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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  阿蘇山の火山性活動と今日発生した日向灘を震源とするMj6.4の地震

2022-01-22 12:50:18 | 火山 地震 津波 
 前回記事の続きになります。
 実はこのエリアを震源とする目立つ地震ですが、阿蘇山の火山性活動の活発化とやや連動している傾向が有るような気がしなくもない感じもします。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%98%87%E5%B1%B1

阿蘇山
(中略)
2007年(平成19年) 噴火警戒レベル1[41]
2011年(平成23年) 東北地方太平洋沖地震以降、火口北西側10km付近の地震活動が一時的に増加。
2014年(平成26年) 噴火警戒レベル2[42]
2015年(平成27年)9月14日 9時43分、中岳第一火口より噴火[43]。噴石及び噴煙(上空2,000m)の発出が確認されたため、噴火警戒レベル3[44]。
2016年(平成28年)4月16日 午前8時半頃から約10時間、中岳第一火口でごく小規模の噴火。熊本地震 (2016年)の強い揺れにより火口壁が崩落、崩れた土砂が火山ガスや蒸気で噴き上げられたとみられている[45]。
2016年(平成28年)10月8日 午前1時46分ごろ、海抜高度11,000mに達する噴煙を上げる爆発的噴火が発生した。爆発的噴火は1980年1月26日以来の発生であり[46][47]、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ[48]。
2019年(平成31年)
3月29日 11時00分 中岳第一火口から噴火の可能性低下により、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ[49]。
4月14日 14時30分 火山性微動の振幅増加により噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げ[50]。
4月16日 18時28分 中岳第一火口噴火確認 噴煙高度推定200m 気象庁発表[52][53]。
2021年(令和3年)
10月20日 11時43分 中岳第一火口で噴火が発生。この噴火に伴い、火砕流が西の草千里方面へ1.3km流れ下った。噴火警戒レベルを3に引き上げ[54][55][56]。

引用終了

 阿蘇山は去年の10月20日に噴火が発生してます。
 今日の地震は阿蘇山の噴火の後から数カ月と言うタイミングで発生しました。
 では2019年4月からの噴火ですが、その後に日向灘の地震はと言うと

                    Mj  最大震度
2019年5月10日 20時40分ごろ 日向灘 4.8   2
2019年5月10日 13時54分ごろ 日向灘 4.2   1
2019年5月10日 9時07分ごろ    日向灘 4.9   3
2019年5月10日 8時48分ごろ    日向灘 6.3   5弱
2019年5月10日 7時43分ごろ    日向灘 5.6   3
2019年4月8日 7時29分ごろ    日向灘 3.0   1
2019年3月27日 18時11分ごろ 日向灘 3.7   1

と言うわけで阿蘇山の噴火後の1カ月弱で日向灘の地震が発生。
 その他では例えば、

                    Mj  最大震度  
2017年3月3日 0時08分ごろ   日向灘 4.0   3
2017年3月2日 23時53分ごろ   日向灘 5.2   4
(中略)
2016年11月5日 16時57分ごろ 日向灘 4.3   2
2016年10月22日 3時33分ごろ 日向灘 4.4   4
(中略)
2016年6月7日 23時58分ごろ    日向灘 2.7   1
2016年5月16日 17時50分ごろ 日向灘 4.7   3
2016年3月30日 6時37分ごろ    日向灘 3.2   1
(中略)
2015年11月4日 0時55分ごろ    日向灘 4.1   3
2015年9月13日 16時03分ごろ 日向灘 3.5   1
2015年8月28日 10時12分ごろ 日向灘 3.4   2
2015年8月26日 7時51分ごろ    日向灘 5.2   4

 阿蘇山の噴火が先行して発生している場合と、後に発生している場合とマチマチな感じです。
 阿蘇山の火山性活動が今後どうなるのか、と言う点は注目しています。

仕組みとアプローチ -  日向灘を震源とするMj6.4の地震発生 最大震度5強

2022-01-22 11:27:54 | 火山 地震 津波 
 今日の1時8分頃に日向灘を震源とするMj6.4の地震が発生し、大分県と宮崎県で最大震度5強の所がありました。
 最近のこのエリアを震源とする有感地震は次の通りです。

                    Mj  最大震度
2022年1月22日 1時08分ごろ   日向灘 6.4   5強
2022年1月19日 3時34分ごろ   日向灘 3.9   1
2022年1月4日 5時06分ごろ   日向灘 2.9   1
2021年7月26日 13時22分ごろ 日向灘 2.9   1

 と言うわけで有感地震は何と約半年間も空白期が有りました。
 つまりストレスが貯まっていたと言う事になるのでしょうか。
 これだけ空白期が長いとやはり目立つ地震となりやすいかも、と思えます。
 今年に入って1月10日にケルマデック諸島エリアでMw6.1の地震が有り、その2週間以内である今日に今回の地震となりました。
 ケルマデック諸島エリアの目立つ地震との関連性は傾向則として以前に何度も記事(但し以前は「ケルマディック」と書いていました)にしています。
 また2週間前よりも前になりますが、バヌアツでもMw6以上の地震が発生しています。
 EMSCで今年に入ってから発生したMw6以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

