こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。
株式会社TKCの発行する「戦略経営者」11月号の中にある酒屋の記事が出ていました。他の酒販店との差別化のため、他社が扱っていない地酒に商品構成を絞り込み、成功している酒屋さんの戦略が書かれていました。
私がその中で、注目したのは、「消費者を対象にした『飲む勉強会』」。他社が扱っていない商品は、消費者も知らないため、蔵元を講演に呼んだり、現地視察をおこなうなど「顧客の育成」に取り組んだことが、成功につながったのだと思います。
商品で差別化するには、商品をただ置くのではなく、その良さや特徴を知ってもらうこと。何より、顧客とともに成長していく過程での「つながり力」が重要なことなのかもしれません。