一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

感謝! ……ブログ「一日の王」への訪問者数が400万人を突破しました……

2020年01月12日 | その他
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ブログ「一日の王」への訪問者数が400万人を突破した。
(閲覧数も1000万PV間近)


ブログを始めた頃は、1日20~30人程度の訪問者数であった。
1日30人としても、
1年で10950人。
10年で、109500人。
100年で、1095000人。
訪問者数100万人までには、100年近くかかる計算であった。(笑)
それが、訪問者が徐々に増え、
1日2000人超えが普通になり、
最近では1日3000人超えも珍しいことではなくなった。


2014年9月28日に100万人突破。
訪問者数100万人突破記念・天山御来光登山 ……秋の花が咲き揃いました……

2016年09月04日に200万人突破。
訪問者200万人突破記念登山・天山 ……いろんな花々からお祝いされたよ……

2018年09月23日に300万人突破。
訪問者300万人突破記念ライブ ……純名里沙 with 笹子重治 Duo Live……

そして、昨日(2020年1月11日)、
ついに400万人を突破した。(ブログに数字が記載されるのは2020年1月12日)
ブログ「一日の王」を開設してから、4528日目での達成である。


訪問者数が100万人突破するまでには約7年かかったが、
100万人を突破してからは、
ほぼ2年おきに100万人ずつ増えていっており、
本来なら400万人突破は2020年の9月頃の予定であった。
ところが、2019年からは訪問者がさらに増え続け、
300万人突破から僅か1年4ヶ月での達成となった。

2009年にコメント欄を閉鎖し、
2017年には、メッセージ欄も閉鎖した。
読者登録ボタンや、
「いいね」ボタンなどのソーシャルボタンも非表示とした。
にもかかわらず、訪問者数に大きな変動はなかったし、
むしろ少しずつ増えてさえいる。
こんな不愛想なブログなのに、有難いことである。

これまでは、
100万人突破、200万人突破、300万人突破と、
それぞれに、記念登山や、記念ライブに行ったりと、
思い出になることを実施してきた。
400万人突破の今回は、
(登山で出会った)ブログ「一日の王」の愛読者から質問されたことに対する答えを記してみたい。


①なぜ、ブログ「一日の王」では、コメント欄、メッセージ欄、「読者登録」ボタン、「いいね」ボタンなどを非表示にしているのですか?

コメント欄、メッセージ欄に関しては、
私自身の多忙が一番の理由である。
約10年前にコメント欄を閉鎖したのだが、
それまでは結構な数のコメントが入っており、
それに対する返事を書くのが大変だった。
礼儀として、コメントを書いて下さった方のブログを訪問し、コメントを記入するのだが、
それにも膨大な時間がかかっていた。
コメント欄を閉鎖することで、読者数が減るのではないかと心配したが、
訪問者数にそれほどの減少は見られず、
むしろ、その後、コメント欄を閉鎖するブログ仲間が相次いだ。
コメント欄を煩わしく感じていた人が案外多かったということかもしれない。

コメント欄の代わりとして(ブログには内容が表示されない)メッセージ欄を設けていたが、
私のブログの内容に対する反対意見のようなものが多く、
メールアドレスが書いてあった方には(時間をかけて)返事も書いていたが、
無反応だったり、「了解しました」の一言であったり、
これも時間の無駄と思うようになった。
他人から意見されても、
この齢になると、自分の考えは変わらないし、変えようとも思わない。
以前、このブログで、

今の私はもう、
新しい知識の習得や人格の向上などなくても一向にかまわないのである。


という言葉を紹介したが、(コチラを参照)
私自身がまさにこの心境なので、(笑)
見知らぬ人との新たなコミュニケーションも必要としなくなったのだ。

「読者登録」ボタンは、登録者数が2千数百人になったところで、非表示にした。
登録者が2000人を超えた頃から
あきらかに私のブログの愛読者ではない、
「自分のブログの登録者数を増やす目的」の登録が増え、
この読者登録ボタンを私自身が煩わしく感じるようになったからだ。
読者登録ボタンを非表示にすることで、
ブログへの訪問者数が減少することも考えられたが、それもまた杞憂であった。