Depth  Mw
2022-01-21 16:08:37.4  32.77   N 132.04 E  42 6.3 四国, 日本
(中略)
2022-01-10 00:06:31.2   33.85  S 179.64 E  10 6.1 ケルマデック諸島の南
(中略)
2022-01-03 09:46:38.0   24.08 N 122.26 E   30 6.2 台湾地域
2022-01-03 02:09:46.7   13.15 S 166.85 E 125 6.0 バヌアツ

引用終了

 と言うわけでバヌアツも広義に解釈して入れるとですが、ケルマデック諸島エリアとダブルで来ていたわけです。
 そして台湾エリアでもMw6.2と言う目立つ地震が発生してました。
 これだと時計回りでウネリが到来したと言う感じでしょうか。
 このあたりはEMSCを閲覧していてわかっていたのですが、以前に当ブログで何度も記事にしているので今更また書く程でもないか、と思っていたらやや目立つ地震となりました。
 最近はトンガ沖の噴火による異常潮位と言い、今回の地震と言い、深夜に襲ってケースが多いので気になります。
 熟睡しているとスマホの音程度だけでは目が覚めない事も有るので、対策は個人個人が考えて実施するしかないのが現状です。
 
 


仕組みとアプローチ -  火山の大規模噴火で食糧や水などの物資輸送がどうなるのか

2022-01-19 23:32:40 | 火山 地震 津波 
 トンガ沖の大規模噴火で火山灰が飛行場を覆って航空機が着陸できない、とかの状況のようです。
 では船なら物資輸送できるのか?と言うと噴火による軽石がどれだけ漂っているかによる、と言う事なのでしょう。
 トンガの場合は今回の噴火後にどうも自動車は一部走っているようです。
 噴火の規模や継続期間、気象などにもよりけりなのですが、例えば噴火が継続した場合は航空機が火山灰をエンジンに吸い込むとダメな場合はそのエリアは飛行できないでしょうし、また火山灰の降下が継続していたり降り積もった火山灰が風で舞い上がっている状況ならば、ガラスが傷つくので自動車のワイパーが使えないとか、電車は電源ダウンや電線の火山灰等で使えない、とか多々有りそうです。
 大規模噴火の場合は大体において予兆がわかる事が多いのですが、そうでない事も有りえます。
 なので日頃の水や食料などの備蓄はやはり必要なのでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  ダイコンの豊作と余剰、そしてダイコン消費が有効と思える理由

2022-01-18 17:32:17 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 ダイコンが全国的に豊作なのと需要がそれに応じて増えていないとかで価格下落や余剰分の廃棄が問題となっているようです。
 当ブログでは2021年12月8日に、サブタイトル、[ダイコンが豊作で安価 十分に食べるのは「農家応援の為」だけでなく「自分の為」]、で書いた通りで新型コロナウィルスを始め様々な血栓関連の病気に対して有効な事を既に記事にしています。
 個人としてはダイコンは5日に1本程度は食べていて、皮や葉は味噌汁やスープに、そしてその他の大部分はなるべく生のダイコンおろしやダイコンの漬物で食べるように心がけています。
 理由はダイコンに多く含まれる消化酵素、ジアスターゼが高温では分解して効果をなさないからです。
 ダイコンおろしをどう利用するか、と言うとそれは様々ですが、まずは納豆と混ぜるパターン、それからハンバーグとか焼肉とかで醤油やソース、バーベキューソースなどとダイコンおろしを混ぜてで味わうとかが美味しですね。
 それから鳥のから揚げやチキンナゲットなどもダイコンおろしと醤油やその他のタレで個人の好みのものを混ぜると美味しく食べられます。
 消化酵素が多く含まれるだけでなく、血栓予防効果も有るようなので新型コロナ対策には有効と思われるのにダイコンの消費が減少してダイコンが余って廃棄処分も多いと言うのはこのご時世には「時代にそぐわないおかしな話」かと思えます。
 安くて国産品愛用になるダイコン消費をもっと皆が意識して行けば、インバウンド需要が激減した今の日本で外貨流出防止効果が高く、また新型コロナ対策にもなるし、と言うわけで経済効果の面で良い事ずくめなはずなわけで、これこそ公共事業の一環として補助等で消費サポートすべき事なのではないでしょうか。
 何でダイコン消費に国や自治体などの公的支援がなされないのでしょうか。
 
 

仕組みとアプローチ -  トンガ沖の火山噴火と目立つ地震の関係

2022-01-17 18:54:05 | 火山 地震 津波 
 トンガ沖の火山噴火と目立つ地震について調べてみました。
 まずトンガエリアでMw6.5以上の地震についてEMSCのデータを見ると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

