くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

置賜赤湯の【龍上海】本店

2013年07月27日 | ラーメン万歳!
7月は、いつの頃にか海の日なる旗日がが登場。
それがハッピーマンデーによって月曜日となったことで実現した3連休に奥羽口の福島へ。
祭友さんを頼って行きました。

1泊2日の行程の初日は羽州置賜地方へ出張って米沢をまず攻略。
昼を迎えて食事の算段し、向かった先は南陽市赤湯。
温泉街で有名なここにはもう一つ、“辛味噌ラーメン”を提供する【龍上海】というお店があります。
置賜を中心に山形、新横浜のラーメン博の他にカップめんにまで進出しているここの本店に今回は行きました。

米沢城址(上杉神社)を正午過ぎに発ち、赤湯市街に在る本店に着いたのは13時頃。
店先の駐車場は満車。
少し離れた所にある駐車場も同じく満車で出待ちの車が数台あり、それに比例して、店内も満席で店先に行列が。。。
雨が降ったり止んだりする不安定な天気の中で待つこと40分ほどで店内へ。
出入り口近くの席で空き待ちをすること10分ほどで、漸く席へ案内されました。

注文は外で並んでいるうちに聞かれたので、席に着いてから注文の品が提供されるまで、そう時間はかからなかったです。
その、今回注文したお品はこれです!

辛味噌ラーメン(780円)。
その一口目は、勿論スープから。

ぱっと見はあっさりに見えるんですが、箸を入れ、麺と一緒にかき回すと、下に潜んでいたベースの味噌が現れます!
そこで一口いただくと、かに味噌?!と思う程に濃く、旨味のあるスープに出会えます。
これに、トッピングの辛味噌を溶かし混ぜると旨さが変化。
若干感じたまったりさが消え、ピシッと締まり、パンチのあるスープになりました。
次、2口目は麺。

味噌系と言えばこれ!
中太の縮れ麺です。
茹で加減はちょうどよく、太麺ならではのもちもち感があり、スープもよく絡んで一口で二度美味しくいただけます。
ちなみに、麺は自家製の様で、本店の斜向かいに立派な製麺工場がありました。


チャーシューは薄手のが2枚。
豚肉か、脂身がスープの熱に溶けていて、口に含むと溶けるようになくなります。
勿論、味噌との相性もよかったです。

昔好きだった神楽坂上に在る「伊太八」の味に似ていて、懐かしく、美味しく頂きました。

ちなみに、辛いのが苦手という祭友さんは、トッピングのパイナップルに釣られて冷やし中華を注文。
その味を聞きましたが、合うそうです。 
私はそれに否定的ではないので、ちょい、食べてみたい・・・と思いました。

赤湯には、今から8年くらい前に来たことがあります。
その時は「いきかえりの宿 滝波」に泊まりましたが、実にいい湯、いい宿でした。

今回はラーメンを食べてから高畠に移動しましたが、今度は是非泊りがけで、ゆっくりと湯に浸かりにきたいです。。

▼▼▼置賜へ出戻る!▼▼▼

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣鴨の【ラーメン蔦】

2012年12月16日 | ラーメン万歳!
この間、立ち寄った本屋で見つけた雑誌に載っていたので気になっていて、いつか行こう!とは思っていました。
ただ漠然と考えていたんですが、ひょんなことから予定が抜けたので、仕事帰りに途中下車して立ち寄りました。

巣鴨駅からすぐ近く。
南側の、客引きのやる気もあまり感じられない寂れた歓楽街の一画の、ラブホの前に在ります。
ちょっと微妙です(笑)

店内カウンターのみ9席ほど。
食券制で、20時前に着たときはごはんモノは無くなっていました。
後で気がついたんですが、どうやら私が最後の客だったようで、1人が閉店準備に勤しんでいました。
ごはんモノがなかったのも、その所為なのかもしれません。。。
今回頼んだののは、850円の醤油味玉。
本当は塩がよかったんですが、立ち読みした雑誌が“醤油部門”で1位に上げていたので、これにしました。
案内されたカウンターの奥の席に着き、“能書き”を読みながら待つこと7,8分。


2人いた作り手が、髪を被わず剥き出しでしていたのがちょい気になりましたが(苦笑)

供され注文の品。

その一口目はスープから。
醤油で感じるトゲトゲしさ全く無く、口当たりによく残る美味さです。
余韻も暫くあり、それもまた煩わしくなく、反芻できてよかったです。
ただ一点、贅沢かもしれませんが、角がない感じなので、一味を入れて丁度よかったです。
二口目、麺は中太のストレート。
“能書き”によると自家製麺で、工房は私が着いた席の隣にありました。

茹で加減なのか、はたまた麺の仕上がりなのか、よく言えば腰がある、悪く言えば・・・ちょっと硬かったです。カウンターにあった解説で“麺硬はオススメしません”って書いてあったので、麺の仕様なのかもしれません。
また、味なんですが、、、
美味いんです。
美味いんですが、いい意味で、不思議な味でした。
だからか、物足りなさを感じました。
あと、器が小洒落ていて、それはそれでいいんですが、何だか、ラーメンが窮屈な感じがしました。
次に、付け合わせのチャーシューを!
昔ながらの、縁に赤みがあるそれは硬仕上げ。
噛む程に旨味が増してきます。
最後に味玉を一気に!
勿論半熟仕上げで、ギロチンのように切り込むと、黄身の旨味がどっと出てきます。
ただ、冷たかったのが残念でした。
これはどこでも共通することなんですが、添える前に、湯に漬けておくなどして、温度のギャップが無いようにしておいて欲しい・・・と、私は思います。
ちなみに、お水と下げ膳(カウンターに置く)はお客自身がします。
ご注意を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

振り向けば【八雲】在る!

2012年08月20日 | ラーメン万歳!
今から2か月程前の土曜日の夜。
仕事帰りに、職場の子と一杯やってた時のこと。
何がきっかけだったか、美味いラーメン屋、おススメのラーメン屋の話になりました。
そこで私が迷わず挙げたのが、大橋JCT(山手通り、菅刈陸橋南側)のすぐ近くに在る【和利道】です。
つけ麺に否定的で、率先して選択することは決してない私でも、ここだけは、唯一認めています(笑)
ここのいいところは・・・別に話すとして、【和利道】の推薦の弁を述べていたら、何だか無性に食べたくなって(^^ゞ
翌日の日曜日、開店と同時に入店!を狙って行ってみました。
すると・・・シャッターが降りてましたorz

まさか、まさか・・・栄枯盛衰の激しいこの業界。
もはや淘汰されてしまったか、、、
あれほど美味いつけ麺が、もう、もう、もう食べられなくなるのか?!と思って近づいてみたら、何のことはない、単なる定休でした。
水曜日定休なのは知っていたんですが、プラスでこの日が休みになっていました。
何とまたツイテないのか、、、
せっかくここまで来たのに空振りで帰るのは如何にも口惜しく、はてさてどうしよう・・・と思案していたら、斜向かいのビルの2階から階段に列ができているのを発見しました。

近づいて見るとラーメン屋で、調べてみると、美味い!と評判の店だったので、一発逆転を狙って列に加わりました。

店の屋号は【八雲】。

7年ほど前に中目黒から移転してきたようです。
・・・ということは、【和利道】より前に在った・・・ということになります。
日曜日だからか、矢鱈と家族連れが多くて単身は私くらい(^^ゞ
その中で待つこと30分くらいか。
外階段から漸く店内に。
ここで予め食券を買い、中の待ち席に着いて、更に待つこと10分ほどで席に案内されました。

