道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

3/18雨の今日は休足日(一皮剥けば…)

2023-03-18 16:40:00 | 日記

昨日の天気予報では
朝方には雨が上がって
日中は曇りになるはずだったのに…

目覚めてみれば
ずっと雨模様になる見込みで…



と言うことで
気温も低いから
やむなく今日は休足日…

なかなか治りそうにないシモヤケには
持って来い?の休みになればいいけど…

そして
午前中はカミさんも出かけたし
休足日兼プチチートデイとするか?

そう思いながら
朝のコーヒーに焼酎を
チョッピリだけ混ぜて…

それだけでも
かなり罪悪感は感じるけど…

でもこれも
プータローだからこそ許されるワガママ?
と言いながら
朝から呑むなんて半ばアル中と同然か?

まぁいいんじゃないか?
最近は昔みたいに
ベロベロに泥酔することも無くなったから…

現役時代は毎週金曜夜には
部活と称する飲み会で
友人たちと一緒に浴びるほど呑んで
正体不明になることもしばしば…

それを思うと
プチチートデイなんて可愛いもんだ

ほのかな酔いも
お昼にカミさんが帰ってくるまでには
すっかり醒めちまうだろうし…








アル中で思い出すのは
元同僚というか元部下のひとり
若い頃に同じ部署で仕事に精を出していた…

僕より2歳年下だった彼は
元々はスポーツマンでマジメな性格

若かった頃はマトモに働いていたが
40歳過ぎに奥さんと別れてからは…

何が離婚の原因なのか
あらためて本人に訊かなかったのは
ヒトそれぞれだから…

子ども3人とも離れ離れになって
やがて痛々しいほどやつれた姿に堕ち…

なんでも僕の知らないうちに
寂しさを紛らわせるアルコールと
水商売の女に惚れてしまう未熟な?女癖で
かなり生活が荒れてしまったようで…

そのうち
足繁く通っていた呑み屋の女に対して
ストーカー問題を起こしそうになったらしく
見かねた同僚から警察沙汰にならないよう
なんとかしてくれと頼まれ…

僕が幹部に昇任する直前に
彼本人や彼の家族と直接話をして…

兎にも角にも全ての原因はアル中で
そのアル中を治すのが先決だから
しばらく入院生活を送り
完全にアル中を治すよう助言?
というより半ば命令みたいに…

入院してアルコールを絶てば
平常心を取り戻すことができらだろうと…

そして
これから何をすべきか
何をすべきじゃないかが
彼にもわかってくるだろうと…

僕が幹部になってしまってからでは
同じ釜の飯を食った同僚であろうと
たとえ警察沙汰にならなくても
勤務に支障が出ればそれ相応の厳しい処分を
下さなければならないと判断して…

幸いにも僕の言うことを聞いてくれ
家族の協力もあってしばらく入院して
なんとかある程度は表沙汰にはならず…

退院後は
それまでの品行やアル中入院経歴も響いて
すでに会社での出世は叶うはずもなく…

最後は辛うじて誰も成り手のないような
閑職リーダーの末席につくことだけは
してやれたけど…

僕が退職して数年後
なんとか定年を無事に迎え退職できたのは
彼にとっては本当に良かったことだと…

いまは
数年前に再婚したどこかの誰かと
二人でひっそりと暮らしているらしい

もう事件なんかは
起こさないよう願ってるが…

だけどおそらく
いまもアル中は完全に治ってないだろう
きっと…

昔からの癖って
そう簡単には治らないものだから
弱い人間ほど…







そんな彼をふと思い出したわけだが
かく言う僕もモハヤ彼と同類のアル中?
でしかないか?

当たらずとも遠からず…

アル中だけじゃなく
誰でも構わない?女癖もほぼ同レベル?

この歳になってもまだ
老いらくの恋だなんて言ってるようじゃ…

まぁ人間なんてそんなもんさ
言い訳するわけじゃないけど…

一人一人は確かに違うだろう
世の中には良い人も悪い人もいる
でも結局は五十歩百歩でしかなく…

良い人も悪い人もそれぞれ
自分の中に必ず善悪が混濁してて
一皮剥けばみんな…

弱い人間だから…

そう思うのは間違ってるだろうか?
穿った見方すぎるだろうか?

歳を重ねると
偏見が強くなっちまって…











先週のマラソン大会の写真
確認してみると
すでにSNSにアップされていて…

真っ赤なキャップを被って
なんとか完走できたジジイのゴールショット

Garminのスイッチを押してるということは
まだまだ余力が残ってるというか
シッカリしてた証か?

それでも実際はかなりヘロヘロで
ゴール後は膝に手をついたまま
しばらくは動けなくて…

通路脇に用意された丸椅子に座って
シューズにつけたチップを
係員の若者に外してもらうのがやっと…

それでも
ゴール前の1キロのペース
42キロのうちでベストに近かったから
ヨシとするか?

坐骨神経痛の痛みを堪えながら
無理やりラストスパートした辛さや苦しさは
いまでもハッキリ脳裏に甦るほど…

それにしても
まったく脚が上がっていないフォームだ
どの写真を見ても…

マトモなときでさえ脚が上がらなかったのに
坐骨神経痛を患うとなおさら顕著に…

トップランナーたちのそれとは雲泥の差?
天と地ほどの…

まぁしょうがないか?
20代や30代の彼らと67歳の素人ジジイを
比べること自体がオコガマシすぎるよなぁ

彼らの真似事は出来ないけれど
これからも
老いぼれランナーはポンコツらしく
上がらない脚を精一杯に上げつつ
粛々と走り続けるだけさ

走れるうちは…



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