くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

警察署へ行こう!

2009年03月19日 | くない卿見聞記
先日、無理矢理午後休にして地元所轄の警察署へ。
いままでの罪を償う為、自首を・・・するようなことは違法行為は一切ありませんのでご安心を!
ただ単に、純然たる交通系の申請事があったので行ってました。(ええ、本当です。

警察の施設に入るのは...
以前、友達何人かと警視庁本部庁舎見学行ったことはありますが、それは、予定のコースを周るもの。

あとは、友達が空警隊に所属している時、寮に「忘れ物をした」ので(車で)入りましたが、その時は禁足掛けられました。
(でも、入構時に警備の警官から敬礼を受けた時は、ちょっと感動(笑))
ほかには...
免許の更新はベイエリアに在る一括センターで行っているし、この間のスピード違反の罰金も郵便局払いだったので・・・所用があって警察署へ入るのは、この日が初めてでした。

目当ての担当課は1階に,入って正面にありましたが、設えは、銀行や市役所などと何ら変わらず。
ただ違うのは、当たり前ですが、警察官ばっかりということくらい。
しかし、右を見ても左を見ても、応対した人(巡査部長)も警察官と言うのは、非日常的な感じがして、なんだか不可思議で面白く、興味本位満点で、思わずキョロキョロと落ち着きも無く見渡していました(^^ゞ
(フロアーの端には、留置人への差入れ受付の窓口(部屋)もありました。)

その時、隣の警務課のカウンターで、何事かを要求している爺様がいました。
何でもこの爺様、窃盗の被害にあったようで...
「盗まれたモノの行方と捜査状況を教えてくれ」とか、担当の刑事さんなのか、「□□さんを呼んでくれ」と、応対していた年輩職員にしつこく迫っていました。

ここで何度か問答していましたが、埒が明かずに堪りかねて担当部署(刑事課?!)に応援を求めたのか,若い警察官が(階上から)...
「□□の代理」
...として応対に出てきました。
しかし、爺様はこの「代理」にご不満の様で、「ブツブツ」と文句を述べてましたが、唯々諾々と、さっきの「要求」を警察官に述べて回答を迫ると...
「担当から連絡がないんですよね?!では、解決してません。」
、あっさり回答。

そこで爺様は...
「捜査状況を教えて」と迫ると、警察官は...
「守秘義務ですからお教えできません。」と、静かに回答。

これに爺様の沸点がちょっと上昇したのか,幾分を苛立ちを込めて...
「俺は被害者なんだから、教えてくれてもいいじゃないか!」と迫るも、「守秘義務ですからお教えできません。」の一点張り。

これで更に沸点の上がった爺様は...
「守秘義務の根拠は何だ!」と迫ると、警察官は淡々と...
警察法の第2条です。」と返答。

これに爺様が...
「そんなの知らないよ!」
「どこにそんなの書いてあるんだよ。」
って言い返すと、警察官は...
「自分で調べて下さい。」と、にべも無く返しました。

カウンター内の警察官も、このやり取りを苦笑しながら見てました。

さて、幾ら爺様が納得のいく回答を得ようと迫っても...
「守秘義務」「警察法の第2条」(知らなければ)自分で調べて下さい」
...の繰り返し。

この堂堂巡りで着地点の全く見えない問答に、爺様の沸点もとうとう極に達したか!?
(きっと)思わず持ってた新聞紙で警察官を叩こうとしてしまいました。
幸い・・・と言うべきか,この一振りは空振りに終りましたが、これに空かさず警察官は爺様に...
「いま叩こうとしましたね?!」
「いま叩こうとしましたよ!?」
と、逮捕せんばかりに勢いで反撃的追及をしだしました。

この流れに恐れをなしたか、それとも、この一振り(空振り)で爺様の沸点が一気に下がったのか,相当慌てて...
「いやいや、そんなことしないよ。」
「そんなつもりはないよ。」
と弁明に追われていました。

ただ、それでも爺様は怯まずに...
「ここでそお警察法の2条ってヤツを見せてくれないの!」
と反論。
すると、さすがに警察官も何か察したのか,ちょっと軟化して「じゃぁ」と、件の法律を説明する為にか,爺様を伴って警務課のカウンターへ行きました。

残念ながら、私の用事もこれと共に終ってしまい、いつまでもこれを見ている訳にもいかないので、署外へ出ましたが、結局どうやって納得させて帰らせたのか,とても興味のあるところです。

ただ、応対していた警察官からは...
あんな人、四六時中も来てて一々対応していらんない・・・というオーラがよーく伺えました。
これを見てて、心中「初動で失敗してる,下手だね、この人は。」って思ってました。

つっけんどんな対応したら、こういう人は態度を硬化させるのに・・・なんて非効率(時間と労力の無駄)なことをしてるんだろう・・・と言うのが、率直な感想です。

私も(一応)接客サービス系事務職に就いてますので、こうした問答は経験してますから、余計に。
自分の業務とオーバーラップさせて、反面教材として脳裏に焼き付けて帰りました。

いやぁ、警察署って、本当に面白いところ!ですね(マテ)

ちなみに、警察法の第2条(第1章)とは...
(警察の責務)
警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。

...だ、そうです。

あっ、ついでに。
同法79条(第7章)には...
(苦情の申出等)
都道府県警察の職員の職務執行について苦情がある者は、都道府県公安委員会に対し、国家公安委員会規則で定める手続に従い、文書により苦情の申出をすることができる。《追加》平12法139
 都道府県公安委員会は、前項の申出があつたときは、法令又は条例の規定に基づきこれを誠実に処理し、処理の結果を文書により申出者に通知しなければならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。
1.申出が都道府県警察の事務の適正な遂行を妨げる目的で行われたと認められるとき。
2.申出者の所在が不明であるとき。
3.申出者が他の者と共同で苦情の申出を行つたと認められる場合において、当該他の者に当該苦情に係る処理の結果を通知したとき。

...と言うのもあります。
運用基準は判りませんが、一応、参考まで。
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たまに行くなら田無まで(歩いて!)

2008年09月06日 | くない卿見聞記
今から3か月も前の、5月の最終土曜日。
小学校からの同級生に「吉祥寺で飲もう!」と呼ばれて行って来ました。
ただ、待ち合わせの1時間半も前に着いたので、吉祥寺の南と北をぶら~りと、散策してから行って来ました。

待ち合わせの19時に駅前で友達2人と出くわして、既に先遣隊が陣取っていた居酒屋へ(電話誘導されて)移動。
それから、飲み語らうこと、実に・・・・・・7時間!
途中、私も含めて省エネモードになったのと、結構日にちが立っている上に、一度書いた原稿も消え失せてしまっていたので、細かいことはよく覚えていませんが(^^ゞ...
とにかく、面白かった!ことだけは、間違いありません。
また、居心地がよく、杯を重ねて箸が進んだ割には、1人頭6,000円程度と、お得に済みました(きっと)。

ただ、問題はこの後。
宴の終わりは夜中の2時過ぎだったので、もう、エネルギーの尽きた者やこの日「仕事」というツワモノは、近所ということもあって、タクシーに分乗して帰路に着きました。
しかし、私はそういうわけには行かず,真夜中なので電車は勿論走っていないので帰る術が無いので、漫喫かネカフェにでも探して始発まで待とう・・・と考えていたら、残っていた1人から、思わぬ提案が。
それが...

「田無まで歩いて行こう」

...というものでした。

この、思っても見ない展開に、心の中でキターーーーー!って叫んでました。
何せ、こっちの方が、私の構想より断然お得で面白そうですから。
しかし、この時残っていた男4:女1の誰かが反対するかもしれず、この案が通るよう、さりげな支持していましたが、案に相違して,誰一人反対せずにすんなりと決して、吉祥寺駅から田無まで,提案者に道案内に随って、歩いて向かうことになりました。

時刻は夜中の2時半頃。
アーケード街を抜け、吉祥寺東急の脇に道を入ると、そこはもう閑静な住宅街。
途中行き交う人は誰一人居らず、新聞配達のカブのエンジン音だけが、そこかしこから聞こえていましたが、私たちはそれに負けないほどの音量で会話しながら、道一杯に広がって、さながら“学校帰り”の様に歩いてました。

いや、確かに「迷惑だろうな...」とは思ってましたが、話し出すと可笑しくて可笑しくて(^^ゞ

私は転校生だったので、みんなとは実質2年半しか一緒に居らず、しかも、小学校卒業と同時に今住んでいるところへ引っ越したので、(みんなとは)結構な空白期間があるのですが、その間の話も頻繁に出てきたので、興味深くて面白かったです。

