おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2021東京河川ポタリング『善福寺川』④水源の「善福寺公園」

2021-12-11 06:49:29 | まちま~い

下流の「神田川」合流点からさかのぼりついに『善福寺川』の水源「東京都立善福寺公園」に到着です。

公園の出口にあたり最上流にある「美濃山橋」が『善福寺川』の出発点です。

『善福寺川』はここをスタートに下流に流れていきます。

「善福寺公園」は善福寺池を中心にできた公園で、池の水はかつては「神田上水」の補助水源として利用されたほど澄んでおり、湧水量も多く、武蔵野三大湧水池のひとつとして知られ ていました。池の名称は、昔、この付近にあった寺の名からとったと伝えられています。

「上の池」と「下の池」に分かれ、両方で約37,000平方メートルあり、公園全 体の47%を占めます。池にはカモ、カイツブリ、バンなどの水鳥やカワセミも来ます。『善福寺川』に繋がるのは「下の池」です。

更に上って行くと「上の池」があります。「下の池」と「上の池」は繋がっています。

「上の池」には善福寺池の湧水のひとつ「遅野井の滝」があります。

その起源は古く、言い伝えによると文治5年(1189年)、源頼朝が奥州征伐に向かう途中、この地で飲料水を求めるために土を掘りました。しかし折からの干ばつでなかなか水が出ず、自ら弓の筈(はず)で土を7か所掘ると、しばらくしてその7か所に水が湧き出たといわれています。

水の出を「今や遅し」と待ったところから「遅の井」と命名されたそうです。現在は泉が涸れてしまったので、新たに井戸を掘り、ポンプで汲みあげて遅の井の滝として復元しています。

また、「上の池」には「弁財天」もあります。

「善福寺池」は井の頭公園の「井の頭池」、石神井公園の「石神井池」と並び武蔵野三大湧水池として知られています。池を中心に、憩いの場として整備され、それらをグルリと一周すると井の頭公園の池を一周するくらいの距離感。そのため、休日でさえ井の頭公園のような賑やかな感じはなく、地元の方がお散歩しにくるスポットといった感じです。

「中野富士見町」から「都立善福寺公園」までの約10kmの『善福寺川』ポタリング完走です。

 

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