レンタルボックスショップの歴史

レンタルボックスショップ社長・中小企業診断士の竹林晋です。

本日は、レンタルボックスショップの歴史について触れてみたいと思います。
「レンタルボックスショップ」、昨日、この業界が確立されていないことを述べましたが、この業態名自体も同じく確立されていません。検索キーワードを見ると、箱貸し、レンタルショーケース、ボックスショップなどなどさまざまな業態名が使われています。個人的には、早く業態名が確立すつと良いと考えています。そうでないと、この業態自体の認知度は向上しませんし、なによりお客様が混乱します。

さて、この「レンタルボックスショップ」の歴史ですが（あくまで私見です。）、始まりは、2000年ごろかと思います。私たちはフリマボックスにＦＣ加盟しましたが、当時の本部が始めた最初のお店は2000年前後にオープンしたようです。

2002年に私たちが神奈川県でオープンしたころは、まだ周りにボックスショップは、ほとんど見当たりませんでした。しかし、その後、近隣に続々とお店がオープンしたことを覚えています。2003-2005年にかけては、商店街の空き店舗対策として、レンタルボックスショップの業態が全国的にオープンしていきます。（ただし、長く続かないところが多かったと思います。）

こう考えてみると、2000年に始まった、この業態の歴史は、まだ10年程度しかないことになります。この10年というのが長いのか短いのか意見が分かれるところですが、私としては、短いと考えています。しかし、2003-2005年の出店ラッシュの勢いが今ないことを考えるとレンタルボックスショップが今後も成長していけるのか、重要な時期を迎えていると思います。

当然ながら、私は今後も成長していくと信じていますし、そうするよう努力をしていきます。コミュニティ的要素が強いだけにどこでもうまくいく商売ではありませんが、ゆえにコミュニティが成立した時は、末長く続いていくお店になることができると思います。