尤も、真っ当なオトナなら、決してこんなことはしないでしょうが...。
みなさんも、もし終電を逃してしまったら、騙された!と思ってやってみください。
いざしてみると、その当時(学生気分)にトランスした感覚になれて面白いですよ。
現に、最後の最後まで、会話も体力も尽きることがありませんでしたから。
けど、あとは知りません。
また、オススメはしましたが、これに関する一切の苦情はお受けしませんので、悪しからず(笑)


但し、これだけは言えるかもしれません。
気の置けない仲間に出会え、今更ながらありがたくて嬉しくて、恵まれてるな・・・と。

この日歩いた総距離は、およそ10km。
夜が白んできた4時過ぎに田無市街に入り、友達(女性)の住む家まで送ってから、田無駅へ。
20年も経って様変わりしてしまった駅前の【松屋】で早朝食を済ませてから、始発に乗ろう・・・と思ったら、これが5時13分(しかも準急)と、この時から30分以上もあったので、せっかくだから・・・と、卒業した小学校へ行って来ました。

ここへ足を運ぶのは、卒業以来実に19年ぶり。
当時住んでいたのは、駅と学校の間,市役所(現西東京市役所田無庁舎)の直ぐ近くだったので、慣れ親しんだ通学路を歩いて向かいました。
それこそ、20年ぶりに...。
この時一緒にいた友達の1人とは、当時途中まで行き帰りが同じだったので、余計に感慨深く、その時を懐かしみながら話してました。
通学路(の途中)は市街化調整区域なのか、家こそ多くは成りましたが、まだまだ畑も多く残っていて、当時の面影はあまりかわっていませんでした。
それが、余計に海馬を揺り動かし、当時の記憶を鮮明に蘇らせました。

ただ、小学生には幾分遠く感じた学校までの道程も、(一応)大人になって歩いてみると、あっと言う間に着く距離だったことには、驚きと同時に、なぜか寂しさが去来しました。

そして、20年ぶりにやってきた懐かしき学び舎は、門が閉まっていましたので、さすがに中へ入って隈なく見て周ることは出来ませんでしたが、外から見る限り、通っていた当時のまま、何一つ変わってはいませんでした。
加えて、学校の周りも雰囲気も当時のままで、自分がその場へタイムスリップでもしたかのような錯覚を感じました。

ここで、吉祥寺から一緒に来た男連中とは別れて、私は独り田無駅へと向かいました。
けど、まだ始発までには時間があったので、来た道とは違う、学校の東側の道を通って向かいました。
この沿道にも、まぁ、よく遊んだ友達が住んでいたりしたので、その当時を思い出し、懐かしみながら歩いていきました。
そして、これでもまだ時間に余裕があったので、当時住んでいた家(街区)へ、序に立ち寄ってみました。

この辺もまた当時のまま、狭くて凸凹の舗装路を進んで行くと、見覚えのある名字の表札があって、とっても懐かしくなりました。
しかし...
住んでいた家は無くなっていて、その跡地には2世帯だけ住める小奇麗なアパートに建て変わっていました。
当時から随分と古かったですから...。

住んでいた家から歩いて3分くらいのところに小規模な商店街があって、当時はよく、そこに在った豆腐屋さんや雑貨屋さんへお使いに行っていたのですが、朝早いということもあるのでしょうが、シャッターが下りていて、商っている雰囲気は感じられませんでした。

これも、時代の流れ,月日が経った証拠・・・ですね。

こうして...
吉祥寺から田無まで歩いて来て、更にここで懐かしいところを巡ってから、始発に乗って帰りました。

北口は様変わりしていましたが、南口は当時の雰囲気そのままだったので、小学校以来の友達と再会をしたので、田無の街にもこれから幾度か来ることがあるかもしれませんが、真っ先に、より行きたくなりました。
いや、それよりも...
機会あれば、住んでみたいと思いました。
「西東京市」という市名でなければ(爆)

<<<<<吉祥寺の北側探索へ戻る◇次の計画へ進む>>>>>

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たまに行くなら吉祥寺:続いて北側

2008年09月05日 | くない卿見聞記
時は5月最後の土曜日。
小学校以来の友達から飲みに誘われて、2ヶ月ぶりに吉祥寺へやってきました。
集合は19時だったのですが、先用を済ませてから向かったのでこれより1時間半早く着いたので、今では滅多に来られなくなったこの街を、久方ぶりにぶら~り♪と,まずは南側から。
井の頭公園七井橋通りなどの路地を散策して、“静か”で“落ち着きのある”吉祥寺を知った後、駅を抜けて北側へと出ました。

時刻は18時過ぎ。
こちらは、先ほどのまでの南側とは打って変わって、人出も多くてとても賑やかで、活気があります。
さすがは近隣一の繁華街です。
以前、田無に住んでいる時にはちょくちょくと,バスで乗換えなく結ばれているので来ていました。
(吉祥寺はバス網の拠点であり、高速バスは勿論、路線バスでも遠く板橋の成増や埼玉の新座まで繋がっています。)
それはもう、20年以上も前のことですが、街の様相や雰囲気は、あまりその頃と変わっていないような気がして、何処となく懐かしく思いながら、ぶら~り♪として来ました。

この日は、肌寒くて小雨が時折降るはっきりしない天気でしたが、大丈夫。
北側の商店街はアーケードの覆われているので、雨は言うに及ばす,人も多いので、寒さも気にはなりませんでした。
そんな便利な商店街を、まずは東急方面西)へ,あまり当ても無く歩いていると...
和菓子の名店【小ざさ】に辿り着きました。
2004年5月撮影
こじんまりとした店構えで目立たないのですが、ここの最中は、餡がしっとりとしていてと~っても美味い!んです。
値段もお手頃で、大分前,小金井に用事があった時に(帰り)立ち寄って、買って帰ったことがあります。
(ただ、この日は買いませんでしたが(^^ゞ)
しかしここには、まだあるのか定かではりませんが、これ以上に美味い!“幻の羊羹”があるのです。
聞くところによると、これを買う為に夜明け前から店先に列が出来、開店と同時に売り切れる・・・らしいのです。
数量限定の羊羹なので、遠く千葉に住まう私にとっては、中々手に入らない・・・ですね。
けど、一度は食してみたいです。

そして、その隣には、メンチカツで有名な【ミートショップさとう】があります。

以前、【小ざさ】に最中を買いに来た時に遭遇したのですが、各種メディアで取り上げられて一躍有名になったこれは、当然ながら行列必至。
店頭購入だけなので、捌きがよければ早そうですが、列はそれ以上に,加えて限定なので、とてもとても買えません...。
ただ、この時は店先で揚げ立てのコロッケを売ってたので思わず一個購入しました。
なお、その声を聞きつけて、まるで磁石に着く蹉跌の様に人が集まり、列を成していましたが、私は早い段階で買えたので、それほど待つことはありませんでした。
この後、飲み会の席でこのことを話したら、みんなから羨ましがられる程の一品を、通りの端っこで立ったまま頂きました。

出来立てと言うこともあるかもしれませんが、ホクホクと,しっとり感があり、ジャガイモの甘みもあって、とっても美味かった!!です。

これでもう、十分満足!しましたが、メインはまだまだなので(^^ゞ
それまでの時間、商店街を巡って来ました。
すると...
【小ざさ】と【ミートショップさとう】の間に路地があるのに気が付き、興味の向くまま入ってきました。
そこは建物の中なのか、屋根に覆われているのか...
とにかく薄暗い中でしたが、両脇には八百屋や魚屋に赤提灯の居酒屋が軒を連ねていました。
この路地は、駅へと繋がっていましたが、何本かの路地と交差していたので、気の趣くままに,一筆書きで、毛細血管のようにある路地を巡ってきました。

なお、路地には一つ一つ名称があり、これらを総称して「ハーモニカ横丁」と言うそうですが、その雰囲気は、新宿駅西口線路脇に在る「思いで横丁」によく似ています。
軒を連ねるお店も飲み屋さんが多く、規模は20人入ればもう満席というのばかり。
それゆえ、路地にまで迫出して営業しているお店もありましたが、逆に開放的で(一応)中の様子がよく判りましたが、そこはいずれも陽気で賑やかでした。

折角だから、飲みはここで・・・と提案したくなるほど、い~い雰囲気と盛り上がりでした。

その全てを回りきらない内に、待ち合わせの時間となったので指定の場所へと向かいました、今まで記憶のあった吉祥寺の街とは顔が知れて、とても楽しかったです。

<<<<<南側へ戻る◇次、行ってみよう!>>>>>

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たまに行くなら吉祥寺:まずは南側

2008年09月04日 | くない卿見聞記
先月の事。
せっかく仕上げて掲載していた日記が、ケータイからの編集によるものと思われる
事故(データ損失)にあってから、一月余...。
鑑開き以来、最大級の屈辱...”とも感じた事態から漸く立ち直り、海馬の奥底揺り動かし、コツコツコツコツと打ち込んで、漸く再掲載することが出来ました(^^ゞ
大した内容ではありませんが、どうか、お楽しみ下さい。
ではでは。
※福田翁の辞任を間に挟んでしまったので、再度の仕切り直しです(^^ゞ


