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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  江東区築地 と言う案について

2017-06-19 08:13:20 | 地震 津波
 前回の記事はわかりやすく言うと「少なくとも江東区豊洲の一部を築地と言う名称に変更する案」だったわけですが、この考え方も更に4つ有ると筆者は考えています。
 第一案は現在の豊洲市場予定エリアだけを江東区築地にする案。
 これなら手間はかからない方ですが、築地が中央区と江東区で飛び地になってしまうと言う短所が有ります。
 第二案は現在の豊洲市場予定エリアと豊洲の他のエリアを江東区築地にする案。
 これなら豊洲市場予定地以外も「築地」ブランド名の恩恵を受ける事も可能ですが、一方でこれまでの名称を失う事でもあるので、その地域の住民や企業の意向次第でしょう。
 そして江東区築地を中央区と繋げる事は可能ですが、中央区築地と直接繋がる事にはまだなりません。
 第三案は、現在の豊洲市場予定エリアと更に勝どき、晴海、豊海などのうち少なくともいずれか一部のエリアを「中央区築地」に名称変更して、江東区とつなげる形にする案です。
 これで中央区築地と江東区を繋げる事は可能ですが、まだ中央区築地と江東区築地が直接繋がる事にはまだなりません。
 第四案は第二案と第三案を組み合わせるものです。
 これで中央区築地と江東区築地を繋げる事は可能です。
 地名などをそうそう簡単に変更できるものではないのでは?と言う考え方もあるかも知れませんが、各自治体で県庁所在地の市が周辺の町村を合併して拡大している例がかなり多い事、更に同じ区の中でならもっと容易に名称変更できるのではないか?と言うのが筆者の見方です。
 

仕組みとアプローチ -  豊洲移転問題  築地ブランドをどう保てるか

2017-06-18 20:29:41 | 地震 津波
 豊洲移転問題は、豊洲に市場機能を移転させ築地市場(中央区)も活用する方法で決着する見通しのようです。

引用開始(一部抜粋)

https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00m/040/220000c

小池知事
豊洲移転で決着へ 築地跡地も活用

毎日新聞2017年6月17日 09時00分(最終更新 6月17日 11時17分)

週明けにも表明へ

 東京都の豊洲市場(江東区)への移転問題が、豊洲に市場機能を移転させ築地市場(中央区)も活用する方法で決着する見通しとなったことが関係者への取材で分かった。15、16両日に開かれた庁内組織「市場のあり方戦略本部」で都がまとめた案を一部採用する。

引用終了

 と言うわけで、実質の市場機能が移転する方向の様です。
 それで課題となっているのが、「築地」ブランドをどの様に残して行くか、そして活用して行くかなのですが、筆者は次の様な事を考えています。
 やや荒っぽい考え方かも知れませんが、結論から書きますと、「豊洲に於いて少なくとも豊洲市場が有るエリアは名前を『築地』にしてしまってはどうか?」と言う事です。
 「中央区と江東区で異なる区なのにおかしいのではないか?」と言う疑問も有るかも知れませんが、異なる区で同じ名前の所は存在します。
 有名なのは名古屋市西区の名駅と中村区の名駅です。
 なので別におかしくは有りません。
 特に外国人にとっては「築地」の名前が観光ポイントであって、どっちの区かはあまり問題ではないケースが多いのではないかと考えています。
 そうすると築地は1/20でもごく一部を現在の位置に残せば、「移転」と言うより「拡張」と言う名目を保てるわけです。
 そして現在の築地で空いた土地のごく一部だけでも防災拠点を構築すれば、より安全な観光資源としての「築地」の価値を維持、或いはうまく行けば増大できるかも知れない、と考えています。

仕組みとアプローチ -  カムチャッカのシベルチ火山で近年の全世界の噴火の中で最大級の爆発的噴火が発生

2017-06-16 22:35:06 | 地震 津波
 カムチャッカで大きな火山噴火が有ったようです。

引用開始(一部抜粋)

http://earthreview.net/biggest-eruption-of-volcano-shiveluch-kamchatka-16-june-2017/