店は雑居ビルの2階に在って、アプローチは外階段のみ。
座席は、厨房を囲むように設けられたカウンターのみで12席。
中待ち席は9席あり、白と黒を基調としていて古洒落た内装になっています。
後々で、ここの名物がワンタンメンだと知ったんですが、今回私が注文したのはミックスです。
・・・いえ、決してジュースなどではなくて(笑)
濃口醤油がベースの黒と白醤油がベースの白とを合わせたのが、ミックスです。
どちらか1つを選ぶのが苦手な私は、迷わずミックスを注文しました(笑)
ちなみに、ミックス宣言は食券を渡す時に言わないとダメなようです。

注文の品は、中待ち席からカウンター席に移ってから5分ほどしてから着ました。

待ってましたその1口目はスープから。

黄金色のそれはまろやかで風味がよかったです。
濃過ぎず、サッパリし過ぎず、丁度良いバランスでした。
けど、、、ちょい塩っ気が強いように感じました。

次、2口目は麺です。

黄身で若干カーブのある中太のそれは、丁度良い茹で加減。
よーく見ると判りますが、芯がしっかりと浮き出ています。
ゆえに、噛み応えもバッチリで、スープとの相性もよかったです。

3口目は、チャーシューです。
縁の赤い、厚みのあるそれは、見た目の通りにしっかりとした噛み応え。
塩っ気はスープで補われているのか、それ自体はとてもシンプルな味ですが、旨味はバッチリありました。

そして、最後は味玉です。
(確か)プラスで頼んだこれは勿論半熟で、つけ汁の旨味をよく吸って、とても美味かったです。
そのまま食べるのもいいですが、少しスープと絡ませて食べると、美味さ倍以上です!

怪我の功名というのか、瓢箪から駒というべきか(^^ゞ
前夜から渇望していた目当ての店がやってなかったのは至極残念でしたが、いい一杯に出会えました。
今度は、ワンタンメンを食べに行ってみたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐倉の【拉麺ダイニングほんまれ】

2011年12月29日 | ラーメン万歳!
らーめん「不毛地帯」を照らす光は、最初2店だけのつもりでした。
けど、この間の街にも1店、美味い店があるので行って来ました。
それが、志津に在る【拉麺ダイニングほんまれ】です。

駅北口(成田街道側)の目の前に在るこのお店は、駅のホーム(成田側)からも見える位置にあります。
店名に“ダイニング”と付けているとおり、昼間開いているのは土日祝日だけで、基本的には夕方から深夜まで開いているお店です。
このお店とのファーストコンタクトは、昨年の京都出張の帰り。
中途半端な時間に帰って着てしまったので、電車内からも見えて気になっていたここに立ち寄ったことでした。
そのあと直ぐにレポすればよかったんですが(^^ゞ
大好きな京都出張の「報告書」に感けてすっかりとおざなりとなってしまって、記憶も海馬の奥底へと消え去ってしまったので、この機に改めて行って来ました。
セカンドコンタクトは22日の夜。
予定だと、志津で途中下車をして行くつもりだったんですが、寝過ごして、気が付いた時には扉が閉まって発車する直前で(^^ゞ
最早間に合うべくもなく、止むを得ず、自宅最寄駅から自転車で行きました。
しかし・・・どうしていつも、起きるタイミングが↑な時ばっかりなんでしょう(苦笑)

店内は、カウンターが9席にテーブル席が5。
入店した時刻は22時半過ぎでしたが、男性ばかり3,4組が、お酒片手に談笑していました。
中には、ラーメンを食べながら・・・という人もいましたが、そんな人向けなのか、このお店には“小”ラーメンの各種もあります。
ただ、私は夜食としてのラーメンを食べに来たので、普通盛りの鶏白湯魚だし塩ら~めんと五穀米ごはんを注文しました。

待つこと5分ほど。
きれいな女性に運ばれて、待ってました!注文のお品がやってきました。

そのまず1口目は、勿論スープから。

鶏ガラを10時間以上煮込み、鯵の丸干しを加えているというそれは、とてもまろやかで濃く、美味いです。
例えて言うなら、ホタテスープを飲んでいるような、旨味ぎっしりのスープです。
それと一緒に居るのが、2口目に食した麺。

先に食した2店とは違って黄味がかっていて、中太よりも少し太めなそれは、幾分の固く、噛み応えをも味わえるように仕上げられていて、確かに美味かったです。
けど、それ以上に美味かったのが、スープを絡めながら啜ったとき。
相性の良さを感じました。
縮れ具合は、折り目で付いた程度のものでしたが、それが程よくスープを救い上げていたように思います。
麺や田中】は透き通ったスープでした、ここは煮込んで仕上げた白湯。
前者よりも断然濃いので、救い上げ過ぎてしまうと濃さばかりが目立ってしまいそうですが、折り目で付いた縮れ程度だったので、適度にスープと絡まって、美味しくいただけた・・・かな?!と、思います。
この次、3口目はチャーシューなんですが、、、
焼いた鳥をブロック状に切られたモノが入っていました。
これはもう、美味いに決まってます。
濃いスープで食べ続けると、正直飽きてしまうことがありますが、このアクセントがあると、それを吹き飛ばして食べ続けたくなります。
そして最後は、味玉です。
ここのも勿論半熟で、味付けも濃過ぎず薄過ぎず、程よい塩梅に仕上がっています。
ここでも画像を撮ろうと思ったんですが、弾力有る半熟具合では失敗する・・・と判断して、ここでの感想に代えさせていただきます(笑)

あと、一緒に注文した五穀米ご飯ですが、これも美味しかったです。

感覚的には、私の大好きな御赤飯に似ていて、濃いめのスープによく合いました。

白湯系のこのお店。
塩ベースの他にも、醤油や味噌ベースもあります。

しかし、余談ながら、、、
【ほんまれ】の在るこの街は、ちょっと前までは活気があったんです。
けど、ヨーカ堂が関西のOKグループの店に代わり、駅と直結していた東武ストアーも、いつの間にか撤退していてパチ屋になっていました。
他にも、そういえば・・・無くなってる!?という店などが、結構あります。
近隣に、ショッピングモールが出来たりしたからでしょうが、それにしても、かつての賑わいを知っている身としては、昨今静まりようは驚きでした。

※画像はリンク付サムネイル方式なので、クリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝田台の【麺や田中】

2011年12月28日 | ラーメン万歳!
そして次の日も。
情報源は、同じく「ラーメン本」の千葉版で見つけた新店です。
その名は、隣町の八千代市勝田台【麺や田中】です。

場所は駅の南側。
いまは、低層階にコンビニや居酒屋の入ったホテルの裏手。
駅を出て、ロータリーを右手に、道なりに進んでホテルの脇を抜けて進んでいくと、お目当てのお店に着きます。
しかし、この辺りは、スナックや居酒屋と住宅が混在している地味な一画。
開店してまだ日も浅い様で、地元民でも・・・前に何がここに在ったかは思い出せませんが(^^ゞ
店舗自体は、上側面にデカデカと主張しているので判りますが、そこに至るまでが、ちょい、判り辛いかもしれません。

