今朝は珍しく窓の外から聞こえる
小鳥のサエズリで目が覚めた
いつものスズメじゃない鳴き声
何の鳥なんだろうと思いながら起床
ガチガチに固まった老体をゆっくりと…
毎朝のように
前庭や裏庭にやってくる小鳥たち
何を目指して舞い降りてくるのか?
庭木の実がエサなのか?
そんな小鳥たちのサエズリも
すぐに出勤していく近所の車たちの騒音に
かき消されて一日が始まっていくのだが…
ベッドから起き上がり
いつものように腕のGarminを覗く
今日が何日で何曜日なのか確認するため…
特に大きな予定もない老後生活の日々
日にち感覚も曜日感覚も結構薄れちまって
Garminで確認するのが毎朝の日課に…
今日が月曜日だと認識すると
自室を出て初孫くんのために裏口を開けに…
やがてそのうち
そんなことすらも忘れてしまうかもしれない
あと何年もすれば…
それも初孫くんが小学校を卒業するまでの
あと5年間をなんとかこなせればいいのか?
あと5年ならなんとか持ちそうだと…
いつもの朝のルーティンをこなしながら
半ば今日も雨模様で休足日だと思ってたのに
どうやら小雨から上がったみたいで
ちょっとガッカリ?
ホンネを言えば
あまり乗り気じゃなかった今日のジョグ
できれば今日も休足日にして
少しでもシモヤケを鎮めたかったのだが…
それでも
走れるうちは走らなくちゃと言い聞かせ
冷たい風が吹く中へ飛び込んでいくことに…
この子をお供にして…

先週の大会から1週間が経ち
筋肉痛はすでに消えたとはいえ
シモヤケがどうにも痛すぎて…
ジョグを休んで
完全に治せばいいのかもしれないけど
本当に治りきるのかどうか…
すでに月末の大会本番まで2週間を切り
そろそろ調整に入るような時期になって
ノンビリ構えてるわけにはいかなくて…
それに
昨日一日ジョグを休んじまったので
今日はやっぱり走っておかないと…
錆びついた老体は
少しでも動かすのを怠ると
みるみるうちに錆びが広がってしまい
溜まった錆びを落とすのにひと苦労だし…
痛い足指のシモヤケの負担を減らすように
無意識のうちに踵着地になってるフォーム
それが良くないとは思いながらも…
2キロ手前のちっちゃな美容室
珍しくお客さんの髪をいじってる
キュートな美容師さんの横顔が見えて…
それだけでも今日は走って良かったか?
いつもの団子ヘアーとは違って
アップにした彼女はイケてる熟女の面持ち…
そう喜んではみたもの
シモヤケの痛みが引くわけでもなく
ギコチナイ感じのステップはずっと続いた

シモヤケのせいで決して好調とも言えず
かといってそんなに不調でもなさそうな
どっちつかずに終わった今日のジョグ
寒く感じた割には結構汗もかいて
10キロを走り終えたあと
熱いシャワーを浴びながら
やっぱり走って良かったと実感
汗とともに老体の中に溜まった汚濁も
幾分かは流し出せたような気もして…
それにこんな寒さの中で走るのは
今シーズンはここ数日で終わりかと思うと
それはそれで感慨深くもあって…
来シーズンも同じように走れるという
確たる保証もないからなぁ
実は昨夜から
少し胃の調子が悪いというか
鈍いような痛みが燻ってて…
68で亡くなったオヤジを超えて
来月には古希を迎えることとなったけど…
あんなに頑丈だったオヤジが胃ガンに罹り
一年あまりの後に死んじまったこと
ずっと頭の中に残ってて…
祖父も80半ばまで長生きしたけど
死因は同じ胃ガンで…
そんなことから
いつかは僕も胃ガンを患うんじゃないかと
ずっと前から思ってるのだが…
いくら
医療が進歩した世の中になったとはいえ
胃ガンになって胃を切ったりすれば
もうマトモには走れなくなるだろう
そんなことを思ってると
なかなか寝つけなくて…
朝起きたときもまだ胃の調子は変わらず
トイレの回数もいつもより多めに…
なんでもなければ良いんだけど…
幸いにも
ジョグを終えてからは胃の違和感も薄れ
いつもの感じに戻ったものの…
もし本当に何かの前兆だとすれば…
ヤバいのかなぁ
いや…
考えようによっちゃ
その方が良いのかもしれない
この先
本当にヨボヨボになってしまうまで
生きながらえるよりは…
まだ走れると思ってるうちに
走れなくなってしまうことになれば
それはそれで受け入れざるを得ないのだろう
もう少しは長生きしたいけれど
せめて75歳になるまでは
走り続けていたいけれど…
万が一そうなったら
そうなったでしかないか?
だよなぁ
誰かに惜しまれてるうちに
潰えてしまうのもまた…
それはそれで…
オヤジのように…
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