遡る事3ヶ月前,5月最後の土曜日。
小学校の時に同級生から「飲もう!」と誘われて、この同窓会以来3ヶ月ぶりに吉祥寺へ行ってきました。

待ち合わせの時間は19時(吉祥寺駅北口)だったのですが、先用を済ませてから向かったので、これより1時間半前に到着。
そこで、せっかくの吉祥寺。
こういう機会でもないと来られない街なので、ぶら~り♪としてきました。

まずは南側(公園口),前々から行ってみたかった井の(恩賜)頭公園に行ってきました。
駅前にあった地図で場所を道程を確認し、丸井吉祥寺脇の路地を入って向かうと、あっさりとそこに着きました。
駅に近いという印象はありましたが、迷わずに,5分ほどで着いたので、ちょい拍子抜けた感があります(^^ゞ
加えて...
この日は曇天で、時折小雨が降って来て、吐く息も白いほど肌寒かったので、てっきり私は閑散としているんだろうな・・・と思ったら、案に相違して、びっくりするくらい往来が頻繁でした。
これは一体どういうこと?!なのかを見てみたら...
私が行き着いた七井橋は、その先の狛江橋とを含めて、駅と住宅街とを結ぶ最短ルートだったようなのです。
ただ、ここを往来できるのは精々自転車まで。
車は勿論、バイクも、駅側の公園口は階段(坂)になっているので突っ走ることが出来ないので、その点は安心して、井の頭池に掛かる七井橋の上で暫し黄昏ていました...。

例え人の往来が多くでも、その音は気になるほど大きくなく、園外の雑音も,池や公園を取り巻く濃緑の木々に掻き消されてか、一切聞こえて来ず、とても落ち着いた時を過ごしました。
この日は、先にも触れたとおり生憎の天気でしたが、それが返って、木々に潤いを与え、よりゆったりと,沈深な世界に浸れた・・・と思います。

西側にはマンションが一棟、ひょこっと建っているのは、なんだか不思議な光景...。

時折、鯉が跳ね上がりますが、これは龍の化身・・・かと思うと、なんだか縁起物に見えてきて、じーっとその瞬間を見ていました(笑)
一転、東側に転じてみると、視界に入るのは、池と、それを囲む濃緑の木々のみ。

この気持ちよさは、およそここが東京都内であることを忘れてしまうほどです。


そして、気を取り戻したのは18時ごろ,防災無線から流れる「夕焼け小やけ」を聞いた時でした(笑)

待ち合わせの時間まで、あと1時間。
その前に、今度は北側もぶら~りとしたかったので、ここ、井の頭公園をあとにしました。

ただ、そう簡単には行けず(^^ゞ...
吉祥寺駅からここまで通ってきた路地は「七井橋通り」と言うらしく、井の頭通りと公園までの、僅か200m程の距離の間には、お洒落なお店が軒を連ねていて、駅前の喧騒とは一線を画すほど、落ち着きがあっていい雰囲気でした。
それでからか...
ここを歩いていて特に気になったのが、喫茶店(飲食店)が多いこと。
3歩進めば喫茶店・・・っていうくらい在った印象があります。
けど、一本路地を入れば住宅街なので、多い理由もなんだか判る気が・・・します(笑)

ちなみに、公園口には2軒の対照的な居酒屋が、向かい合って在ります。
東側は、手羽先唐揚の居酒屋チェーン【鳥良】が,一見すると「高級料亭?!」かと見紛う程に落ち着いた、格調漂う店構えで在ります。

店の南面は、濃緑の木々が生い茂っている公園なので、それを上手く生かして、より落ち着いた雰囲気を醸し出しているようです。

一方西側には、これと正反対の、年季の入った店構えで表にまで活気溢れる【いせや】という、吉祥寺界隈では老舗の居酒屋(焼き鳥)が在ります

ズバリ“赤提灯”の趣きあるここは、上野や新橋界隈に在りそうな雰囲気。
(もっと判りやすく例えると、蒲田の【鳥万】に似ている・・・かと(笑))

後々調べて判ったのですが、先述の通り,【いせや】は老舗で人気のある焼き鳥居酒屋で店内は満員。
更に表では、数人ですが列を成して待っていました。
また、これとは別に店先では焼き鳥の販売をしていて、窓の無い焼き場でからは、薄灰色の煙がゆったりと,食欲をそそるい~い匂いとともに漂っていました。
これに加えて値段や安い!ときたら、より強くそそられるのは当たり前!!でしたが、ここにはまた別の機会に来ることを誓い、後のことを考えて、ここは我慢をして...。

再び喧騒の吉祥寺駅へ。
くねくねとした連絡路を通って、駅の北側へと向かいました。

◇北側へ行ってみよう!>>>>>

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東京メトロ副都心線の開業:2日目

2008年07月06日 | くない卿見聞記
東京メトロ副都心線が開通して2日目。
前日の初日に続いてこの日も,池袋方面から渋谷まで、各停で乗り通しました。
時刻は午前10時過ぎ。
途中、東新宿で急行の通過待ちをする電車に乗った所為か、前日の混雑が嘘のように、とても空いていて、落ち着きもありました。

運行の定刻通りで、東新宿駅では初の急行通過待ちを経験。
通過線は、白いフィルムで覆われた仕切り一枚で隔たれているのですが、上部は開いていて、通過する電車がチラッと確認できます。
また、何箇所かに扉があって、有事に備えている?!ようです。

急行に先を譲ってから、各停は東新宿を出発。
次の新宿三丁目に向けて、路線中最大の急勾配を上って行くのですが、先行の急行がもたついているのか、それとも上れないのか?!
心配になるくらいのノロノロ運転と停車を繰り返しながら進行し、5分くらい掛けて駅に到着しました。

この後は順調に進み、渋谷に到着。
さすがに前日の開業初日ほどではありませんが、結構ホームは混んでいました。
その中を、あまりの混雑に前日は確認できなかった話題の“地宙船”を確認してきました。
けど...
あまりよく解りませんでした(^^ゞ
何となく無機質な感じはよかったです。が、駅の使い勝手でいうと、イマイチです。
案内表示が少なく、精算の為に機械探すも容易に見つからず。
結果は、改札から少し離れた柱に組み込まれていました。
しかも、ホームから上がってきても見えない角度で。
これじゃぁ、意味無いじゃん(苦笑)
まぁ、観光名所としては話題性もあっていいかもしれませんが、駅本来の機能としては、どうも...。
いろいろと前評判を聞いて、期待を持って行ってみたんですが、ガッカリです。

ちなみに、この駅の管轄は半蔵門線と同じく東急が行っています。

この後、4年後に繋がる東急東横線に乗って目的地へ向かい、5時間ほどしてから(渋谷に)戻ってきてみると...
いつの間にやらダイヤが乱れていました(苦笑)
何でも、車両やホームドアなどに不具合があったとか。

そんなんで、駅改札前は大混雑でしたが、その光景を尻目に、次の目的のために明治神宮前駅まで歩いて向かいました。

その目的とは...
副都心線グッズを買うことです。
開業2日目まで出店販売していることを聞きつけて行ったのですが、ダイヤ乱れの煽りを食って大混雑。
しかも、目当ての商品は既に完売していました...。
しかし、ここで諦める私ではありません。
仕方がないので、もう一箇所の新宿三丁目まで、明治神宮を通って歩いて向かいました。
(ええ、これっていつものことですから(笑))

新宿高島屋の南端,4丁目交番前に出入り口が。

確かに繋がったとは聞いていましたが、駅は随分と向こうです...。


その甲斐あってから、目当ての品を手に入れることが出来ました♪

これで漸くこの日の目的は達せられたので、新宿駅からJRに乗って帰りました。

それにしても...
最近になって、漸くトラブル頻度も少なくなってきましたが、せっかく話題の新線なのに、残念なことで。。。
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東京メトロ副都心線の開業:初日

2008年07月05日 | くない卿見聞記
6月14日(土)に開業をした東京メトロ副都心線に、初日と2日目続けて乗ってきました。
そのレポを、今更ですが(^^ゞ...