お店に着いたのは、12時半過ぎ。
平日・・・ということもあってか、入店時、お客さんは、私を含めて3人。
客席は、カウンターのみ9席だけですが、それ程狭さや窮屈さは感じません。
ここは食券制で、入ってすぐのところに券売機があります。
情報によると、手書きの絵の付してあるボタンは裏メニューらしいですが・・・見付けられず(^^ゞ
塩つけ麺にも興味があったんですが、まずはこの店の基本の味を・・・と、塩らーめん(味玉付)小ライスを頼みました。
これで、合計680円!
これです。
このくらいがちょうどいいんです。
内訳は、塩らーめんが620円,小ライスは60円!です。
ご飯はを頼む予定はなかったんですが、値段を見て、ついつい食券を買って渡してしまいました。
ちなみに、水もセルフで、給水器は券売機の反対側に置いてあります。

食券を渡してから、待つこと10分弱。

待ってました!注文のお品をカウンター越しに受け取って、まず1口目、スープから。

ファーストコンタクトの印象は、痛い・・・です。
この感覚は、いまは無き東池袋の【陽輝】という、ここも塩が売りのラーメン屋で受けましたが、刺々しく、角が取れておらずに刺激が強く、ダイレクト過ぎな感じです。
スープの2口目以降は、口舌が慣れたのか、塩ラーメンの楽しみであるあっさり感の中に程よいうま味が感じられて、美味しくいただきました。
けど、1口目の当たりは、、、久しぶりの感覚で、いろいろな意味でびっくりしました。
続いて2口目は麺。

白味の中太ストレート。
茹で具合は程よく、スープとの相性はよかったです。
麺自体の味は、例えて言うなら蜀漢後主劉禅が如き純真無垢(笑)
素直でサッパリとしていました。
次、3口目のチャーシューは、もう、、、
美味いです。
薄切りですが、その厚さが効果的で、口の中で蕩けてしまいそうです。
この感覚が、、、幸せを味わえる一時です。
そして最後。
とって置いていた味玉子をいただきましたが、これもまた!
程よい味付けと完熟具合がサイッコー!!でした。
中身がどうなっているか、カメラに収めたかったんですが、それよりも、食い気に押されて食べきってしまいました。

日曜日はやっていないんですが、祝日は営業していたのと、夜遅くまでやっているので、これから、年度替わりの頃は帰りが毎日遅くなるので、その機会にまた、どうなっているかを確かめに行ってみようと思います。

ちなみに。
これから数日後、気になっていた青唐辛子麺を喰らいに行って来ました。
流れは前回と同じ。
休みの昼間でしたが、お客さんは・・・これまた前回と同じ。
そして、これが件の代物。
ケータイなので、あまり画像がよろしくないのはご勘弁ください(^^ゞ

まずは1口目。
塩ラーメンで受けた刺激は、今回は全くなく、サッパリながらもうま味とまろやかさ、コクがあった美味かったです。
麺も、この美味いスープと旨くコラボしていて、スイスイと頂いてしまいました。
このラーメンの付け合せは、カイワレと獅子唐のみ。
一見味気なさを感じますが・・・サッパリ感が増してよかったです。
これにチャーシューなどが入っていたら、返ってウザったくなりそうです。

休みの日でも、並ぶことなく美味いラーメンがいただけるこのお店。
こういってはなんですが、ここ、穴場かもしれません(笑)

※画像はリンク付サムネイル方式なので、クリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐倉の【魚介醤油ラーメン 和屋(かずや)】

2011年12月27日 | ラーメン万歳!
まず最初に行ったのが、このお店です。
最寄駅はユーカリが丘
駅の北口に出て、目の前を通っている国道296号線を右手に10分ほど進んだところに在ります。
正直、ここは私の地元。
家からはちょっと離れていますが、この近くにモスが在るので、何度となく行き来しています。
なので、このお店が出来ていたのも何となく気が付いてはいました。
・・・が、この地元に美味いラーメン屋が在る話を聞いたことがないので、見向きもしませんでした。
・・・が、今回は、取りあえず、ある程度信頼できる情報を基に、行って来ました(/^^)

行って来たのは日曜の昼中。
若干混んでいましたが、すぐに席が空いて、着くことが出来ました。
注文は食券制(先払い)で。
席は、カウンターに9席と4人掛けテーブルが2つ。
待ち席は長椅子で4人程掛けられますが、私が居る間には、店外で待つお客さんは居ませんでした。
ただ、幸い昼からは日向になるので、冬でも何とか待って居られると思います(笑)
店内、カウンターには煮干しのイワシが、「使ってますよ」というアピールか、置いてありました。
また、壁には、世辞にも上手いとは言えない(ラーメン王の)石神秀幸のサインありました(苦笑)

さて。
今回私が注文したのは、「ラーメン」にしました。
味玉とか、トッピングの岩海苔(を目の前の人が注文していたので…)も気になったんですが、初物なので、スタンダードに行きました。

食券を渡し、席に着くこと・・・15分(^^ゞ
さすがに日曜日の昼。
先にも言った通り、店外にまでお客さんが溢れることはありませんでしたが、コンスタントに来店がありました。
けど、それに店側が追い付いていない感じが・・・しました。
待ってる間、カウンターに誇らしげにパウチーされて置いてあって「ラーメン本」の紹介記事の切り抜きやメニュー、作り手の所作などを観て、注文の品が提供されるのを、今か?!今か?!と待っていました。
そして、待ちに待った注文の品がやって着ました!

見た目、とても美味しそうですが...
その一口目、スープから。

魚介の風味がしっかりと、さっぱりとした口当たりで、とても柔らかく、優し~い味がしました。
いつも通りにスープは飲み干しましたが、何だか、正真正銘のスープか出汁の効いたお味噌汁を飲んだ感じがしました。
スープは、煮干しやカツオの他に野菜なども投じ、秘伝のたれの如く継ぎ足し継ぎ足して作りついているそうですが、その過程で、化学調味料の類は一切使っていないそうです。
だから・・・かもしれません。
また、券売機に「スープを飲み干してもカロリー抑えめ(400余?!)で女性にも安心」って貼っていたのを記憶していたのも、ひょっとしたら(笑)
そして、次(二口目)は麺を食らいました。

中太の若干縮れた白みの麺は、とても、言うなればピュアな味でした((笑))
いや、でも実にあったりとしていて、味がしっかりとしているスープとの相性は抜群に感じました。
これも、スイスイと食べ進めることが出来ました。
そして、終盤にチャーシューを食べました。
厚さ、固さは適度にあり、ちょうどいい味に仕上がっていました。
口の中に入れてもそれは残り、楽しむことが出来ました。

全般的に、とても纏まっていて美味しかったです!
具の一つのカイワレも、私的には薬味に近く感じ、よかったです。

家から比較的近いので、また来ようと思います。
ただ、その時は自転車で。
・・・駐車場も確かに、キャッシングのATM用の駐車スペース含めると6台分程はありますが、「ラーメン本」等を手にして車でやってくる人が結構多かったので(^^ゞ
今まで店がちょくちょく入れ替わっていて、目立たず寂びれた感のあった場所なので、ちょい、驚きです。

※画像はリンク付サムネイル方式なので、クリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らーめん「不毛地帯」

2011年12月27日 | ラーメン万歳!
私は、いつの頃からか、ラーメンが好きです。
いや・・・大好きです!
ゆえに、あっちこっち食べに行きました。
その記録は、このブログと武者系HPの老舗たる「不夜城」の“城下町”内でも紹介していました。
しかし、「不夜城」は無念にも既に無く、ブログでの紹介でも、ラーメン以外にも書きたい話題があるのに、私の多忙の能力的な問題で上げられない状況で(--ゞ
言うなれば、需給のバランスが合ってない・・・と言うことでしょうか。
ここには上げていませんが、実はしょっちゅう行ってます。
そして、いつかは上げよう、紹介しよう!と、ケータイなどに記録を残しています。
しかし、海馬の中の記憶が薄らいで行くのは如何ともし難く...
やむを得ず、新しいラーメンの情報を求めて、食べに行ってきました(笑)

