ビゴーの残した風刺画は、大量にある。
風刺は一部を切り取った形で存在する。
だから、おもしろい。
ビゴーの風刺画を使って、授業を組み立てる。
まずは、教育出版の教科書p104に掲載されている風刺画を使う。
国を確定する。
それぞれの思惑をセリフにしても面白い。
教科書には、次のように書かれている。
『19世紀の終わりごろ、日本と中国(清)は、朝鮮をめぐって対立していました。
日本が、不平等な条約をおしつけるなどして、朝鮮に勢力を広げようとしていたからです。』
なぜ、対立していたかが子ども達には分からない。
朝鮮は、当時、鎖国状態であった。
朝鮮への不平等な条約は、日本が欧米と結んだ条約に酷似している。
さらに、ロシアの南下が進んでいた。
世界情勢をつかませることが重要になる。
ロシアと日本と清。
これらの関係を表している。
発問が重要になる。これから考える。