まず初日は夕方。
前夜に見た「タモリ倶楽部」(タモリ電車倶楽部で副都心線を特集)に触発されて(^^ゞ
スタートは新宿三丁目から、渋谷へと向かうことにしました。

タモリ倶楽部で紹介された、新連絡路を通って副都心線へ!
ただ、副都心線は(都内の)地下鉄では唯一、私の生活路線である(^^ゞ地下鉄東西線との接続が無いので、大手町[半蔵門線]と赤坂見附[丸ノ内線]を経由して向かいました。

丸ノ内線から、新たに設けられた唯一の連絡路を通って副都心線のホームに降り立ったのは、18時過ぎでしたが、まず驚いたのが人の多さ!
とりわけ目立ったのが、“カメラマン”の数。
その殆どが、ホームの端に集まって、発着する電車の送迎をしていました。

新宿三丁目は、丸ノ内線と副都心線とが端と端で繋がっていて、渋谷行きの場合は、直近の車両が最後部に当たります。
私がホームに降り立った時、折りよく着いた渋谷行きの、乗務員室に最も近い扉から乗り込んだので、過ぎ去る(トンネル内)景色を楽しめると(笑)
・・・と、思ったのですが、ブラインドを下ろされてしまいました。

極めて残念無念!でしたけど、乗り合わせていたカメラマンはそれにもめげず!
一箇所だけ空いていた細い窓に群がって、ある人はビデオまで撮ってました。

ユーチューブとかで流すんでしょうか,その入れ込み具合には感服しました。

そして、各駅に陣取るカメラマン,中には年配の人に見送られ、新宿三丁目から10分ほどで、終点の渋谷に到着しました。
本来は2面4線のホームなのですが、4年後に開始される東急東横線との直通運転までは、中2線の一部を塞いで仮説ホーム(通路)にしていて、

その北端からは、楕円のトンネル形と電車の往来が間近,ちょいワクワクするアングルで見られます。


そのポイントには流石...
老若男女問わず、多くの人が集まって撮影していました。
私も、これに紛れて暫し見入っていましたが、はたから見ると...

少し、空気の流れが違うように感じます(^^ゞ
どことなく、不思議な空間が形成されているようです。

安藤忠雄氏設計の“地宙船”で話題を集めている渋谷新駅
ホームにはこの模型もあり、十重二十重の人だかりが出来て、私も自身の目でどうなっているのか確かめたかったのですが...
開業初日の大盛況でか、ダイヤが混乱。
到着した電車が、5分以内に折り返して出発する慌しさで、車内も朝のラッシュ並。
それゆえに、新宿三丁目から折り返しの運転士が乗り込んでいるようで、先にブラインドを下げられたのは、そういうことだったのです。
当初の目論みだと、ここから急行に乗って池袋方面へ出て、この後の予定場所へ向かうはずだったのですが、いつ電車が出発するか,どれが先着する判らない状況。
それに、休みの日まで満員電車に乗りたくは無かったので、企みを断念。
半蔵門線と有楽町線を乗り継いで、次の場所へと向かいました。
ただ、副都心線のダイヤ乱れの余波で、有楽町線も若干の遅れが出ていました(--ゞ

半蔵門線09系車内の路線図には、まだ副都心線が有りません(笑)けど、ほかも暫くはこんな状況でしたね。

ちなみに、渋谷から踵を返して向かったのは池袋の外れに在る雑司が谷。
ここの【みみずく】でラーメンを食べた後、雑司が谷駅から再び副都心線に乗車しました。

しかし、新宿三丁目や渋谷の喧騒が嘘のように、とっても静か。
電車も定刻通りに発着し、なんら変哲も無い日常光景でした。

一体、あの騒ぎは何だったのでしょう...。
なお、ここの表では、副都心線開通を祝ってお祭が行われていました。
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「相棒」と「マジック・アワー」

2008年06月11日 | くない卿見聞記
7日(土)に封切られた三谷幸喜「監督」の最新作!
ザ・マジックアワー』を観に行ってきました
この映画,とーーーーーーーっても、おんもしろかったです!!!

ハラハラドキドキと緊迫した場面があり、しんみりとする場面もあり、最後の最後でどんでん返しのどんでん返してどんでん返し!で意外な展開に!?と、飽きる事無く観られます。
どこがよかったかを、ここで一々取り上げていたらキリが無いくらい面白く、これを書くのに場面場面を思い出しただけでも、笑いがこみ上げてきて、止まりません。

徹頭徹尾,とにかく笑えます。

腹抱えて,涙流して笑えます。


もう、(私的に(も))笑いのポイント満載です。
しかも、観終えてから爽快感も味わえます!
いや、それが何でだかは、判りませんが(^^ゞ
別に、胸がすくような勧善懲悪モノでは無く、最後は哀しい結末になる人もいるのですが...それも、しんみりお涙ではなく、笑い泣きに変えてくれたから、爽快な気分が感じられたのかも・・・しれません(笑)

先日,PRの為に出ていた番組の中で監督が、「今まで一番面白い」と行っていましたが、正にその通り!
私(も)、今まで(観たことのある)三谷作品中一番の出来だと思います。
上映時間は2時間強と、ちょい長め(?!)なのですが、それを全く感じさせない,気が付いたらそれだけの時間が経ってたの?!と思う程、集中し、没頭できる映画でした。

今まで、映画館(劇場)で観た映画の数は、両手で余る程度。
例え興味のある作品でも、よっぽど突き動かされない限り観に行くことはなく、今回も、劇場の優待券があったので選んで観に行ったのですが、大当たり!でした。
多分また観に行くか、きっと出るだろうDVDを買います,間違いなく。

皆さんも、機会がありましたら是非。
三谷作品は好きだけど、映画なんて滅多に観ない私が言うんですから、面白いこと(ほぼ)間違いなしです(笑)

ちなみに、余談ながら...
公開2日目ということもあって、各回とも満員。
何とかギリギリセーフで取れた回も、前から3列目(C)の真ん中だったので、観終った時には首が痛かったです。
せめて前から数列は、簡易式で十分なのでリクライニングか、観やすい角度に背もたれを合わせてくれたら、ありがたいです。
映画館への観客動員が減っているって、昨今言われていますが、値段含め、設備面での配慮があったら・・・と、滅多に映画など観ない私が思いました(^^ゞ
日没前の僅かな時間,それをマジックアワーというそうで、影が出ず、美しく幻想的な画が撮れるそうです。


あっ、それともう一つだけ。
相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』も、先日観に行ってきました。

こっちは、連ドラSeason 2)からとっぷりとハマっていたので、どーーーしても観たかったので、行ってきましたが、さすが、相棒!
手に汗握る緊迫感と、警部殿の推理等などが素っ晴らしくて、面白かった!!です。
様々な予告や、裏相棒などを見て、期待度はとても高かったので、観た甲斐がありました(笑)
ただ、強いて言うならば...
マジックアワーに比べて時間が短くて、足早な展開と、無理やりな場面があった気がしたので、も少しゆとりが欲しかったです。
今回,この脚本のベースは、数年前にイラクで発生した邦人誘拐人質事件なのでしょうが、事件を巡る過程や当事者の思いが、その報道を接して感じた私の感想(思い)とリンクしていて、余計中にのめりこんで、最後は納得して観ていました。
ただ、細かいことが気になるのが僕の悪い癖で...
特命とトリオ・ザ・捜一(特亀とイタミン)の掛け合いの方をも少し観たかった!のと、(警察の)制服の袖のエンブレムには、“警察”ではなく、“警察庁と日の丸”や“警視庁とイチョウ”などを用いて欲しかったです。
ドラマでは(時折)用いてるんですから、折角の映画でも、細部にまでこだわって欲しかったです。
それが、相棒の魅力でもあるのですから。
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六本木の休日

2008年05月31日 | くない卿見聞記
昼過ぎから行われた、(親族の)一連の結婚披露宴は、16時過ぎに終了。
そしたらもう、気は楽で,六本木のホテル生活を満喫するだけ(笑)

朝と同じ部屋で礼装解除し、vsSBテレビ観戦
9回にタイミングよく逆転をして、藤川がきっちりと,三者連続三振に抑えて勝ちを収める場面を見てから、自分の部屋で暫し休息...。
私の部屋は同じ階の東向き。ビルが林立していて、残念ながら眺望は・・・あまりよく無かったです(^^ゞ
帰ってから判ったのですが(^^ゞ 左の高層ビルがオフィス+住居の赤坂インターシティホーマットバイカウント,右の低層ビルが在日アメリカ大使館。その間には、複数の寺院が密集しています。

父と伯父は部屋で酒盛りをしてましたが、私はそれに加わらず,19時過ぎに従弟と2人で雨の中、歩いて15分ほどのところにあるミッドタウンへ行ってきました。

土曜日の夜なので混んでいるかな?!と、思ったのですが、案に相違して、結構空いていました。
雨だったからでしょうか...。
ここを1時間ほど散策,従弟はお土産に、私の勧めに随って虎屋羊羹(短冊版)と和菓子にし、夜食に・・・と、おこわ屋さんで赤飯とあさりおこわを食べてから、従弟はこの後、上京して築地の天ぷら屋さん(【天房】だっけかな?!)に勤めてる友達に会いに出、私は部屋に戻って就寝ました...。

翌朝は7時前に起き、朝食券を握り締めて2Fの【カスケイドカフェ】へ。
ここはバイキング形式で、和洋両食揃っていました。
ただ、最初はそれに気が付かず...
洋食中心に揃えて頂きました。
ベルトコンベア方式のトースター,しっかり美味しく焼けましたよ。
パンもジャムも,おかずの種類も豊富!

