
とある水産系の学校に、
オオノとアリタという、
競泳のライバルがいた。
何度競っても決着がつかないので、
グアム島での、
海洋研修で、
決着をつけることとなった。
ルールは、
大海原で、
船から飛び込んで、
少し離れている小島までの競争となった。
ただし、
この大海原には鮫がいるから、
危険だと思ったら、
棄権してもいいことになっていた。
その際、
先に棄権した方が負けになる。
オオノとアリタはせせら笑った。
いよいよ決着の日。
好天に恵まれた中、
互いに、
体に傷が無いかを確認された。
鮫は、
血の味を好むから、
傷があれば危ないとのことやった。
お互い無傷が確認され、
船から二人は飛び込んで、
競泳で、
目的の小島へと向かった。
その時、
遥か遠くやけど、
鮫の姿が見えたので、
オオノはアリタに、
「大人しく浮いていよう」と言った。
アリタは真剣な表情で、
「あかんわ‼️ハヨ泳げ‼️」と叫んだので、
オオノはキレて、
「早く泳いだら鮫に襲われる!じっとしといたがいいねん!」と言い返した。
アリタは更に真剣な表情で、
「あかん言うたらあかんのや‼️ハヨ泳げ‼️」と叫ぶので、
オオノは、
「鮫が来ると言うとんじゃ❗️」と怒鳴り返した!
アリタは負けずに、
「ハヨ泳がん方が鮫が来るねん!!」と譲らない。
オオノは、
「ナンデや⁉️ワレ‼️」と叫ぶと、
アリタは、
「俺のいぼ痔が破れたからや!ケツから血が出とんねん!!」と言い返したことで、
二人は絶叫して、
今までにない速さで、
小島まで、
泳ぎ着いた!!
同時に到着したので、
またまた決着つかずやったけど、
二人は、
海で泳ぐ決着を見合わせて、
山登りで決着をつけることにした。