何を召し上がる?
アデレードにいる知人のオーストラリア人から招待された地元のクラシックなレストランでのことであった。ここはカンガルーのステーキが有名ですよと教えられ、それは素敵とは言わなかったが、お勧めに従ってカンガルー素敵じゃなくて、ミデイアムステーキを注文することにした。当のご夫妻は二人そろってシーフードを頼んだので、少し不安になったが、レストランの豪華な調度品に目を移した。
話も盛り上がり、ちょうどよい時間にステーキも来て、見た目はおいしそうなステーキである。
さてナイフを入れ赤みがかった肉汁ごと口に入れた。次の瞬間、噛まずに飲み込んだ。
ラムとかマトンが好きな私だが、これは癖が強いというより獣の味とはこのことをいうのだろうか。お腹が空いていたのだが半分しか食べることができなかった。
教訓。変わったものを食べるときは地元の人が注文してから頼むこと。
そこで面白いことを聞いた。オーストラリアの動物園にはカンガルーがたくさんいるのだが、人の好き嫌いがあるらしい。それだけ知能が発達している。病気とか怪我をしたカンガルーは飼育員によって治療されるのだが、タイプでない飼育員が来ると、体を触らせようとしないという。
ところが好みの飼育員が来ると、しおらしく大人しくされるがままになるという。これはメスに顕著らしい。目をウインクしながら私に教えてくれた
アデレードにいる知人のオーストラリア人から招待された地元のクラシックなレストランでのことであった。ここはカンガルーのステーキが有名ですよと教えられ、それは素敵とは言わなかったが、お勧めに従ってカンガルー素敵じゃなくて、ミデイアムステーキを注文することにした。当のご夫妻は二人そろってシーフードを頼んだので、少し不安になったが、レストランの豪華な調度品に目を移した。
話も盛り上がり、ちょうどよい時間にステーキも来て、見た目はおいしそうなステーキである。
さてナイフを入れ赤みがかった肉汁ごと口に入れた。次の瞬間、噛まずに飲み込んだ。
ラムとかマトンが好きな私だが、これは癖が強いというより獣の味とはこのことをいうのだろうか。お腹が空いていたのだが半分しか食べることができなかった。
教訓。変わったものを食べるときは地元の人が注文してから頼むこと。
そこで面白いことを聞いた。オーストラリアの動物園にはカンガルーがたくさんいるのだが、人の好き嫌いがあるらしい。それだけ知能が発達している。病気とか怪我をしたカンガルーは飼育員によって治療されるのだが、タイプでない飼育員が来ると、体を触らせようとしないという。
ところが好みの飼育員が来ると、しおらしく大人しくされるがままになるという。これはメスに顕著らしい。目をウインクしながら私に教えてくれた