中には、卵料理を、オーダーに応じてシェフがその場で調理して提供しくれるコーナーがあり、私はハムとチーズ入りのオムレツを注文し頂きましたが、もう、ふわっふわで美味しーい!です。けど、それに気を取られて写真を撮り損ねたのが私的に痛恨事...。

この後、デザートを探しに行ったら和食コーナーを発見。
目的のデザートとお粥を頂きましたが、うん、美味い!です。
出来ることなら全ての料理を堪能したかったのですが、如何せん,時間と容量の問題で断念。
好物のトマトジュースを2杯飲んで締めとして、出ました。
エリアも広く、スタッフの細やかな心配りもよかったです。
(ちなみに、40分ほどいましたが、出る頃には長蛇の列が出来ていました。)


この後、雨も止んでいたので散歩へ。
都内でも、休日の雨上がりは静かで気持ちがいいなぁ・・・と、ぶらぶらしていたら、近くのスタバテリー伊藤が居ました。
サンジャポ出演の為にTBSへ向かう途中だったのでしょうか...。
スポーツ紙を読んでいましたが、見掛けてから直ぐに店を出て、近くに止めてあったに乗込んで行ってしまいました。
ただその際,持っていたカップを車の屋根に置いたまま乗込み、発進しようとしていました。(覆面Pの赤色等状態)
けど残念,その前にカップが無いことに気が付いたようで、車内に持ち込んでから、走り去って行きました。

そんなのも見届けてから(笑)
私(たち)は9時過ぎにチェックアウトをして帰りました。

途中大雨に降られたり、ららぽーとに入る為の渋滞に巻き込まれたりしましたが、2時間ほど掛けて到着してしまいましたが、実にい~い2日間でした。

一気に現実世界に立ち戻ってしまって寂しくて、とてもとても、名残惜しかったです。。。

あっ、ちなみに最後の最後でアクシデントが。
ホテルの地下駐車場から出庫する際に、駐車券をゲートに通したら、14,800円!?も請求されました。
いや、そんなバカな...
宿泊者は1泊1台1,000円で、入庫時に取った駐車券をチェックイン時にフロントに出して、出入り自由の駐車券に交換してくれたはずなのですが...。
残念ながら、そこで間違えたようで、近寄ってきたゲート付のガードマンに事情を説明し、領収書を見せて事なきを得、手動でゲートを上げてもらって出られました。
でも、ちょいびっくりしました,弘法も筆を誤るってことで(笑)。

御場所柄か、ネームバリューか、格式か...
とても外国の方の利用者が多くて、エレベータの中で、私一人が日本人・・・ということも度々。
朝食後に、前日に掲載した光の階段を撮っていたら、東南アジア系の母子に写真撮影を頼まれて、カタコト+ジェスチャーを交えて、2枚撮りました。
カメラを返して帰り際,男の子に「Thank yuo!」って言われた時には、もう嬉しくて,「やったぜ!」と、小さくガッツポーズをとってました(笑)

目的はいざ知らず,母子にとっては日本での、いい思い出の一つとして残るわけですからね。

<cente>

<<<新しい家族のお出迎え」の模様はコチラで。<<<
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いざ六本木へ!新しい家族を祝福に!!

2008年05月30日 | くない卿見聞記
先週末の土曜日。
親族(新郎側)の結婚式に出席する為、六本木の[ANAインターコンチネンタルホテル東京]へ、一泊二日で行って来ました。
いや、宿泊代は自腹ですが、折角の機会かと思い、泊まってきました(^^ゞ
友人知人の結婚式には何度か出席しているのですが、親族となると・・・小3の時、叔母さんのに出て以来ですから・・・20年余ぶりでしょうか。
その日、大雨だったことはよく覚えているのですが、それ以外は全く記憶に無く...言わば初体験同様に出席してきました。
いや、「立場」が違えば何かと違うと聞いていたので...。

ホテルへは車で,着付やら身支度を9時から始めるとかで、7時過ぎに自宅を出発。
一般道をひたすら走って向かったのですが、こういう日に限って、よく赤信号に引っかかってしまい、信号の少ない東京湾岸道路スイスイ走って何とかロスタイムを挽回し、ギリギリに持ち込んだのですが、最後に駐車場の入口が判り辛く、間違った道へ入ってしまったので、結果的には10分遅れで到着。
他の親類とも合流し、着物(着付所)以外はチェックインをした部屋で身支度を整えて、1時間ほど待機してから1Fへ,親族控室に入りました。

部屋は14Fの西向き。午前中は晴れていたので、ヒルズとミッドタウンがよく見えました。

入室してすぐ,御式の介添役という、SET(劇団スーパーエキセントリックシアター)野添義弘似の男性と、ベージュの着物を着た船場吉兆の湯木女将似(と、言っては失礼か(^^ゞ)の女性があいさつと、この日のタイムテーブルを案内しにやってきました。
この2人,長年この仕事に携わってきたのか、物腰がとても柔らかく、相手を上に立てる所作は見事だとは思いましたが、私にはそれが、返ってドツボにハマってしまい、失礼ながら,笑いを堪えるのに必死でした。
介添役が一旦新郎新婦の下へ行っている間、控室の一同には桜湯が振舞われました。

初めて飲みましたが、ほんのり塩味で美味しく頂きました。けど、桜の塩漬けって、食べていいんですかね...?!

そして12時過ぎ。
両家一同が別室に入り、新郎新婦それぞれの家長から親族紹介,記念撮影をし、介添役に誘われて3Fのチャペルへと移動。

ここからは新郎新婦の招待客も加わって、いよいよ“挙式披露宴”が始まりました。

チャペルでの儀式は20分ほど。
親族への目を気にして(笑)、いままでまともに歌ったこと無い賛美歌を歌い、宣誓書への署名,指輪の交換や愛の誓いを最前列で見届け、アメリカから来た」と言う牧師さんが「許しあうこと」を説いて終了。


この後、2Fへ移動。
新郎新婦は、光る階段からの水の壁に至るまでの花道を、

参列者のフラワーシャワーと、ホテルのスタッフや居合わせた利用客からの祝福を受け

ながら通り抜け、披露宴の準備に向かいました。

その間,B1Fにある会場の隣に設けられた控室で暫し待機し...
2,30分ほど経ってからか、スタッフの案内があってから披露宴会場へ,受付を済ませてから入りました。

結婚披露宴は14時前から,スポットライトを浴びた新郎新婦が入場して、始まりました。
あとはもう、一般的な披露宴と同じで。
来賓の祝辞を頂いてから、バーテンさんが作った特製カクテルで乾杯!をし、

ウェディングケーキの入刀後に続いて記念撮影会をして、お色直しの為に中座。


この間,私は親族の1人として、新婦の家族と新郎の友人席へいつもの調子で(^^ゞ軽口を叩きながら、挨拶(お酌)して回りました。
当然(残念)ながら華は無かったのですが、唯一、会社関係の席にいらした女性から「面白いですね♪」と言われましたよ。
・・・してやったり・・・私にとってこの言葉は、何にも勝る褒め言葉,ありがたく頂いてました・・・
また、この他の席でも概ね好評で、正直,やったぜ!と、いう気持ちです。
少し酒を飲んでから周ったので、緊張感無く出来たのかも・・・しれません(笑)

お色直しを済ませて登場した新郎新婦は、キャンドルサービスをして高砂へ。
この後,招待客の余興や新郎新婦の紹介(すんごく懐かしかった...)を経て、両親への挨拶と御礼を行いました。

双方、終始俯き加減で、出席者の中にも涙する方がいました・・・が、私は逆に,可笑しくて可笑しくて堪りませんでした!
いや,ちょっとだけグッとくる事はありましたが、何せ20余年間の付き合いの中で、始めて見る姿と雰囲気だったもので。。。

こうして、3時間近く掛けて行われた披露宴は無事終了しました。

今まで出席した結婚式とは、ちょい違うスタンスにいまししたが、それはそれで楽しめた、中々良い挙式披露宴でした。
尤も,それもそのはずか...
新郎新婦はこの日の為に、毎週の様にここに来て打合せをし、親指以外が立つ程の費用を注ぎこんでいたようですから。