いままでにどのくらい行っているのか?!
正直覚えていませんし把握していませんが、地域別だと、都内が多いと思います。
方や、地元はというと・・・あまり、いや、行ったことがありません。
我が千葉県内の他地域には、例えば外房のいすみ(旧岬町)の【三軒屋】や柏などへ遠征をしたことはあります。
けど、地元は・・・地元は・・・・・・はっきり言って、いいお店、いや、食べてみたい!と思うお店がありませんでした。
ゆえに、タイトルに「不毛地帯」と打ったんです。
・・・が、ついに・・・遂に出てきました!
行きたい!食べてみたい!!と思うお店が我が街周辺にも!!!
その情報源は、「ラーメン本」の千葉版。
ここに“新店”として紹介されていた2つのお店に、1日づつ行ってきました。

◇1杯目【魚介醤油ラーメン 和屋(かずや)
◆2杯目【麺や田中
◇追加で1杯 【拉麺ダイニングほんまれ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよぉ!成田屋っ!!の前に【麺屋福一】へ

2009年05月06日 | ラーメン万歳!
一月前の次は、一年も前の事なのですが(^^ゞ...

成田(公津の杜)に在るディーラーへ行った時のこと。
目的はフロントガラスの交換で、これは(弟の運転するが)高速走行中、飛び石を食らってクレーターが出来、ヒビも入っていたが為で、ディーラーに相談し、前もって持ち込んで診てもらったら、“要交換”を勧められ、費用面などを相談すると、一切を保険で,免責事項に含まれているので等級据え置きで、懐を全く傷めずに出来ると聞いて、持って行きました。

交換時間は半日,接着剤が乾くまでにその大半を費やすとかで、朝一に持ち込んでも受渡しは夕方過ぎになると聞いていたので、それまでディーラー内で待っている訳にも行かず。
しからば・・・と、ここから40分程テクテク歩いて成田市街地まで。
まずは、JR成田駅近くに在る【麺屋福一】へ、美味いラーメンを食べに行ってきました。


着いたのは、確か昼時前。
以前、平日に来たことがあるのですが、評判の割には空いていて、待つ事などは全く無かったのですが、この日は土曜日だったので、学校上がりの高校生なども来ていて、待ち列は外にまで延びていました。
店内は、カウンター席が5,テーブル席は3。
(内1つは(確か)6人掛けで、相席率が高くなっています。)
しかも、店の切盛りは、作り手の主と奥さんに(主の)お母さんの3人だけなので、自ずと限界が...。
ラーメンなので、それなりに回転が速いのですが、席に着いて、食べるまでには1時間近く掛かったと・・・思います。

残念ながら、一年も前の事なので、お品の名はよく覚えてませんが...
(確か)味噌仕立ての特別限定ラーメンで、スープはとてもまろやかで、例えて言うなら“コーンクリームスープの様”で、こう聞くと、「それってどうなの?!」と敬遠されそうですが、然に非ず,これがとっても美味かった!です。

しかし、中々手に入らない味噌に手間隙掛けた“特別限定”だったので、この後訪れた時にはもう、無くなっていました。
ただ、この前後で何度か来て食べていて、美味い!ことは間違い有りません。
詳しいレポは、後日訪れた後に譲るとして...
塩好きの私には、ストライク!的にハマるお店です。

また、ラーメンだけではなく、餃子なども美味しく、

これとを組み合わせたセットがあったと思うので、それで注文するとお得です。

また、メルマガ専用メニューもあるので、要チェックしてみてください。

ちなみに、お店は「旅館」(福一)の1階で営まれていますが、もし泊まれば・・・ひょっとしたら、ラーメンか、主がフランス料理から転進しているので純和風の食事でなく、フレンチのフルコースなのかも・・・しれませんね(^^ゞ


さてさて、話を本題に戻して...
席に着いて注文のお品を待っているとき、聞き捨てならない話題を耳にしました。
それは...
「市川團十郎と海老蔵が参道を練り歩くんですよ。」
...と、いうもの。

そういえば、如何に土曜とは言え、随分と人出があって賑々しく感じていたので、何でだろう?!と思っていたので、漸く合点がいきました。
そこで、車の受取までにまだまだ時間があったので、成田山へ行ってみることにしました。

<<< つづく >>>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷の【はやし】

2007年11月15日 | ラーメン万歳!
先日の土曜日のこと。
所用があって多摩方面へ向かう途中、久方振りに昼間の渋谷にやって来ました。
(いや・・・、新宿経由よりも交通費が若干安いもので(^^ゞ))
目的地には16時前に着けばよかったのですが、折角渋谷を経由するならば・・・と、ここで昼食を取ろうと目論み、ちょい調べて行って来ました。

それれが、この【はやし】と言うお店でした。

しかし...
事前に何店かピックアップしてはいたのですが、より念入りに調べたくなるのが私の性分で(^^ゞ
学生時分に良く通っていた、渋谷駅南口に在る渋谷東急プラザ5階の紀伊国屋書店に立ち寄って、更なる調査及び選定を開始・・・しようと思ったのですが、思いのほかラーメン関連本が無くて参考にはならず。
結局は、都市地図から向かう店の場所を確認しただけでした。
ちなみに、その地図で確認したところ...
お店は渋谷マークシティの裏手で、東急プラザからもとても近かったので、早速向かいました。

マークシティの北側には、何度と無く行った事がありますが、南側というのは今回初めて。
言わば“未踏の地”で、土地勘も無く向かったのですが、そこは北側の雑多で喧騒的な雰囲気とは全く正反対の、企業や赤提灯の飲み屋が入る雑居ビルなどが立ち並ぶ、とっても静かな街。
それには幾分驚きましたが、より驚いたのが、マークシティに沿って伸びる心臓破りの急峻な坂!

しかし、目当ての店はこの先に在るらしいので、致し方無く(^^ゞ
1階から4階までの高さがあるこの坂を、一気に登って行きました。
お蔭で、より空腹感が増しました。

街区表示板を頼りに行き着いたお店は、ビル群の中にある低層の雑居ビルの1階で、とっても地味で目立たぬ店構え。
時は13時半過ぎ。
表に行列は出来ていませんでしたが、表に掛かっていた暖簾を上げて店内へ入ろうとすると、そこには5人ほどが、席の空くのを待っていました。
店内にはカウンターに10席しかないので、席が空くまで暖簾の外で,表に置かれたメニューを見ながら暫し待っていました。
すると...
以外にも早く,待ち始めてから5分程で一斉に(食べ終わった人が)退席し、私の分までの空席が出来ました。
ただ、ここで店員さんから案内が為されなかったで一応無断で,しかし、小声で断りを入れてからカウンター端(道路側)に空いた席に着きました。

このお店は食券制で、メニューはなんと!...
「らーめん」(680円)
「味玉らーめん」(750円)
「チャーシュー味玉入り(らーめん)」(950円)
...の3つだけ。
そこで、この日は「味玉らーめん」にしよう!と決めて券売機の前にたったのですが...
無念にも既に売り切れ!!ており、注文出来るのは「らーめん」の1品だけ・・・だったので、それを注文しました。

ボタンはたくさんあるのですが、メニューが3つだけとは・・・ちと寂しいですね。
そして、(着席をしてから)らーめんの食券をカウンター向こう,厨房に入る店主に渡し、カウンターに用意されていたコップに、(同じく用意されていた)ピッチャーから水を入れ、待つこと5分ほど...。
漸くに!待ってましたお品が、作り手の店主から手渡されました。

一見小振りなどんぶりに装られた「らーめん」からは、添えられた一欠片の柚子皮と鰹ダシの,優しく上品で、とってもいい香りがします。
それに釣られて、まず一口目はスープから。
鰹ダシの風味は良いのですが、透明感は無く,鈍い金色をして一見濃厚なスープですが、食してみれば...!
醤油ベースのこれは、確かに見た目の通り濃いですが、しつこくなく,とっても優しくてまろやかでした。

これに続いて,二口目は麺に。
私の座った席からは、茹でる前の麺が見えたのですが、それは、黄味分が多いのか,黄金にも似た黄色で、一つ一つ袋に入っていました。
それが、私の前に仕上がって出された時には、鰹ダシの効いたスープに浸かっていました。
そこで、これを箸で引き上げて見ると...

