武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

オリンピックの福田総理、サッカー森重の焦り、インドネシアの看護婦

2008年08月09日 | 国際外交の真実
福田総理。
8日、北京オリンピック開会式に出る為、航空自衛隊のU4機で北京に着陸した。
自衛隊機が中国にランディングする許可は貰ったのだろうか。 まさか強行着陸した訳ではあるまいが。
さて、胡錦濤と会談を行い、中国毒ギョーザ事件のことを話し合ったというが、日本の外交センスの無さよ。 オリンピックを前にして、こういう犯罪捜査の話は、実務者レベルの話であって、一国の宰相が、ああだ、こうだと言っても仕方があるまい。
その後のブッシュ、サルコジ、プーチン各国首脳晩餐会では、福田さんの丸テーブルは中国外務大臣が同席だから、外交儀礼のカウンターパートナーとしては無礼千万の扱いを受けた福田さん。
まあ、場違いな質屋の親父風が出席している訳だから、そういう扱いも当然かも知れない。

中国毒ギョーザ。
情報統制をした福田総理の「隠蔽体質」。
「安心実現内閣」と言ったが、本当は「不安助長内閣」だった。
自国の国民への説明責任よりも中国への配慮を優先させたという、日本の総理大臣ではなく、中国の総理大臣だったとは。
疲れたアヒルの顔を持つ高村という人も、中国の駐日書記官ではないのか。

オリンピック、サッカー
日本は前半、右サイドから内田が絶好のクロスを入れたが、フリーだった森重がシュートミス。 右足にミートせず、ボールはゴール左にアレレと逸れ、先制のチャンスを逃し、結局アメリカに負けた。
その瞬間のプレイとスロー映像を何度も見たが、森重のミスというより、「ドヘタ」 としか言いようがない。
あの場面は。目の前のボールを、ただ体で軽く当てるだけでゴールしていた。
小学生でもできるプレイだった。
見ていると、森重は気負い過ぎた。 かっこよくゴールを蹴ろうとした。 その為、力が入り過ぎ、右足がボールに絡み付いて、まさかの方向に逃げてしまったのだ。
本人は試合後、バウンドが変わったと弁解したが、セットではないプレイ中のサッカーボールは、いつもバウンドしている。
かっこうを付けようとした分、足が焦ってしまったのだ。
日本チームの総体的印象は、ゴール方面へ、ただ無闇に蹴っていただけで、ゴールを狙ってのシュートではなかった。 それに各選手の顔が洗練されていないと感じたが、若手のサッカー選手というのはそういうものなのか。

インドネシア
昨年結んだ経済連携協定(EPA)の下、日本で看護師や介護士になることを目指すインドネシア人205人が7日朝、成田空港に到着した。
この話は聞いていたが、EPA協定を結んでいたとは知らなかった。
期待より心配の方が大きい。 イスラムの人達は豚肉が食べられない。これは食生活の上で摩擦の原因になるだろう。 例えばギョーザの具に入れてもいけない。
ラマダン(断食)が1ヶ月くらいあるから、食生活が不規則になり、これも摩擦の一因になるだろう。 イスラム信仰が強いから日本人は違和感を覚える。
一般的には、インドネシア人は素直で、純朴だ。 ただ、それが、日本という異文化の中で長く生活をするとなると大変だ。
実際は、彼らの仕事は下働きだ。 日本は冬になれば寒い、雪が降る。 そういう気候はインドネシアにはない。 毎日が暑いから体が四季に慣れていない。
そして、3年から4年後に、日本人と同じ国家試験を受け、1回で合格しなければ、インドネシアに帰国しなければならない。 この試験はインドネシア人にとって難しい。
看護師の場合、インドネシアでは月3万円の給料だ。 この給料は非常に高い。現地の労働者の平均給料は月5千円位だ。 しかし、日本で働けば税込み20万円になるという。 7倍弱だ。 つまり、日本とインドネシアのお互いの本音のところは、3~4年下働きとして働く、働いてもらう。 そして、その後は試験に受かろうが受かるまいが、国に帰る。 もちろん例外は出てくるが、現実は、つまり国際出稼ぎだということだ。
(ムラマサ、蒼く冴える)

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