごちの悪さに、
嫌気を覚えてしまいます。
かつて、
家賃だけ立派に高くて、
つまらない１Kロフトアパートに住んでたことがありました。
本当に、
今に思えば、
不便さの上に不便な感じを抱きました。
急に、
トイレに行きたくなっても、
ロフト降りる訳ですから、
下手したら、
落下します。
私は二度も、
落下しました。
また、
ロフト部屋は、
上下が狭い為、
中腰でしか動けず、
猫背になりかけました。
結構長く住んでましたが、
今の環境にも恵まれた地に来て、
もうその日から、
ロフト部屋での生活の日々を、
悪い夢の記憶と捉えるようになりました。
本当に、
自分に合った場所に、
住めることは、
なによりだと強く思います。
メズ様の、
常々の、
リアクションとコメントに、
深く感謝いたします😃