さっきは見たときには判らなかったのですが、ちょい太目のストレートで、先に見た黄色はスープが絡んで若干鈍くなっていました。
ただ、スープの味は然程に感ぜず、かといって、麺自体の味もまた,主張するほどは感じませんでした。
しかし、茹で加減は固めなのか,芯を感じる程度の噛み応えが有り、モチモチとした食感があって、美味かったです。
また、仕上がりの天辺に添えられていた一欠片の柚子皮を合わせて食したのですが、全く不自然ではなく,返って風味が増して爽やかに頂けました。

この次,三口目はチャーシューに。
厚切りで掌大のが2枚入っていて、とても嬉しかったのですが、それにも増して嬉しかったのがこの味。
とってもジューシーで、軽く噛むだけで崩れる程に柔らかいのです。
それはもう,大変美味しかったです。

そして最後,四口目に食べたのが「メンマ」です。
実のところ,私がこの具が余り好きでは無いのですが、ここのはどうして,芯まで味が滲み込んでいてとってもジューシーで、煮凝りかゼラチンの如く食感がよく柔らかいのです。
あれほどに美味いメンマは、ひょっとして初めてか?!と思うほどでした。

この他,刻み葱もありましたが、シャキシャキとして、結構のお味でした。

普通のラーメン店ならば、卓の上に唐辛子や胡椒などの調味料があるものなのですが、この店には無く,それになれていた私は、食べる前に何と無く不安・・・というか、物足りなさを感じるのでは?!と思ったのですが、それは杞憂でした。
食べ終えて見て、なるほど,ご主人のこだわりが何と無く判った・・・気がしました。
ただ...
ご飯だけは、是非とも欲しかった!と、食べ終えてより感じました。
しかし、見聞きしたところによると、お店を切り盛りしているのは50代くらいのご夫婦2人だけとか。
それを知ると、まぁ致し方ないのかな・・・とも。
一見小振りに感じた量も、十分満腹になるほどありましたから。

こうして、久方振りに美味い!らーめんに有りつけて、満足度満点にして(この日の)目的地へと向かいました。

ちなみに。
行った日が土曜日の昼下がりだったからか,人通りは少なく、店構えもちょい地味で行列も為していなかったので、見付け辛いかもしれませんが...
頼りとするのは街区表示板(道玄坂1-14-19)。
東京メトロのビル(渋谷車掌区)と中層マンション(プリメーラ道玄坂)を目安にすると見付かり易いかも。
それと,体力的にも急峻な坂はツライ!と言う人は、マークシティの4階まで上がると、頂上付近に出られる口があります。
場所は、京王井の頭線渋谷駅アベニュー口の先,サンクスの脇を曲がったところで、そこから出て斜め右へ進んでいくと、目当ての店に着く・・・はずです。

機会があれば,是非に。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷(センター街)の【塩金伝丸】

2007年10月08日 | ラーメン万歳!
世田谷区深沢から渋谷センター街へ。
河岸を変えて続けられたジェネレーションカップ2回戦も、座った位置の悪さと若い衆の勢い(の割には動かない)の前に為す術も無く...。
19時過ぎから,2時間強に渡って行われたこれも、同世代連中では局地的に,(先輩が核になって)盛り上がる程度で収まってしまい、敢無く不戦敗にて終わりました。。。
しかも、路上にて街路灯を抱えて寝る者や、店を出てから外に出るまでの記憶が無い者などなど,敗戦の印象を更に濃くしました(苦笑)
(後者は直立寝をしていて、エレベーターのドアが開いたのに気付かず、降りる人の妨げにもなっていました。)

そんな一同は、終えて尚も元気盛んな後輩衆に別れを告げて、景気付けに!・・・と、「シメの一杯」を食らうべく、一軒のラーメン屋に入りました。
それがここ,【塩金伝丸】。
さっきまで、街路灯を抱えて寝いていた同期の先導で入ったここは、HMVの直ぐ近くで、店は地下1階に在るのですが、1階にも,私の記憶が確かなら・・・味噌系のラーメン屋でした。
そして、そこの店員なのか,店先でなんぞ呼込みをしたので、正直,この時は半信半疑でしたが、店名が現す通り,“塩専門”らしく、最初候補に挙がっていた【神座】よりはましか...と思いながら、狭い階段を下りて行きました。

下り着いてすぐ(右側)が店舗となっているその内は、白が基調で清潔感のある雰囲気。
しかし、間取りは狭く,テーブルが(覚えている限りで)5卓ほど。
カウンターは、多分あると・・・思います。
(大人数で押し掛けたので、端からテーブル席へ案内されたので...)
また、ここは食券制なのですが、その券売機が店舗口直ぐのところに据え置かれているので、何があるのかも知らず,確かめずに入ってきたので少々困惑。。。
券売機にあるメニューを、皿の様にして見て確認をして...豪華なお品に隠れていて目立たなかった、一番オーソドックスでお安かった“塩ラーメン”(600円)にしました。
(やっぱり,諸国を巡って研究したそうなので、何も飾らないモノを,まずはお手並み拝見的に(^^ゞ)
そして、食券を店員に渡すと...
「縮れ麺にしますか?!平打ち麺にしますか?!」
...との聞かれました。
余りにも思い掛けない質問に、また少々戸惑いましたが、ここは無難に「縮れ麺」でお願いをしました。
けど、店的には「平打ち麺」がオススメの様です。

それから暫く,待つこと5分程か、待ってました!注文のお品がやってきました。
その一口目は、やっぱりスープから...
黄金色で透き通ったこれは、見た目に裏切らず,とってもあっさりしていますが、かと言って決して軽すぎず,むしろ重みのある美味さ。
脂感も然程に無く、飲んだ後にも関わらず、スイスイと飲めました。
また、テーブルには各種付け合せや調味料があり、その中から私は“柚子胡椒”を選んでこれに加えましたが...もう,合わない筈がありません。
けど、最後に飲み干してから溶き残しを見つけてしまったので、これを加えた折にはよ~く混ぜ合わせることを、オススメします。
そうすれば、美味さは更に倍!になるかと。

続いて二口目は、縮れにした麺。
これは、黄色調が強かったので玉子分量が多いのかな...と思ったのですが、余りその味は感じられず。
(むしろ)茹で加減が丁度良いのか,程好いモチモチ感で(これも)美味かった!です。

