現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

武士の世の中 6/24

2011-06-30 | 社会科実践

ほとんどの教科書に採用されている「長篠の戦い」

 

鉄砲の3段うちが後世の創作などの逸話があるが、資料的価値が高い。

 

詳しく調べれば調べるほど、授業に幅ができる。

 

今回は、教科書の絵を見て、分かったこと、気づいたこと、思ったことを書かせる。

日本の最高は、400以上。有田正和実践。

書かせるだけなら400以上は、行っている。分類をしてないだけ。

同じような意見をまとめると考えるとものすごい数だと思う。

 

さて、

今回多くの子が書いていたのが、旗。

そこで、

発問:何のために旗を使っているのか?

と問う。

①自分を目立たせるため

②敵と味方の区別

③武器として使う

④敵を脅すため

と4種類の意見が出た。

それぞれの武将の旗を確認。扇も使っていた。

「五」の旗は、最前線まで攻めていること。

この絵には、続きがあって、長篠城を攻めていることをスクリーンに映す。

 

次に武田の騎馬隊の「馬の大きさ」を尋ねる。

①先生以上

②先生ぐらい

③友達の男の子ぐらい

④その他

で聞いてみると、多くの子が①か②とする。

実際は、130cmぐらいで③となる。

現在のポニー程度。だから、戦場で傷つくと馬を背負って助けた話もある。

 

鉄砲は、3000丁。

種子島に難破したポルトガル人から買った2丁の鉄砲。

そのうちの一丁は、町の鍛冶屋にわたし、同じものを創るように指示。

他の国ではまねのできなかった鉄砲の複製。

日本では、それから35年後。

3000丁の鉄砲を一つの戦場に投入できるまでになる。

世界最大の武器国だった。

 

 


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