カムチャッカのシベルチ火山で近年の全世界の噴火の中で最大級の爆発的噴火が発生。1万2000メートルの高さに達する巨大なキノコ雲が立ち昇る
(中略)
同じカムチャッカでは、クリュチェフスカヤ山という火山も同時期に噴火を続けていまして、地域として非常に火山活動が活発化しているようです。
それにしても、本当にものすごい噴煙ではあります。
(中略)
カムチャッカの火山の大噴火が日本に直接影響を与えることはないでしょうが、しかし、今回のシベルチ山のような大噴火が他でも頻繁に発生しますと、日照などを含めて、寒冷化など気候に影響が出るかもしれません。

引用終了

 プレートの勢いは少なくともカムチャッカ方面では活発、しかしカムチャッカエリアでは固着(アスペリティ)が少ないのでスムーズに滑っているが為に地震はさほど大きなものが無く、火山噴火で現れている、と言う状況なのでしょうか。
 この活発な勢いが今後、時計回りで日本から去って行くのか?それとも反時計回りで日本に近付いて来るのか? そしてそれは火山噴火で現れるのか?それとも地震で現れるのか? となるとこれもはっきりとはわかりません。
 6月21日になるとM7以上の世界的な地震空白期は約5ヶ月となりEMSCでの空白期記録は大幅な更新となる事、そして6月21日の夏至、6月24日の大きな新月となる事、などを考えると筆者は6月20日の長潮から6月末、或いは7月上旬は注目かと思います。
 ただこれが仮に来るとしても地震で来るのか火山で来るのか、そしてそれが大規模なもので来るのか、中小規模なものの多発で来るのかと言うのはわかりません。
 
 

仕組みとアプローチ -  ケルマディック諸島エリアでM5.9の地震発生

2017-06-15 12:29:02 | 地震 津波
 先程、ケルマディック諸島エリアでM5.9の地震が発生しました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-06-15 00:26:22.2
2hr 44min ago
30.48 S 178.00 W 80 5.9 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND

引用終了

 以前の記事の通り、「ケルマディックの傾向則はM6以上の場合」としたので今回は0.1足りずに傾向則の適用は見合わせです。
 ただこの判断は微妙なところです。
 世界的にM7以上の地震空白期が4ヶ月以上も続き、EMSCでの空白記録更新中であり、確率的にはそろそろと言う可能性は考えられる事、そして先日は中米でM6.9の地震が有った事、更に6月21日は夏至、6月24日は大きな新月、と多くの要素が同時に存在していて通常よりもどちらかと言えば要注意かと思うのですが、先日の記事でも書きました通り、ここ数年の傾向則が通用しない感じも有ったので迷う所です。
 「6月末まで環太平洋西側の北半球、緯度で言うとフィリピンやマリアナ諸島以北でM6以上の地震が発生するのかどうか」と言う点には注目しています。

仕組みとアプローチ -  現時点まででは、前回記事にした傾向則は今回「再現性無し」です

2017-06-14 22:43:43 | 地震 津波
 現時点では熊本地方、橘湾等で有感地震は発生しておらず、前回記事にした「離れた複数の計測地点で地震計のRMS振幅データが相対的に乖離した時にはやや目立つ地震が発生しやすい と言う傾向則」は再現性が無かったようです。
 ストレスは既に発散済みだったのでしょうか。それとも次の乖離あたりで発震となるのでしょうか。
 一方、今日はやや目立つ地震が中米で発生しました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-06-14 07:52:44.0
5hr 30min ago
14.85 N 91.80 W 116 5.0 GUATEMALA
12 VI 2017-06-14 07:29:06.3
5hr 53min ago
15.10 N 91.76 W 120 6.9 GUATEMALA

引用終了

 M6.9までは来ているのですが、M7には届いておらず、M7以上の地震について世界的な空白期は依然継続中でEMSCデータ開始以来の記録更新中です。
 「このような状況はここ十数年無かった事」、と言う事は「ここ数年のデータで確認された傾向則など通用しない」と言う事なのか、それとも近々元に戻るのでしょうか?
 雲仙岳と霧島山に於ける地震計のRMS振幅データ、そしてそれ以外のエリアのRMS振幅データについて、相対的な観点で乖離が今後発生した場合に地震がどうなるのかなど、動向を見守るしか有りません。