そして三口目にはチャーシューを食してみたのですが、これはトロトロ柔らか仕上げで中々のお味。
ただ、薄切りだったのがちょい残念...でした。

久し振りのセンター街で、飲み終わった後に入ったお店ですが、無難に美味いお店でした。
ちなみに,小ライスがサービスで付いてきました。が、それを聞きに来たのは食べ始めてから。
出来ることなら、そういうことは食券を渡す時,もしくは券売機に書いておいて欲しかった・・・です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南砂町の【十日夜(とおかんや)】

2007年10月05日 | ラーメン万歳!
時は随分と前,桜咲く4月上旬のこと。
九段目黒へお花見へ行く途中,ちょいと遅目の「昼食に」と立寄ったのが、この【とおかんや(十日夜)】。
ラーメンを取り上げた種々の媒体で“美味い店”との評判を見聞きして、前々から是非に!と思っていたのですが、中々どうして,ちょい不便なところにある(印象があった)ので、行けず終いでした。。。
それもこの日,端っから「行く」と意を強くして向かいました。

【とおかんや】の最寄駅は地下鉄東西線南砂町駅
この駅に快速電車が止まらないので、西船橋から向かうと遠い印象があるのですが、この日は運良く,快速には抜かれない各駅停車に乗れたので、時間のロスも無く,より意を強くして向かいました(笑)

大学時代から(よく)利用している地下鉄東西線ですが、この南砂町駅で降りるのは初めて。
(車では何度か,荒川中川とに架かる清砂大橋が完成し、永代通りが京葉境まで延びたので、この道を通過した折に...)
地下と地上との境近くに在る駅なので、車窓から見える印象としては、「下町の工場地帯」でした。
しかし、清砂大橋が開通をして永代通りが延長された頃からか,イオンが開店し、順大病院(順天堂東京江東高齢者医療センター)が開院し、都心回帰の余波でマンションが林立するようになって、様相が随分と変ったようです。
但し、地味で目立たぬ駅という印象は、相変わらずですが。。。

さて,地下鉄東西線南砂町駅に着き、降り立ったのは13時半頃。
ホームは島式2面の単純な構造なのに、地上に出るまでがちょいと複雑入組んでいて(^^ゞ
初めての降りる駅ということもあってか、少々戸惑いながら何とか。
丸八通りに面した「2b」口から外へと出ました。
(事前に調べた通りに...)
この口を出て右へ,丸八通りを北に向かって歩くことおよそ10~15分程。
葛西橋通り[南砂6交差点]と清洲橋通り[亀高橋交差点]の間に、目当ての【とおかんや】は店を構えています。
流石に名の知られたお店だけあって、土曜の昼下がりであっても外には10人程が列を為して待っていました。
私も、その列の最後尾に付いて入店する時を待っていましたが、その後にも,人は少ないながらも絶えずやって来て、待機列が途切れることはありませんでした。

私が入店できたのは、待機列に付いてから15分ほどですが、その間にも、店内からは(換気扇を通ってか)美味そ~うなダシの匂いが柔らかく漂っていて、ますます期待が高まっていました。

この店は食券制で、券売機は店内に入ってすぐのところあります。
ゆえに、店内へ案内されて直ぐ,(後ろに人が並んでいるので(^^ゞ)お目当てのお品を素早く決めて、席が空くまで再び,(今度は)店内で待つことに。

表にメニューが掛けてありますので、ご注文は計画的に。

店内は、カウンター席が大半で、テーブル席は1,2くらい。
私が通されたのも、1人だったということもありますが(一段高い)カウンター席です。
注文も、店内に入って待っている(5分程)間に店員さんが聞きに来たので、手持ちの食券は念の為に渡すだけ。
あとは注文のお品が出てくるまで、自分で水を用意したり、作り手の所作を注視する・・・などして、そのときを待っていました。

そして!席に着いてから待つこと5分ほど!!
漸くに,待っていました!注文のお品がやってきました。
私が(今回)選択したお品は、この店の看板たる“塩ラーメン”(600円)。

目の前にやってきた途端,箸で攪拌する前から、食欲を擽るような美味そうない~い香りと湯気が立ち込めていて、モチベーションは更に上昇!!

その気持ちを鎮めるべく,まず一口目はスープから...
麺にて攪拌した時や蓮華でスープを掬って見ると、とろみがあり、濃くてまとわり付く様なしつこさがあるのかな?!と思ったのですが、案に相違して!
しつこくは無く、とろみでまろやかさが生まれ、かつお他魚介系ダシの風味が濃い味と~ってもよく効いて実に美味い!です。

更に、これに絶妙なアシストを加えていたのが“ネギ”です。
濃い目のスープと上手く調和させて、より良く旨味を引き出している感じで、高得点!でした。

さて、続いて2口目は麺ですが...
中太で若干縮れ気味で、色は肌色。
玉子の分量が多いのか、仄かのその風味がしてとても美味。

そして、何より重要なのが“茹で加減”なのですが、これもバッチリ,丁度良い加減。
しかも、麺質なのか茹で加減なのか,モチモチした食感がまた、とっても良くて美味かった!です。

この他に...
3口目にはチャーシューを食べたのですが、これもまた,抜群に美味い!
柔らか仕上げで、軽く噛んだだけで噛みきれ、そこからはジューシーな肉汁と,僅かな時間ながら、取り込んだスープの旨味がもう~サイコー!
よ~く味わって頂きましたよ,ホントに(笑)

久し振りに美味い!塩ラーメンが食せましたが、何よりポイントの高かったのが“温度”です。
それって一体?!と、思われた方もおられるかと思いますが...
ここのラーメン,と~っても熱々で、(私が早食いではありますが)具材を食べ終わってもまだ熱く、飲み干してもなお,胃の中から熱さを感じるほど。
これほどまで熱さの持続するラーメンは初めてだったので、ちょい感動モノでもありました。

全てを終えて店を後にしたのは14時15分頃。
この時にもまだ,外にまで待機列が出来ていて、この店の“人気度”が十分知れました。
けど...
その多くは自転車で来店し、近隣の人が来ている事にもちょい驚きでした。

ちなみに...
この後の予定まで、ちょい時間があったので、南砂町駅の南側へ。
駅前の地図で見つけたマリーナを目指して海側へ向かって歩いていったのですが、残念ながら見つけられず(^^ゞ
変りに,順大病院裏手の芝生広場を散歩してから、再び南砂町駅から東西線に乗って九段下へと向かいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池袋西武=釧路の【河むら】

2007年09月19日 | ラーメン万歳!
先週のとある日。
てんこ盛りに海栗が乗った丼の画像が添付されたメールが着ました。
その、憎たらしい(笑)メールの送り主は前の職場の上役。
近くのデパートで行われている物産展に行って食してきたらしいのですが...
ただただ,余りにも悔しかったのと、どこで何をやっているのかが直ぐに判ったので(これを)確認をし、この間の土曜日,そこへ意趣返しに行ってきました。
その場所とは、池袋の西武百貨店7階大催事場で開催中の「大北海道展」
てんこ盛りのうに丼はその中の1つ,【いくら亭】というイートインですが、私が目当てにして行ったのは勿論!?ラーメン。
今回(ここに)は、遠路遥々釧路から【河むら】というラーメン屋がやって来ていました。
遠く未踏の北海道に在る店ということもあってか、全く知らないのですが、「初出店」と遠い「釧路」から来たと聞いて興味がそそって行って来ました。

池袋西武の会場に着いたのは昼下がりの13時半過ぎ。
流石にこの時間ともなれば、行列必至のイートインでも空いているだろう・・・と思って行ったのですが、案に相違して,列は結構長蛇。
20人程度の人が、店口から裏手に掛けて列を為しており、「最後尾」に着いた私の後ろにも次々と人が列を伸ばしていっていました。勿論,その列を見て諦める人も。
結局,私がレジで会計(前払い)をして入店(着席)するまで、実に20分強も掛かりました...。

