
とある北海道の最北に住むマスオという青年がいた。
林業を営む厳しい叔父さんとの二人暮らしやった。
マスオは、
札幌に遊びに行ったとき、
髪型をアフロヘアーにした。
叔父さんはガチギレして、
マスオを怒鳴りまくったあげく、
反論したマスオに「出て行け!」と怒鳴った。
マスオもガチギレしながら、
荷造りする際、
叔父さんに、
「おいさん。俺の信念が正しいことを、いつか証明してやる!」と言って、
家を出た。
とある冬。
その日は、
数日間の厳寒から、
いきなり、
暖かい日々が続いた三日目やった。
叔父さんが茶を飲んで寝そべっていると、
軒先から「ゴゴッ!」という音がした。
同時に、
戸を誰かが叩くので、
叔父さんは起き上がって開けた。
すると、
アフロヘアーにたくさんのツララが刺さったマスオが立っていた。
マスオは言った。
「おいさん。俺がアフロしてなかったら、ツララが頭に刺さって死んだぜ」と言い、
「俺の信念が正しいことを証明できた」と加えて語り、
そのまま気絶した。
叔父さんは、
軽トラにマスオを乗せて、
病院を目指した。