                         Depth Mw
2020-10-01 01:13:33.5  19.45 S 174.22 W  10 6.5 トンガ
2019-11-04 22:43:32.1  18.53 S 175.31 W  10 6.6 トンガ
2017-11-04 09:00:19.6  15.29 S 173.32 W  10 6.8 トンガ
2015-03-30 08:48:25.7  15.46 S 173.02 W  10 6.5 トンガ
2014-06-29 17:15:10.1  15.05 S 175.50 W  10 6.6 トンガ
2012-04-28 10:08:04.0  18.59 S 174.67 W  100 6.6 トンガ
2011-09-22 23:07:02.0  15.41 S 175.21 W   2 6.5 トンガ
2009-11-24 12:47:17.0  20.57 S 173.38 W  60 6.8 トンガ
2009-03-19 18:17:37.9  23.00 S 174.72 W  10 7.9 トンガ地域
2008-10-19 05:10:34.6  21.73 S 173.90 W  30 7.0 トンガ
2006-05-03 15:26:34.6  19.99 S 174.21 W  20 7.8 トンガ

引用終了

 そして噴火については、

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AC#2009%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%99%B4%E7%81%AB

フンガ・トンガ
(中略)

2009年の噴火
詳細は「2009年トンガ海底火山噴火(英語版)」を参照

2009年3月25日時点の衛星画像。フンガ・ハアパイ島の南に新しい土地が現れており、雲がフンガ・ハアパイ島と新しい土地の間を覆っている。新しい土地の南端にある円が火山の位置である。火山の周りにある海域が明るい青で示されており、灰、岩など火山の破片を示している。植物で覆われた土地は赤で示しており、フンガ・トンガ島が植物に覆われている一方、フンガ・ハアパイ島が黒になっており、そこの植物が灰に覆われたが、死亡したとみられる。
2009年3月16日、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ近くの海底火山噴火により蒸気、煙、軽石、灰が海上数千フィートに吹きあがった[15][16]。3月21日、トンガの地質学者ケレピ・マフィ(Kelepi Mafi)は溶岩と灰が無人島のフンガ・ハアパイ島と沖合約100mの場所から吹き出ていると報告した。

(中略)

2014年から2015年にかけての噴火

フンガ・トンガの噴火を示す、2014年12月29日の画像。
2014年11月から12月にかけて、トンガ北部で火山活動と一連の地震がおこり、火山活動が再び活発になった[20]。

12月19日、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイで噴火が起こり、現地の漁師が海底火山から白い蒸気の柱が昇っていると目撃した。12月29日に撮影された衛星画像では煙や灰が吹き出て、海水の色が変わっている(水面下で煙と灰が噴出したか、噴火が海底にも影響を与えたためとされる)など噴火が続いていることを示した[21]。噴火は2015年に入っても続き、1月6日には火山灰による雲が上空3kmまで舞い上がった[22]。

1月11日、火山灰が上空9kmに舞い上がり、12日にはニュージーランド航空の飛行機がサモアに転じることを余儀なくされ、ほかのニュージーランドとトンガ間の国際便が欠航した[23]。13日にも火山灰が上空4.5kmに舞い上がったほか、大量の窒素とリンが海底に放出されたため、藻類が大量発生して赤潮が起こった[20]。

(中略)

2021年12月から2022年1月にかけての噴火
詳細は「2022年のフンガ・トンガ噴火」を参照

2022年1月15日の噴火を捉えた気象衛星GOES17号からの画像
2021年12月20日に再び噴火し、首都ヌクアロファからも見えるほどの高度18kmに達する巨大な噴煙が立ち上った[35]。ニュージーランドの航空路火山灰情報センター(ウェリントン)は航空会社に対し、航空路火山灰情報を発表した[36]。爆発音は170km離れた地点でも聞こえたと報じられた[37]。最初の噴火は12月21日午前2時まで続いた[35]。その後も活動は継続し、12月25日に撮影された衛星画像では、島の面積が拡大したことが確認された[38]。

火山活動は1月5日には一旦弱まったが[39]、1月13日に高度17kmにも達する火山灰雲を大気中に放出して活動を再開した[40]。続いて、政府当局は津波警報を発令した[41][42]。1月15日、再び激しい噴火を起こし、前年12月20日の噴火よりも約7倍強かったとみられている。

引用終了

 と言う事で2009年3月の噴火ではその約5カ月前にMw7の地震が有り、2014年~2015年の約5カ月前にMw6.6の地震が有り、そして今回の2021年12月~1月の噴火の前はやや長い空白期であったようで2020-10-01 にMw6.5の地震が有りました。
 少し違いますがパターンはやや似ている感じもします。
 そして見落としてはならない点が有り、それは2009年3月16日の3日後の3月19日にMw7.9の大地震が発生している、と言う点です。
 今回はどうなるでしょうか。
 大地震や津波が無い事を祈りますが実際にどうなるのか、と言うのは「神のみぞ知る」としか言えません。