道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

11/24大会後4連チャンのスロージョグ10㎞(やがては…)

2023-11-24 17:09:00 | 日記

久しぶりに初孫くんの送迎当番

先週末からお嫁さんが休暇だったし
毎日曜の夜にチャラ息子一家と顔を合わせる
一家揃っての夕食会も
僕のハーフ大会があったりして
無かったから顔を合わせなくて…

その間
遅れてきた夏休みのような
或いはひと足早い冬休みのような…

決してだらけていたわけじゃないけど
初孫くんの顔を見て
一気に通常の生活パターンに
引き戻された感じがして…

それはそれでいいのかも…

型にハマった日常生活はつまらないけれど
ある意味で安心感もあり…

同じ10キロのスロージョグでも
どことなく落ち着きを感じる

ということで
走ろうか迷ってた朝方の雨も止んだので
初孫くんを送り出してから
いつものパターンでスロージョグへGO!

今日のお供はこの子をチョイス…



初孫くんの送迎はいつもガレージに近い
裏口から出入りするので気づかなかったが…

走ろうと表の玄関戸を開けると
玄関アプローチに広がる落ち葉模様



写真ではわかりづらいけど
庭もアプローチも一面紅葉🍁でいっぱい…

一見して風情があるようにも思えるが
掃除をする立場である僕にしてみれば
憂鬱な想いも否めず…

だけど今日明日と荒天模様だから
掃き掃除は明後日以降になりそうだと…

それまで
この紅葉たちはこのまま残ってるだろうか?

強い風に吹き飛ばされ
お隣さんやお向かいさん家に
迷惑をかけなければいいが…

おそらく
迷惑をかけることになるんだろうなぁ

そんなことを思いつつ
いつもの緩い下り坂をゆっくり下っていく

日曜日のハーフ大会直後の月曜日を除き
これで4日連チャンのジョグになるけど
すっかり疲れも取れて今日は通常モード

脚の方もいつもの日常パターンに
戻ったということか?

11月も下旬の平日の午前中
冷たい雨の合間を縫って走ってるのは
もちろん変態ジジイしかいなくて…

最初は風も秒速3〜4メートルほどだったが
途中から7〜8メートルの強い西風になり
汗の染み込んだロンTは俄に冷えてしまい…

アラ古希某カオルさんとのデートを
直前に控え風邪など引かないよう
クールダウンもそこそこにして
すぐに熱いシャワーを浴びたが…



タイムとペースは普段どおり
疲れが取れたとはいえそんなに速くもなく…

まぁこれからの時期
雨雪を避けて走れるときに走っとかないと…










走り出して2キロ付近の
ちっちゃな美容室あたりで
しょっちゅう遭遇する
某老人施設の送迎専用車の運転手さん

知人の彼は走ってる僕を見つけて
軽くクラクションを鳴らしてきた

気付いた僕も彼に向かって
走りながら手を振って応えたが
いつからそんな風な挨拶を
彼とするようになったのか?

若いときから
いろんなスポーツ大会で何度か顔を合わせ
挨拶くらいは交わすようになったものの
それ以上の付き合いもなく…

たしか僕より4〜5歳年上のスポーツマン
世間話すらしたこともないし
もちろん一緒に呑んだこともないはず…

お互い会社勤めをリタイアして第2の人生
僕は無職のまま午前中に走る毎日
そんな僕を彼はとある老人施設の送迎車から
毎日見かけることになり…

そんなに親しくもなかったのに
広い街中のどこかですれ違うたびに
お互いに手を挙げて挨拶する仲に…

でもおそらく
僕と彼の間柄にそれ以上の進展はなく…

彼は僕を見つけるたびに
クラクションを鳴らして手を挙げ…

僕はそんな彼に
手を振ったり軽く会釈したりするだけで…

そのうちやがてお互いに年老いて
走ることも送迎車の運転もやめて
顔を合わせることも
なくなってしまうのだろう

そんな時期がやってくるのは
いまから何年後になるんだろう?

すぐなのか?
まだまだ先のことなのか?


何年か前に2025年問題というのが
クローズアップされたことがあって…

2025年というのは
いわゆる団塊の世代の人たちが
75歳の後期高齢者になる年で…

たくさんの人たちが後期高齢者になることで
社会保障費とか医療費関係が増大し
生産者年齢の人たちとのバランスが
取れなくなってしまうということらしい

すでにその傾向は始まっていて
年金面でも著しくなってるようだが…

本当の問題はそれ以降どんどん大きくなり
2040年問題などと言われたりもしている

2040年まで僕がもし生きてるとすれば
ちょうど85歳くらい
まさしく本物のジジイになってると…

生きてればの話だが…

おそらくそんな歳になって走れるわけないし
自分にかかる医療費も増えてるだろうし
ひょっとして老人施設なんかも満杯で
入所できない時代になってるかも…

施設自体も老朽化してるだろうし
果たして新しい施設が増えてるのかどうか?

まだ僕には実感として湧かないけれど
老人施設で働く知人と挨拶を交わした後
いつの日かは彼も僕も
老人施設に厄介になる日が訪れるのだと…

そんな思いに駆られた今日

通常の生活パターンに戻れたと
ひと安心する一方で
そんな暮らしを一体いつまで続けることが
出来るのだろうかと漠然とした不安も…

コロナ禍で満足に面会もできないまま
旅立ってしまったバアさんの悔しそうな顔

やがては走ることができずに
悔しい顔をする日が僕にもくるのだろうか?

やがては…