古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ねじまき鳥と火曜日の女たち  村上春樹

2023-10-20 03:10:12 | 小説の紹介
「パン屋再襲撃」所収

うっすらと、淡雪の如くの狂気、ねじまき鳥

クロニクルの冒頭から部分からそう感じるのだ。

ぼくは20年前くらいに読破したが、よく覚え

てはいなかった。「路地」のような閉鎖された

道のイメージは覚えていたし、猫のことも読めば

思い出した。クロニクルも読めば、すぐに思い出

すだろう。全体的に剣呑で、この短編では、

ファミリー・アフェアが好きだった。いや、この

短編集も数十年前に読んでいるのだ、やれやれ。

ぼくも歳を取るはずだ。ぼくは51歳なのだが、

中島らも氏は52歳で亡くなっているし、石原裕二

郎や美空ひばりも52歳で亡くなっている。

まあ、だからなんだっていうんだってことだけれどさ。

それはそれで、感慨深いものがあるってことだな。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ローマ帝国の崩壊・一八八一... | トップ | リンボウ先生 イギリスへ帰... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小説の紹介」カテゴリの最新記事