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ケイシロウとトークアバウト

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自分の立場がわからないハンガリーの殿様の話(ケイシロウへの啓蒙訓話)

2022-12-03 22:16:00 | 日記




今夜は、
不定期カキコ予定の、
ケイシロウ(FK)への啓蒙訓話として、
かつてのハンガリー王国の殿様のことを紹介する。

ハンガリー王国は、
ソ連によって滅ぼされるまで、
長らく、
王政の歴史を保っていた。
が、
ハンガリー王国という名だけで、
長らく王位は空位やった。
そんなハンガリー王国のお偉方は、
城を構える貴族こと殿様連中ということになる。

さて、
時は1930年代のこと。
あるデカい城の殿様が、
退屈🥱し過ぎて、
家来達に、
「余も農民👩‍🌾みたいに畑を耕したい」とわがまま言ったので、
家来が、
機転を聞かして、
城の中に畑を作った。
殿様は、
早速、
農作業にかかったが、
すぐに飽きて、
「余は農民どもみたいに大勢で農作業をしたい!」と再びわがままを言った。
家来達は困り果て、
「今に殿様のお望みを叶えさせていただきますので、もうしばらくお待ちください」と言って、
ごまかした。

殿様は何度も家来に無理を言い、
家来はごまかし続けて、
1946年が来た。

この年、
ソ連の軍事介入で、
共産党政権となり、
ハンガリー王国は滅亡する。

殿様は、
城から退去させられ、
共産党政権から与えられた畑で、
家来達と農作業をすることになった。
殿様は、
最初は望みが叶ったと喜んだが、
飽きてしまい、
家来達に、
「余はまた城で自分だけの畑を持ちたい」と言った。
家来達は殿様に、
「殺すぞ、おんどれ」と言った。

さて、ケイシロウ。
この話からもわかるように、
同じことが続くということはあり得んのや。
やから、
貴族から共産党政権下で平民に成り果てた殿様のように、
状況を読まないことはよくない。
ケイシロウも、
刻々と変わる情勢を見極めて、
動いていこう👍