快気分析

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仕組みとアプローチ -  日本で魚離れ起きているのは何故か その1 

2022-06-05 17:17:07 | 国富の獲得か流出か
 日本で魚離れが起きていると最近のデータでわかるそうです。
 世界では寿司ブームだのフランスとかでカニカマがかなりしょくされているとかで健康、美容に良いと魚食志向が強くなっているのに何故このような現象になるのでしょうか。
 原因は多々有るかと思うのですが、その1つに「魚を捌くのに熟練が必要な事が多く面倒な事」が有ります。
 そもそも魚介類を本格的に捌くには出刃包丁とか刺身包丁などを使うのが本来であって、通常の家庭用洋包丁などでは魚介類を捌くのがやりにくい、と言う点が有ります。
 また包丁を使ってさばいていると、慣れていないと手を切ったり、或いは魚の骨やヒレなどでケガをするリスクも高くなります。
 そもそも通常の洋包丁は肉などの洋食系の食材向けに出来ているのでそれを魚介類に使おうとしても無理があるかと思います。
 私自身も以前は魚を捌くのに出刃包丁や刺身包丁などを使った事が有り、慣れると洋包丁などよりも遥かに使いやすかったのですが、次第に魚が加工されてから販売されるようになって包丁を使わなくなってからは、再度、刺身包丁などを使おうと思っても何だか不慣れでケガでもしないかと不安なので、今は包丁は殆ど使っていません。
 それでどうしているのか?と言いうと、結論から言えば「キッチンばさみ(料理ハサミ)を主に使っている」のです。
 例えばですがマイワシなら手捌きと言うのさえ有るわけで、包丁を殆ど使わずに捌けるのなら、キッチンばさみ(料理ハサミ)を使えば、まあそれよりはマシな捌き方ができる、と言う想定で結構重宝してます。
 確かに事業として寿司屋とか刺身販売とかしているなら、それなりの包丁などを使わないと切り口の見た目や味に影響し、また骨に肉部が多く残ってしまい商売としては経済効率が悪くなってしまいます。
 しかし家庭で自分だけとか家族だけとかが食べるだけ、しかも今のマイワシのようにお手頃価格な場合にはキッチンばさみでチョキチョキ切ったり、或いは包丁に近い感じで使ったりで多少は刺身包丁などに比べて非効率でも安価である程度の味は楽しめます。
 骨にやや多く肉部が残ってしまっても、それを骨ごと汁にすればそれなりにまた使える事も多いです。
 「日本人の魚離れ」はキッチンばさみ(料理ハサミ)をもっと周囲の目を気にせず気楽に使う風潮でかなりは防ぐ事ができるのではないでしょうか。
 それと前回の記事でも書きましたが、半解凍だと内蔵や血がドロっと出ないので、鋭い包丁とかでなく簡単に使えるキッチンバサミ(料理はさみ)でも捌きやすいのです。


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