この店は、鰹や鰯などで取った出汁を基調とした醤油系ラーメンが売りのようで、

大好物の塩ラーメンやチャーシュー麺に“昔風ラーメン”など4品目がありましたが、ここは無難に,一番の売りでオーソドックスな“醤油ラーメン”(651円)を選択し、注文しました。

イートインの中は、外の行列に比べれは案外空席もあって静かで落ち着いていましたが...
通されたカウンター席に着いて、目の前の厨房で作られているラーメンを見ながら待つこと5分程。
待ってました!!注文のお品がやってきました。
それは、濃い飴色のスープと薄黄色の麺にチャーシュー×2とメンマと刻み葱が添えられた、実にシンプルなもの。
勢いよく立ち上る湯気の中には、食欲をそそる香りが!
それでは早速,まず一口目はスープから...
鰹や鰯の削り節を使って作ったというそれは、あっさり気味なのかと思いきや,表面に浮いた脂分が丁度良いアクセントに。
それは、後々まで口の中に余韻を残し、反芻出来る程にしっかり旨味があって美味しかったです。

続いて二口目,麺なのですが...
醤油系の王道か,細打の縮れ麺で、玉子のお蔭か醤油に使っていた所為か,若干黄味がかっていました。
しかし、食してみればあら不思議。
茹で加減は丁度良くて申し分はなかったのですが、麺の色とは全く違う味。
それは、小麦(粉)の分量が多いとはっきり判るほどの味で、食感も,茹で加減は先に上げた通りなのですが、更に,ラーメンには適していないでしょうが...
なんだか“ほくほく”“もちもち”していました。

そして、三口目には付け合せのチャーシューを。
堅仕上げのこれには、醤油(だし)の味がしっかりと滲み込んでいて、然程(歯)力をいれずとも噛み切れます。
また、スープの熱さも手伝ってか,より堅さも、味もほぐれていて美味しかったです。

またまた,刻み葱のアクセントもばっちり!でした。

久方振り食べたラーメンは、実に美味かった!です。
是非また食べたい!!とは思うのですが、如何せん,店舗は北海道釧路。。。
見所を知らず,中々簡単に行けないのがツライとこ・・・ですね(^^ゞ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千駄ヶ谷の【龍樹】

2007年05月30日 | ラーメン万歳!
以前属していた職場でお世話になった方が早期退職をして新たな事業に着手。
それに私を引き入れよう・・・と、その“親会社”の業務説明会に何度か招かれました。
確かに、その事業に将来性はありそうなのですが、どうにもこうにも,胡散臭さが拭えずに二の足を踏んでいます。
しかし、今まで良くしていただいてお世話になった義理もあるので、とりあえず,その方の顔を立てるべく土曜日の13時から行われる説明会には行っています。
ただその前に,腹ごしらえに・・・と行ったのがこの【龍樹】です。

始めはこの方が「美味しい中華店を見つけた」と、中華デリバリー【チャイナクイック】のレストラン版へ行ったのですが、ここが満席で待たなければならなかったので行った,偶然の発見でした。
その場所は、千駄ヶ谷駅[都営大江戸線国立競技場駅]から西へ,中央線(大江戸線)や首都高4号新宿線と並行してある若葉通りを歩いて5分ほど,裏手に国立能楽堂があるビルの地下1階に【龍樹】はありました。

土曜日の昼,しかも能楽堂での講演も無い・・・上に、若葉通りを走る車も疎ら・・・で、とても閑散としていました。
そんな中、仕方無しに見つけたこのお店。
何と無く場末な雰囲気で、時刻は昼真っ只中の12時半前だというのにお客は2,3人ほど。
ただ、その後からどんどんとお客さんが入ってきたり、電話の注文が入ったりで、あっという間に忙しくなってました。
店内の作りも、何の変哲も無い街中の中華店で、テーブル席が4で奥には座敷があって、夜は飲み屋にもなるようです。
そんな感じだったので余り期待もせず、いろいろとメニューはありましたが一番無難に,(醤油)ラーメンを注文しました。

それから待つこと5分ほど,注文の品は意外な形でやってきました。

ちょっと見え辛いでしょうが・・・・・・これ、素ラーメンではありません。
右にある皿,そこに具が別に盛られてやってきたのです。
スープと麺が別というのは、すでに“つけ麺”として一般化していますが、こうして出されたのは初めてでした。
そんなんで具をスープ+麺のどんぶりへ入れてからまず、スープを一口目にいただきましたが・・・これもまた,意外と言ってはなんですが、美味かったです。

透き通った醤油系王道のスープは、口に含んだ瞬間に「椎茸がベース」だと判るほどにしっかりとした風味を実感できます。
また、口当たりもあっさりしていてよかったです。

そして、続いて二口目に麺を啜りました。

極々一般的な縮れ細麺で茹で加減はちょうどよく、あっさりなスープもよく絡んで美味かったです。
ただ、麺自体に旨味を感じることはありませんでした。
これに続いて三口目のチャーシューは中々,硬仕上げではしたが、しっかりと醤油ベースの味が滲み込んでいて美味かったです。

リスクを恐れて、見知らぬ店には中々飛び込んではいけないのですが、今回のここは、中々当たりでした。
今度はちょい冒険をして見るのもいいかな・・・と、ちょい思いました。

ちなみに、ここから意外と近いのが明治神宮の杜。
店から若葉通りを更に西へ,来年には地下鉄副都心線駅が出来る北参道交差点を越したところに在ります。
歩いても正味10分ほど,少し足を伸ばしてみるのもいいと思いますよ。
また、新宿まで歩いても20分ほどですから、これも(笑)

あっ、それと食後の業務説明会では最前列に座ったのですが、途中ちょっと寝てました。。。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐野の【石焼らーめん火山】

2007年05月28日 | ラーメン万歳!
今月中旬のこと。
我が(家の)食料庫でもある野州都賀の伯母宅へ行った時のことです。
その日は、朝7時に家を出て車で,途中柏市内で渋滞に巻き込まれてしまい、空いていれば2時間で行けるのですが、そのお蔭で3時間,10時過ぎに着きました。

伯母宅へ行くと、必ず昼食は遠縁の営む食堂でラーメンを食べるのですが、この日(唯1人)家に居た伯母は...
「気になっている店があるから、偶には違うところへ行こう」と言うので、「それはどこ?!」と尋ねると...
「コウラクエンってとこに行ってみたいんだよ」というのです。
私には直ぐ,その店がどんなところか思いつかなかったのですが、よくよく話を聞いていると、290円ラーメンの【幸楽苑】のことでした。
なので私が「(あ)そこは別に・・・・・・」と難色を示すと、次に出てきたのこの【火山】でした。
聞けば“石焼”のラーメンが出てくるとの事,なんだかイメージが掴めずに、反面,ちょい興味があったのでここへ行くこととしました。

お店は佐野市街地,市文化会館近くで、市街地を南北に縦断する県道(産業道路)沿いに在ります。(カインズホーム佐野店向かい)
ここに来たがった伯母曰く今年の初め頃に出来たそうですが、周辺には飲食店が林立していて、更には近所に行列に出来るので有名な(のですが、私的には正直美味くない)【宝来軒】などあり、中々手強いところに出店した感はあります。
(しかもいま、市街地にあったジャスコは、アウトレットが進出した郊外の佐野新都市へ移転して空洞化が著しいのです。)

その店に着いたのは11時半頃。
ファミレス的な店舗なので、カウンターからテーブル席まで結構な数があって広かったです。
その中で、我々が通されたのは道路に面した端のテーブル席。
そこには既に、この店の“売り”である“石焼ラーメン”の食べ方を指南するチラシが置いてありました。
しかも、何でかわざわざ「爺さんの語り部調」になっていました...。。

そんなんで、この店の看板メニューである石焼らーめんの“塩”ベースを注文しました。
この他にも、醤油と味噌もありました。

それから待つこと5分ほど...。
やってきたのはお盆に乗った“石焼らーめん”の一式。
その中で特に目立つのが、石焼ビビンバにでも使うような石鍋で、ここに麺と具が。
スープは別のお椀によそられています。
それを、店員さんが注文者へ提供する直前に“調理”するのです。
熱くなっている石鍋に投入されたスープは、物凄い勢いで沸騰!!

