レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋ブログ

レンタルボックスショップ経営と中小企業経営に関する情報発信

顧客とともに成長する酒屋

2011-10-29 21:11:59 | コンサル事業部
こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

株式会社TKCの発行する「戦略経営者」11月号の中にある酒屋の記事が出ていました。他の酒販店との差別化のため、他社が扱っていない地酒に商品構成を絞り込み、成功している酒屋さんの戦略が書かれていました。

私がその中で、注目したのは、「消費者を対象にした『飲む勉強会』」。他社が扱っていない商品は、消費者も知らないため、蔵元を講演に呼んだり、現地視察をおこなうなど「顧客の育成」に取り組んだことが、成功につながったのだと思います。

商品で差別化するには、商品をただ置くのではなく、その良さや特徴を知ってもらうこと。何より、顧客とともに成長していく過程での「つながり力」が重要なことなのかもしれません。

リーダーに求められる資質

2011-10-29 21:11:59 | コンサル事業部
こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

昨日の日経MJにセブン&アイ・ホールディングの鈴木会長の記事がありました。「リーダーに求められる資質は」について語った内容に共感しました。

「常にお客の立場に立つ。これさえ持ち続けていれば、いろんな変化に対応できる。マニュアルで決められるものではない。」「新しいことに取り組むには素人の目がかかせない」「独自の考え方を持っている事が大切。過去にとらわれず、新しいことに取り組み続けること」

簡単な言葉に感じますが、このことを実行し続けることは、非常に難しいと思います。頭の若さ(柔軟性)を保ちながら、常にゼロベース思考を意識する。このことを継続していくことが、企業の成長の条件なのだと思います。

クリエーティング・シェア・バリュー(CSV)マイケルE.ポーターについて

2011-10-26 21:44:06 | コミュニティ/ソーシャルビジネス
こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

ハーバードビジネスレビュー6月号のマイケルE.ポーター「クリエーティング・シェア・バリュー(共通価値の戦略)」の論文を読みました。

私がコミュニティ/ソーシャルビジネスの支援に関わり始めて4年になりますが、まさしくずっと感じていたことが書かれていて、感銘を受けました。

簡単に内容を言うと「社会のニーズや問題に取り組むことで社会的価値を創造し、その結果、経済的価値が創造される。企業の成功と社会の進歩は、事業活動によって再び結びつくべき」とポーターは言っている。

私も常々、ソーシャルビジネスと通常のビジネスとの区別はないことを感じていました。その違いは、企業の取り組む目的の視点の違いだけなのだと。

今後、創業する際には、この社会的課題に目を向ける視点は必ず必要です。また、企業が成長していくにも、この視点は、ますます重要になってくると思います。

社会的課題が、地域や顧客のニーズそのものだからです。「コトラーのマーケティング3.0」や「ポーターのCSV」など企業戦略の専門家の理論が社会的価値の重要性を説いてきているのを見ると、いよいよ、通常の企業と社会的企業との垣根はなくなってくるでしょう。

私の店も一段とこの視点を重視し、強化していく戦略で成長させていきたいと思います。

中小企業大学校東京校でマーチャンダイジングの研修をしてきました

2011-10-24 21:17:46 | 中小企業診断士
こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

21日(金)と本日の2日間で中小企業大学校東京校で「マーチャンダイジング」の研修をおこなってきました。

講義だけでなく、ケーススタディを豊富に採り入れた、もりだくさんの内容でしたが、みなさんの活発な議論により、非常に充実した研修になりました。

こういった研修をしていると、良く感じるのですが、講義・演習を通して、自分自身も数多くの「気付き」を得られ、勉強になります。

今回も全国から集まった熱い受講者の方々から、たくさんのことを学ばさせていただきました。

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会の勉強会がおこなわれました

2011-10-20 20:58:58 | コミュニティ/ソーシャルビジネス
こんばんは。レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

本日は、幹事をつとめている広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会と関東経済産業局主催の行政担当者向けコミュニティビジネス勉強会がおこなわれました。

行政の方、数名と話をさせていただきましたが、コミュニティ/ソーシャルビジネスの広がりを実感することができました。

パネルディスカッションでの実際の事例なども大変、興味深いもので、行政や支援機関が今後、どのようにこの分野の支援をおこなっていくのか、考えて頂く良い機会だったのではないかと思います。

今後の展開が楽しみになる勉強会でした。