土曜日の今日は
明日のマラソン大会本番の前日なので
自ずと休足日という段取り
若いランナーたちとは違って
前日に走ったりすれば
たとえ軽いジョグであっても
アラ古希の老体には疲れが残っちまって…
まだ50半ばだった頃には
それこそ身体をナマらせないよう
5〜6キロの軽いジョグをしていたことも…
あの頃はまだマラソンを始めて間もなくて
それこそ元気いっぱいだったよなぁ
10年以上も前ならすでに遠い昔か?
まだ若かった彼女も
今はすっかりお母さんになってるだろうか?
幸せに暮らしてるだろうか?
それもまた遠い昔の話か?
せっかくの好天なのに
大会前日で走れないのはもったいないけど…
しょうがないさ
長い人生でそんなときもあるさ
世の中の全てが
自分のために回ってるはずもないんだから…
良いことも悪いことも…
そんなことを考えながら
朝から翌日の大会本番の準備を…
この子を聴きながら…

いつもの準備を進めながらも
今回は3週間前の遠くの大会のように
真夜中に出発する強行軍じゃないから
割とラクな気持ちでいるけれど…
近くであろうと遠くであろうと
42.195キロ走ることに変わりはなく
それなりの覚悟は必要で…
毎日10キロを走ってるとはいえ
42.195キロは全然違うからなぁ
走ってる人にしかわからないだろうけど…
何といっても大会本番だから
調子が悪いからといって
途中でやめるわけにもいかないし…
自分のペースで走るしかないにしても
メンバーたちと一緒なら
ずっと待っててもらうわけにもいかず
出来るだけ早くゴールしないと…
現役の頃みたいに
僕より遅いメンバーたちがいたときは
そうでもなかったけど…
当時のノリだけで走ってたヤツは
もう今は走らなくなっちまってて…
残ってるのはもともと速かったメンバーと
そしてなぜか身の程知らずの
このポンコツジジイだけで…
当時から
この身の程知らずのジジイが
一番の年長ランナーには違いなかったけど…
まぁみんな仕事とか家庭とか
何かといろいろ忙しいからなぁ
本当に走るのが好きじゃないと
なかなか長続きはしないんだろうなぁ
老いぼれジジイは
マラソンを始めた当時から
環境的にも精神的にも走らずにはいられない
そんなことから走り続けてるわけだが…
そんな
昔のことなんてもういいか?
この老いぼれジジイだけじゃなく
誰だって長く生きていれば
誰にも話せないこといろいろあるだろうし…
こんな錆びてボロボロのジジイが
走らざるを得なかった理由など…
ジジイが走ろうと走るまいと
それこそどうだっていいことか?
どうせ他人の人生なら
何をしようと何をしまいと
自分以外のことなんて
誰も何の関わりないことなんだから…
そういうことだよなぁ
いろいろあったにしても…
みんな同じさ…
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