見ていて実に新鮮で面白かったですが、指南紙に“30秒待ってから食え”とあったのですが、とてもそんな短時間では収まりそうに無いほど、石鍋は煮えたぎっていました(^^ゞ
また、今にも吹き零れそうにもなったので、少し沸騰が収まった段階でより冷まして食べに移行したく、思いっきり混ぜました。
そして、更に収まってきた段階で漸く,食べることの出来る段階まで来たようなので、まずは一口目,いつも通りスープから...

熱い!石鍋と野菜のお蔭か,白濁で油分もちらほらと散見したので“まったりとして濃い”のかな?!と思ったのですがそれ程でもなく、結構野菜の旨味も出ているようで、まぁまぁ美味かったです。

そして、続いて二口目は麺に。

中太縮れ仕上げのこれ自体には、特段美味さを感じなかったですが、濃い目のスープがよく絡んできて、一口で二度美味しく味わえるようにもなっています。
そしてもう一点,これは・・・と思ったのが麺の“耐力”。
石焼で煮えたぎった熱々らーめんゆえに、早々食べられないので、うかうかしていると伸びてふやけて不味くなってしまうのですが、この麺にはその兆候が無く、いつまでも変らぬ麺で味わうことが出来ました。
石鍋はいつまでも熱かったです,多分、原理としては・・・下敷きの熱い鉄輪と鍋との間に空気があるので、それが作用しているのでは?!
尤も,早食いな私が、熱さなどなんのその・・・と食べてしまったのかもしれませんが(^^ゞ
そしてまた、このらーめんは木耳など野菜がてんこ盛りで、それらと一緒にガッツクのもまた美味かったです。

そしてそして、らーめんを全て食べ尽くしたシメには、セットで付いてくる小ライスを、スープが少し残った石焼鍋に投入し、おじや風にして食らうのです。

これが・・・結構美味いんです,けど、如何にスープの中に長々と浸っていても伸びふやけない麺・・・といっても、胃に入ってしまえばその延長戦。
消化されなければ伸び増え続けるわけで・・・そこにまた、水分を含んだご飯が投入されればなおのこと。
終いには、動けないほどの満腹感に遭いました。
ゆえに、スープまで飲み干して完食することは出来ませんでしたが、全般的にはまぁまぁ。
人によっては「あれはラーメンじゃないっ!」と手厳しいようですが、親子連れなどで行けば、それなりに,まず見て楽しめるらーめんなのかな・・・と思います。

少なくとも、初体験だった私は楽しかったですよ,出来上がるまでの過程は。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木場の【美学屋】

2007年04月17日 | ラーメン万歳!
江東区木場。
その名の通り,江戸時代に材木置場として出来たこの街は、火事の多かった江戸御府内の復興には欠かせない場所であり、そのお蔭で発展していった街でもあります。
その名残はいまは、埋立と共に南へ,“新”木場辺りへ移っていますが、往時の面影や伝統は今、お祭として(確か)毎年一回,秋頃に見ることが出来ます。

そんな街,木場に、塩ラーメンの美味い店がある!と聞きつけて、行ってきました,昨年末に(^^ゞ

目当ての店は【美学屋】という屋号。
最寄は東京メトロ東西線木場駅
ここの[1番口](ホーム東端・東陽町側)を出て左、永代通りを東陽町方面(東)へ歩くこと3分程,東陽三丁目(東陽3)交差点を越した直ぐ先のところに在ります。


この店は、ラーメンを取り上げた本やサイトならば必ず載っているくらいの有名店。
ゆえに、行列覚悟・・・で行ったのですが、案に相違して,街客は外にも内にも無く、すんなりと入れました。
時は12月30日(火)の13時半頃でした。

白を基調とした店内は、通りに面したところがガラス張りなので外光が最大限入ってきてとても明るく、J-POPの有線も流れて洒落た趣き。
そのお蔭か、(店内は)広く奥行きがあるように見えるのですが、座席数はカウンターのみ12とこれまた案外少ないです。
ここは食券制なので、まず目当てのお品の券を買ってから、店員さんに案内された席に着きます。
なお、注文したのは勿論!塩ラーメン(650円)と、白ご飯(100円)。
一瞬,煮卵などが乗った“特製塩ラーメン”に惹かれたのですが、値段(950円)に負けてスタンダードのに。。。

そして、着席後,券を渡してから待つこと・・・5分ほど。
待ってました!注文のお品がやってきました。

それは、見掛けシンプルなのですが何処と無く格調高い雰囲気が感じられました。

その一口目,まずはスープから...

化学調味料など使わず、何かと拘っているようで、その“誇り”は食券機近くに置いてあった黒板にびっしりと書かれていました。
透き通るきれいな琥珀色のそれは、鰹出汁の風味がよ~く出ていて旨味もしっかり。
口当たりは柔らかく、油感も多少感じる程度,と~っても美味かった!ですから、暫く味を反芻していました。
また、このスープを一緒に頼んだご飯に掛けてお茶漬け風にして食べて見ると、これまた美味い!!んです。
あ~ぁ、もう感動的でした。
けど、敢えて言うならば...
ちょい軽すぎる感じは・・・あります。
なお、これに加える薬味は七味が合うかと思います。
それは、お茶漬け風にしていただく時もまた然りで。

さて続いて二口目は麺ですが...

細打ちのストレート,黄味がかっていて仄かな玉子風味を感じました。
その茹で加減はもう、バッチリ抜群!
お蔭でスイスイと,わき目も振らず、一心不乱に食べていました(^^ゞ

続いて三口目は付け合せ,チャーシューですが...
大きさは指二本分ほど,厚みはあるのが2つ入っていましたが、これがまた!
柔らか仕上げ,口の中で勿体無いくらいにとろけてしまうほど、実に美味かったです。
またこの他にも、ほうれん草とメンマが入っていましたが、後者,メンマはちょい醤油味がきつかったかと思いました。

あっ!という間に平らげてしまうほど美味いこれも、量は程好かったと思います。
いつまでも反芻でき、また、ご飯を頼めばお茶漬け風すれば一杯で二度も楽しめる。
とっても気に入っていた西池袋(立教大隣)のラーメン屋(2軒)が無くなってから幾歳月,内一軒はショッキングな閉め方でしたが...
漸くに美味い!塩ラーメンの店に出会えて、正直嬉しかったです(笑)

ただ一点,どうでもいい事ながら気になったのが挨拶。
「いらっしゃい」って言うんです,ここ。
それがどうも、このお洒落な雰囲気に似つかわしくなかったので...。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする