文春文庫 2000年
読みやすいし、文字が大きいのがいい。最近は
読みたいな、と思っても、字が小さくて、あき
らめるってパターンが多くなってきた。
司馬遼太郎氏を敬愛されていて、思慕の念にあふれ
ていて、美しい。誰にしろ、人を敬愛して敬っている
のはいいものだ。ちょっとおちょくっている感じも
チャーミングだ。
高峰秀子女史の若いころのお写真をみると、美しいので
なるほど、と思う。この本を書かれたのは70のころ
のことだ。
ワイハーにアパートをもたれていたようだが、そこらへん
は、というか、全編セレブ感にあふれている。
子供の時、お菓子だらけで、甘いものが嫌いになったはな
しとか。あんまりフツーじゃない。やっぱりこの人ちょっと
ヘンなのかな。だから、このエッセイはとてもおもしろい
……合掌。
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