一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……貸し切りのスカイレストラン……

2019年01月09日 | 天山・彦岳


昨年(2018年)は、天山に40回登った。
今年(2019年)も同じくらいは登るであろう天山への、
今日は記念すべき第1回目の登山。

佐賀市の方からだと、普通、天山はこのように見えている。
左端が「あめ山」で、中央が天山山頂。


だが、私の住む町からは、
天山はこのように見える。
「あめ山」が前面に見え、天山は「あめ山」に隠れて見えないのだ。
天山は見えないのだが、ゆるやかな円錐形の富士山のように見えてカッコイイ。


ねっ!


最近、車の中でよく聴くのは、
柴田淳の『COVER 70's』というアルバム。


柴田淳が2012年に出した初のカヴァーアルバムで、
70年代の日本のスタンダードな名曲を歌っている。
オリジナルとは一味違う、透明感のある声で、聴く者を魅了する。

【収録曲】※( )内はオリジナル曲アーティスト
01. 異邦人(久保田早紀)
02. みずいろの雨(八神純子)
03. 迷い道(渡辺真知子)
04. あなた(小坂明子)
05. 木綿のハンカチーフ(太田裕美)
06. 飛んでイスタンブール(庄野真代)
07. 青春の影(TULIP)
08. 秋桜(山口百恵)
09. 東京(マイ・ペース)
10. スカイレストラン(ハイ・ファイ・セット)
11. 22才の別れ(風)
12. Mr.サマータイム(サーカス)



どの曲も好きだが、
一番好きなのは、「スカイレストラン」。


山本潤子の「スカイレストラン」も好きだが、
(山本潤子は2014年5月6日の名古屋のコンサートを最後に無期限休養に入っている)
最近は柴田淳の方を多く聴いている。
今日も、彼女の「スカイレストラン」を聴きながら、
天川登山口駐車場に着いた。
粉雪ちらちらの平日なので、
当然のごとく登山者は私ひとり。
嬉しい!


さあ、登ろう。


登山道は粉雪で少し白くなっている。


ミヤコザサの上にも粉雪が……




ゆっくり登って行く。


プチ氷瀑。


いいね~


嬉しくなる。


水溜りはすべて凍っている。






もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。
予想通り、誰もいない。
(下山するまで誰にも会わなかった)


展望はイマイチ。


稜線散歩へ。


風が強くて寒い。


タンナトリカブト、


マツムシソウ、


センブリ、


ホソバノヤマハハコなどが、
ドライフラワーのようになっている。


いつもの場所で休憩するが、風が強い。


背振山地の方は雪が降っているかもしれない。


本日の「天山南壁」。


山頂の方へ戻り、




風を避けて、
こんな風景を見ながら、
温かいレモンティーとホットサンドでランチ。
さながら、貸し切りのスカイレストランだった。


柴田淳「スカイレストラン」

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