なお、今回は先の通りはチャペルで,披露宴の食事はフランス料理でした。
その前菜は、帆立貝・サーモン・ゼリーのピラミッドキャヴィア添え/クリーミーフヌイユソース。

とても静かで上品な味。
初めて食べたキャヴィアは、塩加減がちょうど美味しかったです♪

次に、スープはカボチャのグラティネスープ。

初めて味わう、とても濃厚でまろやか,パンにつけて頂くとより美味。
ちなみに、パンは2種類で、おかわり自由でした。

3品目の魚料理は、スズキとタラバ蟹入りムースのパイ包み焼き バジリックソース 季節の野菜添え。

ふわっふわムースにソースがまた、美味しかったです。

4品目はシャーベットで,地中海のレモンシャーベット。


挨拶周りをしている間に下げられて、全部食べられずに至極無念!で、ショックでした。。。
サッパリしていて美味しかったのに...。

5品目の肉料理は、牛フィレ肉の網焼き フォアグラとトリュフ入りコロッケを添えてと温野菜。

これと合わせて、サラダ(彩り野菜とグリーンサラダ)も登場。

牛ヒレは、ジューシーで美味かった!ですが、もう一つ,コロッケもクリーミーで美味しかったです...。

そして、最後にデザートとして、新郎新婦が入刀したウェディングケーキと、フルーツ飾り(珈琲or紅茶)が。

既に食事で十分満たされていましたが、やっぱり、デザートは別腹で,美味しく頂きました。

ここへは車で来ていましたが、一泊するので気兼ね無く,カクテルからビール、食事に合わせて赤や白のワインを頂きました。
こんなリッチな気分で頂く料理は...久しぶり!ってことにしておいてください(笑)

ちなみに、挙式を神前で,食事を和食にすると、もうちょっと値が張るそうです。
僅か半日に掛ける労力は、相当なもの・・・なんですね。
この日はお日柄もよかったようで、ウチ以外にも12組程の挙式披露宴が挙行されたようで、新郎新婦と美々しく着飾った招待客で、大賑わいでした。

>>>六本木の休日」に続きます。>>>
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念願の職人から得られる安上がりな「高級感」

2008年05月29日 | くない卿見聞記
先週の土曜日。
親族の結婚式に出席をしたのですが、それに先立って、足元もきれいにしよう...と、街中で露店形式の靴磨きを商っている翁にお願いしました。

履いて行く靴は2月に買ったばかりなのですが、その後ロクに手入れもしておらず、まだ、買って3ヶ月程しか経ってないのに随分と使い古した感じが。
しかも、歩き方が悪いのか、つま先に傷があったりで...。
勿論、自分でも何度か磨いたことはありますし、式前にやらなきゃ・・・とは思っていたのですが、汚れが目立つ靴を見るに付け、どうも億劫になって(^^ゞ
いっそのこと、ここは職人に!と、昼下がりにお願いしました。
ただ...
近寄って「お願いします。」と言っても、耳が遠いらしくて反応されず(^^ゞ
低音(←年輩社は最適)+音量大に再度呼びかけたら気が付いてもらえ、「どうぞ」と言われてから、翁の正面に据えられたイスに座り、(最初)右から磨いてもらいました。

最初はブラッシングをして汚れを落とし、続いてクリームを満遍なく。

細かいところにまで丁寧に(ちょい、こそばゆかったですが(^^ゞ)塗り、終わったらガーゼを取り出し、それに軽く水を含ませてから、両端を持ってゴシゴシを拭く...。

この作業を何度か繰り返していくのですが、磨き待ちの左側と比べると、その違いは歴然。
明らかに判る“磨く前”と“磨いた後”に、少なからず感動を覚えました。

この日はい~い天気で少し暑かったですが、吹く風はとても心地よく、野外で靴を磨いてもらうのには絶好の陽気。
歩道の端とは言え、多くの人が往来している中だったので、多少の気恥ずかしさはありましたが、翁の技と、見違えるほどきれいになった靴を見て、そんなことはすっかり忘れてしまいました。

実のところ、昔っから「靴磨きの職人さん」に自分の靴を磨いてもらうのが憧れでもあったので、それが漸く実現出来て、正直嬉しくて、些細なことかもしれませんが、オトナになった気分がして、何だかちょっと感慨深げだったです。

1回600円。
値段は然程高くなく、しかも、磨いてくれたのは露店の翁ですが、何だか、とっても“高級感”を味わえた気がしました。

私のあと、すぐまた次の人が。やっぱり、需要はあるようですね。
ただ、この人とは何不自由なく話してたな...今度は話してみよっと♪
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20年振りの再会!

2008年04月11日 | くない卿見聞記
話題は遡る事2ヶ月近く前の2月16日(土)。
卒業した小学校の同窓会に、初めて行ってきました。
(当時は転勤族な家だったので、2回3校変わりました。)

場所は吉祥寺で、時間は19時からだったので、(以前に記しましたが)歯医者の治療を終えて、麻酔が解けてから家を出て向かいました。
ただ...
私は、小学校卒業と同時に今のところへ越してきたので、長らくみんなとは音信が途絶えていました。
ところが、それがmixiを介して繋がったのです。
その切欠は、卒業をした小学校のコミュニティーからで、同級生が(よくぞ!)そこで私を見つけて、今回この事を知らせてくれたのです。

しかし、実は随分と昔...
あれは彼是10年以上も前,浪人時代の3月。
必勝!を掛けて挑んでいた大学入試直前、不覚にも風邪を引いて寝込んでいたいた時に1度,お誘いの電話を受けていました。
ただ、そんな状況だったので電話にも出られず、その後の音信も途絶えてしまいました。
私は、小学校卒業と同時にいまの街へ越してきたので、もう、二度と無いだろう・・・と諦めていたのですが、今回思いがけずも誘われたので、一つ返事で快諾しました。
しかも今回,担任の先生も出席するとのことで、とてもワクワクして向かいました。

会場は、【吉祥寺ロフトダイニング 具u】というお店。
駅から歩いて5分ほどの、東急吉祥寺店の裏手の路地に在りましたが、吉祥寺を歩くのは久方ぶりだったので、街の風景をちょい懐かしみながら、そこへ向かいました。
ただ、内心はワクワク感時々ドキドキ感で、幾分緊張しながら店内へ入り,席(2階というかロフト?!)へと案内されました。
すると...
(遅れていったので(^^ゞ その場にいた)全員が私へ視線を移すなり、何ともいえない歓声交じりで「くない!(仮)」と一斉に、(一応)瞬間に照合されました。
・・・けど、私にとって、これは意外な反応で、もう少しみんな、迷って考えるものかと思ってたのですが・・・
席に着くなり、「変わってない」と、拍手交じりに歓迎同意されました。
私的には、内心結構複雑でしたが、帰ってからこれを確かめるべく、アルバムを広げてみて・・・「あっ・・・、なるほど。確かに変わってない・・・かな?!」と、ちょい納得しました。
ただ、20年ぶりに再会した先生やみんなも、あんまり変わって無かったです。
でも、中には帰ってからアルバムで確かめるまで、誰だったか判らなかった人もいた?!というのは、ここだけの話で(苦笑)
しかし、これ以上に驚いたのがみんなの記憶力ですが、中でも先生は凄かった。
私たち以外にも,先生曰く、3,000人強の教え子がいるのに、顔も名前も、在籍時の印象や思い出話も、すらすらと話しておられました。
ちなみに,私は「いつも地図帳見てたよね。」と、言われました。
これにみんな、激しく同意していましたが、私には記憶や印象が全くありません
いや,確かに中学の時、休み時間に地図帳使って珍しい地名を探し出す“クイズ”(ex.エロマンガ島の場所とか)が流行っていて、今でも地図は大好きですが...その素地が、この頃から既に出来上がっていたとは、衝撃的でした。

ある意味,この日この会に来て一番「よかった(笑)」と思った瞬間かもしれません。。。
そして、この時気が付いたのは...
先生は、一人一人しっかりと見ていた!ということ。
道理で、学校へ行くのが毎日毎日楽しかったわけで。
オトナの階段を上る一歩手前の頃で、思い起こせばいろいろとありましたけど(^^ゞ
折れず曲がらず通い通せた,その当時では見えなかったであろう切欠を作っていてくれたことに、大いなる感謝の念を感じました。
そして、日々の報道や先生から聞いたいま学校の話などを聞いて...
「あの頃はよかった!」という意見で、一致しました。
いまでは、ちょっと手を挙げただけで「体罰だ!」と言われたりするそうで、なんだか世知辛くなった気がします。

この後も、話題尽きることなく大盛り上がりでしたが、如何せん,予約時間を過ぎてしまったので、一次会はこれにてお開き!となり、先生はここで,又の再開を約して帰られました。

・・・が、それ以外の多くは、このまま2次会へと続き、私も、遠方なので、はなからオールつもり来ていたので最後,3次会まで付き合い、翌朝,夜が明け始めた頃、帰路に着きました。

ちなみに,最後の3次会は、私を呼んでくれた友達行き付けの沖縄居酒屋のある、私が巣立った街,田無へ行きました。
けど...
噂には聞いていましたが、20年振りに来た田無駅前は、劇的に変化していました。
今回、田無に居たのは夜の中なのですが、当時の面影は一切無く、見覚えのある店は無く、全く違う,知らない街に来てしまったようで、一抹の寂しさを感じました。
けど、自宅(当時)のあった南側の雰囲気は、暗がりの中でも変わりないように思えたので、幾分安心しました。

そして、今度は陽のある内にやって来て、思い出のある街を巡ってみよう・・・と、思います。

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上野のち渋谷そののちベトナム?!

