ほとんどの教科書に採用されている「長篠の戦い」
鉄砲の3段うちが後世の創作などの逸話があるが、資料的価値が高い。
詳しく調べれば調べるほど、授業に幅ができる。
今回は、教科書の絵を見て、分かったこと、気づいたこと、思ったことを書かせる。
日本の最高は、400以上。有田正和実践。
書かせるだけなら400以上は、行っている。分類をしてないだけ。
同じような意見をまとめると考えるとものすごい数だと思う。
さて、
今回多くの子が書いていたのが、旗。
そこで、
発問:何のために旗を使っているのか?
と問う。
①自分を目立たせるため
②敵と味方の区別
③武器として使う
④敵を脅すため
と4種類の意見が出た。
それぞれの武将の旗を確認。扇も使っていた。
「五」の旗は、最前線まで攻めていること。
この絵には、続きがあって、長篠城を攻めていることをスクリーンに映す。
次に武田の騎馬隊の「馬の大きさ」を尋ねる。
①先生以上
②先生ぐらい
③友達の男の子ぐらい
④その他
で聞いてみると、多くの子が①か②とする。
実際は、130cmぐらいで③となる。
現在のポニー程度。だから、戦場で傷つくと馬を背負って助けた話もある。
鉄砲は、3000丁。
種子島に難破したポルトガル人から買った2丁の鉄砲。
そのうちの一丁は、町の鍛冶屋にわたし、同じものを創るように指示。
他の国ではまねのできなかった鉄砲の複製。
日本では、それから35年後。
3000丁の鉄砲を一つの戦場に投入できるまでになる。
世界最大の武器国だった。