快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  そもそも津波の高さなんて予測できるワケがないと考える理由 その4

2021-03-23 00:01:50 | 地震 津波
 もう一つ、仮にですが他の震源域で発生する連鎖地震が無く、一つの震源域で発生する地震だったとしても、これで津波が想定外に大きくなるケースはまだ有ります。
 それは例えば本震で発生する津波が、一つは迂回ルート、半迂回ルートなどで海岸に押し寄せ、もう一つはその後の余震で発生する津波が最短ルートで特定の地点に到達する時などにこれらが合成波となって津波の高さが異常に高くなる、と言うケースです。
 では本震が発生した後にどのような余震が発生するのかはを予測できるのか?となるとそれは現状の技術では不可能です。
 と言うロジックでやはりこの観点で考えても「津波の高さなんて予測できるワケがない」と言う事になります。

仕組みとアプローチ -  そもそも津波の高さなんて予測できるワケがないと考える理由 その3

2021-03-22 12:14:17 | 地震 津波
 仮にですが他の震源域で発生する連鎖地震が無く、一つの震源域で発生する地震だったとしても、これで津波が想定外に大きくなるケースも有るはずです。
 それは例えば地震で発生する津波が、一つは最短ルートで海岸に、もう一つは海底地形や海岸地形などにより迂回ルートで、或いは半迂回ルートなども含めて特定の地点に到達する時にこれらが合成波となって津波の高さが異常に高くなる、と言うケースです。
 津波は第一波、第二波、第三波などがあるわけですから、そのタイミングと合ってしまえばダイレクトな最短ルートと迂回ルート、半迂回ルートなどの津波が合成波となって有る特定の海岸に押し寄せるケースは確かに有るはずです。
 では「津波に関してどのような迂回ルートや半迂回ルートなどが発生するのか」ですが、これについてはたかだか地震波の解析程度などではわかるはずもありません。
 と言うわけでやはりこの観点で考えても「津波の高さなんて予測できるワケがない」。
 そういう結論しか出て来ません。

仕組みとアプローチ -  そもそも津波の高さなんて予測できるわけがないと考える理由 その2

2021-03-22 07:35:07 | 地震 津波
 津波の高さが予測できるわけがないと考える理由としては、他に何が有るか?ですが、その1つは次の通りです。
 「地震によって海底地すべりやがけ崩れなどが発生した場合にも津波が起きる可能性は少なくないが、この海底地すべりや崖崩れなどは地震波には現れない、か或いは現れてもごく僅かでその規模や性質などがわからない」と言う点です。
 検知される地震波程度では海底で起きる地形変化の詳細状況がわからないわけで、詳細を知るには実際にソナーなどで確認しなければなりません。
 しかしそれには時間がかかる。
 なので迅速な避難に有効となる津波予測に活用できるようなデータ収集は現在の技術でまず不可能なはずです。

仕組みとアプローチ -  そもそも津波の高さなんて予測できるわけがないと考える理由 その1

2021-03-21 13:36:04 | 地震 津波
 先日に発生した宮城県沖の地震(Mj6.9)では津波予測や注意報等が確認されない内に、兎に角高台等に逃げた人が多かったようです。
 それだけ東日本大震災で学習したと言う事なのでしょう。
 ところで津波の予想って実はほぼ不可能に近いケースが多い、と思っているのでいくつかの理由を記事にして行きたいと思います。
 その一つは、「大地震とそれに連鎖する地震が起きた場合に、連鎖地震による津波も発生する可能性もゼロではないわけで、両者による合成津波があるエリアに到達する可能性は想定しておかなければいけない」からです。
 では「地震が連鎖する可能性は予測できるのか?」となると地震の予測なんてできません。
 なので「津波高さの予測なんてできるわけがない」。
 これ当然です。

仕組みとアプローチ -  昨日は宮城県沖でMw7.0(Mj6.9)の地震発生 そして対称性原理

2021-03-21 11:39:51 | 地震 津波
 昨日は宮城県沖でMw7.0(Mj6.9)の地震が発生しました。
 この地震を含むMw6以上の地震は3月16日以降、EMSCデータで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2021-03-20 09:09:46.5 38.52 N 141.55 E 60 7.0 本州の東海岸付近
2021-03-20 05:19:31.3 59.65 S 150.21 E 10 6.1 マッコーリー島の西
2021-03-18 00:04:06.5 36.92 N 5.21 E 10 6.0 アルジェリア北部
2021-03-16 18:38:23.0 54.80 N 163.13 E 20 6.6 カムチャツカの東海岸沖

引用終了

 3月16日にはカムチャツカの東海岸沖でMw6.6の地震が発生してました。
 今回も先月13日の福島県沖地震と同様に震源はやや深く60kmで、しかも逆断層型との事です。
 関連する事は当ブログで2月15日以降だけでもいくつかあるので、タイトルと投稿日を挙げておきます。

仕組みとアプローチ -  今年の年間最大満月は5月26日 そして今月の満月は29日
2021/03/15 00:30:11

仕組みとアプローチ -  逆断層型地震や太平洋プレート内部型地震が続くのは気になる
2021/03/10 00:48:56

仕組みとアプローチ -  対称性原理が地震だけでなく火山性活動とも合わせて現実化している事例
2021/03/06 16:32:33

仕組みとアプローチ -  日本の地震と有るエリアの地震の対称性原理
2021/03/06 08:45:16

仕組みとアプローチ -  ケルマデック諸島エリアでMw8.1の地震 そしてバヌアツ、NZエリアでもMw6以上の目立つ地震発生
2021/03/05 09:05:52

仕組みとアプローチ -  バヌアツとロイヤルティ諸島エリアの両方でMw6以上の地震が多発
2021/02/20 09:34:46

仕組みとアプローチ -  日本を含む環太平洋の目立つ地震や火山噴火とハワイ・キラウエア火山の噴火とその再開
2021/02/15 20:13:24

 今後どうなるのか?については定かでないものの多々考えていますので、気が向けばですが次回以降に記事にするかも知れません。