2008年04月02日 | くない卿見聞記
先日の日曜日。
春の、暖かで穏やかな陽気に誘われて、午前中から上野の杜へ出掛けました。
東京では、桜の満開宣言が発せられましたが...
開花宣言は先週土曜日のこと。
ただ、、その時はこれを知らずに九段の杜を通り掛ったので、結構咲いているのにびっくりしました。
しかし、上野の桜はもっと先に,「今頃何を言っているの(笑)」と言わんばかりに(結構)咲いていて、中には満開近い桜もあってとても華やかで賑々しく、お花見に興じる気早いグループもいました。

そんな中を抜けて向かったのは、恩賜公園の一画にある東京都美術館
4月6日(日)まで企画開催されている[ルーブル美術館展]の無料招待券を得たので、来日しているフランスの至宝を見に行って来ました。
外と同じく、館内は結構混雑していて、展示品を見るのもやっとなところもありましたが(^^ゞ...
写実的な絵画(肖像画),金銀宝石を多用した至宝の数々はもう圧巻で、最後の方は見すぎで目がチカチカしていました(笑)
確かに,これなら、足を止めてじっと見たくなります。
ただ、至宝の中には数点,中国製の陶磁器がありました
これらにはいずれも、フランスに着てから金銀の装飾が為されていますが、地である陶磁器の、あの淡い青磁の色は、どの煌びやかな金銀細工よりも落ち着き、ついつい長く見惚れていました。
また、日本製の至宝も3点ほどありましたが、一目でそれと判るほどに控えめで落ち着きのある作りには、折角のルーブル展ですが、またまた暫し見惚れてしまいました。

ちなみに,ルーブル美術館は、旧フランス王朝の宮殿を利用しているとか?!
パネルなどで紹介されていましたが、是非とも機会あれば行ってみたい!と、思いました。
更に、公式サイトには日本語版もあります。さすがです。

2時間ほど企画展を堪能した後は、東京藝大奏楽堂前のベンチに腰を掛け、暫し日向ぼっこをして、渋谷へと移動しました。
その目的は?!といと...
先週の土日,NHK放送センターで開催された[ふるさとの食 にっぽんの食]のに、全国各地の美味いものが集まる!?と聞きつけて、行ってきました。
ただ、着いたのが15時頃だったので、多くのブース(屋台)が品切れ店仕舞状態で、ちょいガッカリしましたが、何とか“たこの唐揚げ”と群馬の“味噌ダレ焼餅”,新潟の“アンコウ汁”の3種類を食べました。
その何れも,たこは揚げたてを、焼餅は売り切れ間際に、アンコウ汁は「煮すぎて具がないので(定価500円だが)100円で」食べられましたが、残骸でもアンコウの身が有りましたし、(味噌)汁もとっても美味くて、結構満足しました。
ただただ、欲を言えば焼牡蠣や鮎の塩焼きなどを売っているブースがあったのですが、長蛇の列で...断念しました。

この後、(向かいの)代々木公園を暫し散策してから、原宿へ。
NHKで美味いものは食べましたが、いずれも立ち食いで、人込みの中を歩いてきて疲れたので、一休みしたくて移動してきました。
しかし...
普通なら、土日の原宿は最重要敬遠地なのですが、神宮橋明治神宮前駅)側から「ジャニーズ」の夢の前を通って行くと、竹下通りの雑踏がウソの様にすんなりと行けます。
けど、そこまでは行かず,手前のブラームスの小径を東へ、表参道方面へ進んで行ったところに、とってもクラシックなカフェを発見!し、入ってみました。

このカフェの名は【ヴォルール・ドゥ・フルール~花泥棒~
外観と同じく,クラシックな店内は、とてもここが喧騒甚だしい原宿とは思えないほど静かで、時間が止まってしまったのか?!と思うほど、ゆったりとしています。
ここには、大きな8人掛けの円卓と、テーブルが3,4ありましたが、この時は全て埋まっていてたので、マスターが目の前で注文のお品を用意する、カウンター席へと案内されました。
お店の雰囲気同様、お値段もそこそこするのですが、その中で私の目に留まったのが“ベトナムコーヒー”です。
値段(700円)も然ることながら、物珍しさも手伝って注文しようと思ったのですが、「甘すぎる」との忠告を受けて、逡巡してしまいました。
しかし、カウンターを隔てた正面にいたがマスターが、にこやかにこの解説をして、「それほどでもない」とお聞きして、私はこれと、レアチーズケーキを注文しました。
(何せ歩きつかれて糖分を欲していたので(^^ゞ)
そして、待つこと暫し,やってきました!ベトナムコーヒー・・・なのですが、運ばれてきたのは、銀色のカップを冠したミルクが1/5程度入ったグラスと、ポットでした。
何分初体験♪なので、この状態に間誤付いていると、すかさずそれを察した店員さんからご教授いただいた通りに作ったそれをまずは一口飲んでみると...
私にしては、とってもパンチのある濃さ!で、ざらざらとした雑味を感じました。
そこで、次はガッツリと、下に沈殿しているミルクをスプーンで掻き混ぜて飲んでみると、一転,まろやかな感じになり、とても飲み易くなりました。
そして、一緒に頼んだケーキなのですが、甘すぎず酸っぱ過ぎず,いい塩梅で実に美味かった!です。
また、私のお品ではないのですが、分厚いトーストが実に美味そう!で、こんがりと焼きあがったそれは、食べる時にとても心地よい、サクッという音を聞かせてくれました。
ちなみに、焼く前にトーストへ何か霧吹きで掛けていたのですが...なんなんでしょう?!

ここではおよそ1時間ほど,とてもゆったりとした時間を、寛いで過ごせました。
今度、出来る事なら日曜の朝か平日の昼下がりに来てみたいですし、それが合う,今となっては貴重なお店な感じがしました。

(私と入れ替わりに、)オープンスペースにはプチギャル系が何人かいましたが、とっても不釣合いな感じがしました。

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いざ!大塚の萬劇場へ!!(下)

2008年03月18日 | くない卿見聞記
SNSの最大手,mixiにて知り合った方が舞台に上がるとのご案内頂き、先月上旬,大塚の劇場お芝居を観に行って来ました。
その話(内容)とは...
フランスの古い寓話から。
悪魔と魔女が、「人間にとって一番大切なものとは何か?」を実証する為、双子の男の子を使って「人生実験」を始める...というもの。
その最初は、雰囲気十分の悪魔と魔女の掛け合いで,幾分暗く重苦しい感じで始まりましたが、次には一転,それまでの「陰」とは真逆の、「陽」な現実世界へと場面が展開。
それから暫くは、見栄っ張り(というか、ナル)のご令嬢を中心に,内気な妹と太鼓持の様な友達,何処か世間知らずの父親と家庭教師が登場して、話が展開していきます。

ただ、突然に真逆の,「陰」から「陽」への場面展開に少々驚き、最初の話この場面にどうか絡むのかを(思わず無粋にも)考えながら、観ていました(^^ゞ
すると...
再び「陰」の世界へ,父親の失態から、姉妹が引き込まれて行きます。
その場面で登場するのが、今回の主人公でもある「グレゴワール」という城主と、奇っ怪な3人の部下と1人の魔女。
彼等は人間を嫌い,恐れて近寄らせず、特にグレゴワールは醜いがゆえにネガティブで、野獣と称して恐れられていました。
しかし、この城にやって来た姉妹と城の衆,そして、グレゴワールとが交流していったことによって、凍て付いていた心が徐々に解け、遂にはぎこちないながらも,お互いに分かり合う,「陽」の間柄へと変化していったのです。
ところが,貧窮に喘ぐどこか世間知らずの家庭教師が、借金を苦に商人の口車に乗せられて、姉妹とグレゴワールとの関係を掻き乱してしまうのですが...
ここで、実に意外な展開へ。
全く真逆なキャラの2人,グレゴワールと家庭教師が兄弟で、しかも,双子であることが判明。
そして、この2人が一番初めに登場した「人生実験」にされた「双子」だったのです。
いや,正直失礼ながら、家庭教師は端役だと思っていたので、(いきなり)目立つ存在になるとは思いませんでした(^^ゞ
そして最後には,「人生実験」という呪縛から解き放たれて幕引き...となるのです。