「いいね」ボタンなどの非表示に関しては、
最近は、「いいね」の数を増やすために、
映える写真や、奇抜な記事を掲載する人が多くなり、
それを(自ら)戒めるために非表示とした。
私はよくブログで「いいね~」を連発するが、
他人から「いいね」と言ってもらいたくて言っているのではなく、
私自身が、美しい風景などを見て感動しているときに発しているので、
他人からの「いいね」は必要ない。
他人からの「いいね」を気にすると、
本当に言いたいことを躊躇する恐れがある。
「言いたいことを言い」「書きたいことを書く」ことを貫くためには、
他人からの「いいね」は必要ないのだ。


②YAMAP(ヤマップ)はしないのですか?

昨年(2019年)の夏、作礼山で、美しい女性と出逢った。
とても魅力的な女性だったので、
どんな山歩きをしているのか知りたくて、
「YAMAPか何かやってませんか?」
と訊いた。
最近は、猫も杓子もYAMAPをやっているので、
〈もしや……〉
と思って、訊いたのだった。
その質問に対する彼女の答えに感動した。

「YAMAPは、花の盗掘者に利用されることが多いので私は使いません。私はInstagramで発信しています」

そうなのだ。YAMAPは今や盗掘者の必須アイテムなのだ。
地図入りで、歩いた軌跡も鮮明。撮影場所まで表示してある。
「○○山の自然を守る会」というような団体関係者に話を訊いても
YAMAPのような正確に花の位置がわかるサイトが出てきて、
「盗掘が増えている」
と認識されている方が多い。
YAMAPの利用者の中には、
「なぜ盗掘するのか!」
と憤っている人もいるが、
それが自ら発信したYAMAPの軌跡の所為と思っている人は少ない。
そういう人に限って、詳細に花の場所を表示している。(笑)
最近は、地図や軌跡を表示しない人もいるが、
自己矛盾だし、それではYAMAPをやっている意味がない。(爆)
コメントを書くのが面倒なのだろう、スタンプだらけのコメント欄もよく見かけるが、
それも気持ち悪い。(コラコラ)
私自身は、
登山のレポだけでなく、ブックレビューや映画のレビューも書いているので、
山に特化しているYAMAPは必要としない。
最近の私の山行は、ほとんどが単独行だし、
私しか行かない場所、私しか知らない場所を主に歩くので、
YAMAPに私の知りたい情報はなく、
私しか知らない情報を他人と共有したいとも思わない。
スマホやiPadを片手の登山を、私は登山とは思わないし、
今後もその考えは変わらない。
よって、YAMAPは、私にはまったく必要ないのだ。


③「秘密の散歩道」はどこにあるのですか?

私が「秘密の散歩道」と称している道は一つではなく、
いくつもの道の総称である。
天山にも、八幡岳にも、作礼山にも、鬼ノ鼻山にも、
私にはいくつもの「秘密の散歩道」がある。
それを、季節や天候や時間帯を違えて何度も歩き、楽しんでいる。
希少種の花を発見することも多いが、
新しく発見した希少種の花はブログには掲載しないことにしている。
私のこんな地味なブログにも、珍花ハンターや盗掘者の訪問も多く、
少しの情報でも感知される恐れがあるからだ。
盗掘者ではなくても、場所が知られ、YAMAPに掲載されたら“一巻の終わり”だからだ。
最近はそれくらい敏感になっているし、ならざるを得なくなっている。


ブログの読者が増えることは嬉しいことではあるが、
ことさら増やそうとは思わないし、増える努力もしていない。
これからも、
言いたいことを言い、書きたいことを書くだけである。
“至福の時間”の記録を残すのみである。
訪問者数が500万人を突破するまでブログを運営しているかどうかは分らないが、
私自身が飽きない限りは、続けていきたいと思っている。
乞うご期待。

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