誰も知らないところで

人って簡単なようで難しくて、難しいようで簡単で。

誰にもわからないところで泣いている人が今日もいて、誰にもわからないところで迷っている人がいて。

目を見て誰かの痛みをもしも感じたならば、もっと救えたかもしれないと思ったりもする。自分の力のなさに自己嫌悪にもなる。

隠すことは、人の弱さであるけど強さでもあって。
その弱さと強さを人としてそっと信じてあげたい。寄りかかろうとしない弱さと強さを解き放てるまで、包んであげたい。

それが僕なりの歌に込める愛かもしれない。

僕らの本質は一人だけど、その柱をみんなが照らしあうのかな。