上演時間は2時間程でしたが、すっかりと観入ったのでそれは全く気にならず,逆に「あっ」という間に終わった感がありました。
ただ,“劇団史上、最高傑作コメディー”と銘打っていましたが、私は(あまり)そうとは感じず,単純に、内容(脚本と演出,役者陣の演技)が良かったと思いました。
私的に,「陰」と「陽」がこのお芝居のキーワードかな?!と感じ、その点に於いては、始めは交互にあったものが、やがて一つに,陰が陽に変っていく様に上手く組まれていて、とてもよかったです。
そして、これを出演陣が活き活きと演じていたので、観ていて気持ちが良かったです。
例えば、見栄っ張りの「陽」な姉とは好対照の,強い「陰」を感じさせるネガティブな妹。
それと、タカラヅカの男役の様な家庭教師(弟)と、特に良かった(と、いうよりは気に入った!)のがこの兄だったグレゴワール。
その演技より,孤高から生まれた取っ付き難い,邪悪ではない強烈な「個性」を見て取れて、全体含め,良いものを観させていただきました。
またその他の出演陣も,気弱な父親に太鼓持の様な友達,腕っ節の強そうな用心棒にメイド!,そして、イジワルそうな魔女とブラック感十分の悪魔...と、何れも秀逸で、良かったです。

次回は秋に公演があるとかで,その折にも是非、機会があれば行ってみたいと思います。

ちなみに,本当は公演後、ご案内下さった方始め出演陣へ、ミーハーな気持ちを抑えてご挨拶をしたかったのですが、劇場前は大混雑で...。
誰が誰だかよく判らず,しかも私一人だったので若干恥ずかしくもあり、この後予定もあったので、足早に,「雪が降りだす前に」とここを後に、歩いて池袋まで向かいました。
山手線だと一駅ですが、都電沿いに,サンシャイン目指して歩いて行きましたが、ぶらり途中駅さながら,いろいろな発見が出来て(こっちも)面白かったです。
そして改めて,大塚←→池袋が近く、歩いてもなんら苦にならないことが判りました。

いや...だからといって、頻繁に行き来するわけではありませんが(^^ゞ
とっても寒かった!ですが、この時は幸いにも雪に降られませんでした。
しかしこの後,陽が沈んでから、東京では予報通りにボタ雪降ってきました。
一面銀世界となったおの光景は、先にも記しましたが、圧巻でした...。
それこそ丸で,東京ではないみたいでした。

<<<<<<<・・・いざ!大塚の萬劇場へ!!(上)

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いざ!大塚の萬劇場へ!!(上)

2008年03月17日 | くない卿見聞記
話は、遡ること1月程前の2月9日(土)。
私も入っているSNS最大手,mixiにて知り合った方が所属している劇団の「公演がある」とのご案内を頂いて、この日の午後,初日の初演を観に、豊島区大塚の劇場へ行ってきました。
ただ...
色々と支度に手間取ってしまい、14時からの開演なのに劇場の最寄駅である山手線大塚駅に着いたのが14時を少し過ぎた時間...。
私の周りには、不思議なことに演劇に没頭している方が多いので、有難くも幾度かお招きに預かり、観に行ったことがあるのですが、幕が上がってから劇場内に入るのって、(暗かったり空席が無かったりして)結構大変...との印象があるので、駈足で劇場へと向かいました。

公演は、山手線大塚駅から北へ5分程,都立文京高校近くの【萬劇場】というところ。
一応,事前に場所は調べて行ったのですが、何せ俄仕込みで(^^ゞ...
向かう道すがらは、とてもひっそりとしていて、人も車も,行き交うものが無く、幾分不安になりながら歩いていると...ありました。
一応,駆け足ながら、注意深く向かっていたのですが、花などが賑々しく飾られていなければ分からず,危うく行き過ぎてしまうような・・・ビルにある劇場でした。

外は、「雪が降る」という予報に真実味を与えるほど寒かったのですが、漸く着いたここの中はとっても暖かく、安堵して受付を済ませる・・・も,その場の人々には急かされる様に案内されて、地階の劇場へと向かいました。
そして、階段を下りて先,劇場口と思われる扉前に(も)何人居たのですが、皆さん少々驚き,慌てた感じで私を迎えると、一人の係員から「こちらへ」と誘われて行きました。
すわ,「もう開演してしまったか...」と思いながら、楽屋路の様な通路を通って案内されたのは、劇場の最上部。
幸い開演には間に合ったようですが、150人ほど程は入れるのか,会場内はもう満席。
それゆえに、入りやすい口へと案内された・・・という訳の様で、残っていた一席に座って幕開けの時を待っていました。

私にとっては幸いにも、幕開けが遅れていたようで(^^ゞ
座長と女性が舞台上で挨拶を済ませてから暫くして、漸くか,開演となりました。

そのレビューは、また日を改めて・・・>>>>>>>

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夕暮れ近い浅草駅...

2008年02月05日 | くない卿見聞記
話題は昨年師走のこと。
とある忘年会に招かれて、陽の上がる内から浅草へ行ってきました。
参加される方々とは14時に浅草寺雷門前で待ち合わせて、仲見世伝法院通りから、初めて花やしきの前を通って国際通りに出,吉原の入口に興奮しつつも、流石にそこから先へは踏み込まず(笑)
反対の西参道商店街へ・・・と,未踏の浅草ばかりを巡る、ちょいとマニアックな浅草巡りをして、WINS浅草近くの赤提灯で一杯やり、2時間ほどしてから河岸を上野に変えて引き続き,夜遅くまで酒肴と旧交とを堪能して来ました。

ただ、待合せの時間には幾分早く着いたので、東武浅草駅浅草松屋をぶら~りとしていました。

ここ,東武浅草を起点とする伊勢崎線の沿線には、私が生まれ,5歳まで過した街が有り、更にその先には、母方の実家や親戚が住んでいて、昔,盆暮れ正月には[快速]や[りょうもう]に乗って行っていたので、懐かしく,思い出深い駅なのです。
しかし...
5年,10年くらい前までは、まだ活気が有りましたが、この日来て,私は愕然としました。
旅路に出る前に心躍らせた、活気ある東武浅草駅は見る影も無く,人が居なくて寂しい限りの駅となっていました。

>行き先表示板は、昔“テレビ画面”だったんですが、それがまた,何とも言えず良かったんですけど...。

時季的なものもあるかとは思いますが、少なくとも,私が知っている土曜日の昼下がりの東武浅草駅は、これから観光地へ向かう人で結構な賑わいでした。。。
1階の券買エリアには勿論のこと,併設している浅草松屋の出入口付近でも、手土産買いを当て込んで、【船橋屋】や【舟和】などが出店を出、狙った通りに黒山の人だかり出来て、大そうな賑わいでした。
それこそ,買うのも大変なくらいに。

私もまた,その内の1人でしたが、この日はその面影など微塵も無く,何の変哲も無く、普通な時が流れていました。

続いて...
改札口とホームのある2階もまた,かつては大そうな賑わいで、荷物持の赤帽さんや靴磨きの人などが居たはずなんですが・・・その痕跡すらありません。
また,売店や自販機の辺りには、これから旅立つ人などが列を成して賑わっていたのですが、その面影すらなく,閑古鳥状態です。

しかも、到着した電車から降りてきた人が少ないこと少ないこと。。。

これがあの,小さい頃から旅路の起点で、心昂らせた思いで深い東武浅草駅かと思うと、とても寂しくなりました...。

それもこれも...
上毛方面への観光客減少(もしくは鉄道利用者減)と、地下鉄との相互乗入れによる都心との利便性向上が大きな要因なんでしょうね。
その中でも特に,前者ではJRとの相互乗り入れを実施し、後者,地下鉄半蔵門線との相互乗り入れ曳舟)では、列車種別を変更してより利便性高めた結果,人の流れが代わり、地盤沈下さながらの状況になってしまったのでは・・・と、思います。
(そもそも,最長6両編成しか入線できない浅草駅自体に限界もあるのですが...。)

「旅の玄関口」でもある東武浅草駅が、盲腸線(駅)に堕する事無く,かつて程の賑わいが戻ってくることを、思い出のある一利用者として,切に願っています。

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