麻生太郎。
昨日、都内の商店街で演説をぶった。「皆さん、定額給付金を決めた時は、ボロカスに言われたけど、貰って良かったでしょう?」。金は金だから貰った。道に1万円が落ちていれば拾うことと同じだ。つまりそれ位の意味しかない。まとまれば2兆円、その事務経費が825億円。それだけの金があれば、様々な事に使える。例えば未来の再生医療技術のIPS細胞研究費は、国からたった200億円しか出ないが、米国は950億円(10億ドル)だ。明治、大正時代に飢饉で苦しんだ農民は、来年植える種籾を、背に腹は換えられず、食べざるを得なかったようなものだ。そういう政治は猿でもできる。こんなことを言っても、麻生さんは理解不能だろう。 麻生さんなら「今年、種籾を食ったら、来年借金して買えばいいじゃないか。ガハハ」。
★自民党のマニフェスト採点。
4年前、小泉さんの郵政解散で自民党が出したマニフェストを採点する。
結論から言えば、名前を書いた分、5点。 岡田克也は20点か30点と言ったが、甘い。長妻昭や前原誠司の意見はどうかな。
さて、郵政民営化と道路公団民営化は全くの虚偽と欺瞞だった。どちらも官僚支配が強まっただけで、民営化などは何もなっていない。変わったことば株式会社の名称になっただけで、共に総務省、郵便貯金・簡保管理機構と国交省、日本高速道路機構の官僚が支配している。しかも面白いことに、西川善文社長の日本郵政株式会社の定款は公開されていないのだ。つまり白日の下に照らせば、まずいことが記載されていると見るのが常識だ。なぜ隠すのか。そこに核兵器の製造マニュアルが書いてある訳ではあるまい。 自民党が民営化したと言うなら、民間企業の定款を公開するのは、資本主義においては当然の約束事だ。実は、日本郵政株式会社は、総務省と郵便貯金・簡保管理機構の委託会社にしか過ぎない。つまりアルバイト会社であり、郵政3事業に関する経営権は何もない。総務省と機構の官僚が、郵政株式会社の箸の上げ下ろしまで厳しくチェックしている。そして郵便貯金や簡保保険料から、官僚が財政投融資、つまり国民の金を勝手にネコババしていると見るのが正しい。これで民営化というのだからヘソが茶を沸かす。そして一方、田舎の郵便局は静かに閉鎖されている。その他のマニフェストを見れば、少子化、非正規雇用、公務員改革、医療制度(後期高齢、医師不足、病院閉鎖)、障害者自立支援法、母子手当て廃止についても、自民党の細田博之は「自分達は良く政策を達成した」と自画自賛した。まあ、8月30日が楽しみだ。日本で一番長い日。
★厚労大臣、舛添要一。
この人を見ると、ネズミ男に見えて仕方がないが、世間では人気があって、次期総理大臣になって欲しい人らしい。
さて、一昨日、鳩山由紀夫が、消えた年金は2年内に解決すると訴えた。それを聞いた舛添は、「私のやり方でも、2年以内に解決の目途をつける」と目を光らせた。解決と目途は違う。目途を立てるというのは問題発覚後の半年、1年以内をいう。消えた年金が発覚したのは安倍晋三の時代で、安倍はその際、8ヶ月以内に解決すると見得を切った。あれから3年が経ったが、今もって目途すら立っていない。これを世間では怠慢と呼ぶ。長妻昭は当時から、国家プロジェクトで取り組まなければ駄目だと訴えていたが、自民党と厚労省、社保庁の官僚は何もやって来なかった。
昨日TBSテレビを見た。90歳になる老女の年金が消えた。 貰える筈の年金が30年間貰えず、80歳まで生活の為に働き詰めで、今も年金を貰えないまま、姥捨て山のごとく、病気で寝ていた。しかも、この老女は消えた年金が認定されたのだが、その支払いの目途は立っていない。つまり自民党と官僚は、病気で早く死ねば、払わずに済むから、事務手続きナントカカントカで、逃げ回っている。もはや自民党と官僚の犯罪ではないか。
★韓国人。
韓国朝鮮人は、歴史の中にあって長い間、中国の属国として中国歴代王朝に臣下の礼を取り、隷属に甘んじてきた。そして日本の勢力が拡大化した時代、豊臣秀吉の朝鮮出兵で7年間、さらに戦前36年間に渡り、日本は韓国朝鮮を統合支配した。その歴史シーンにおいては、韓国朝鮮人のDNAは面従腹背と事大主義の習性に飼い慣らされたのではないのか。 そして韓国の女は、男の性欲に隷従するものとして、現代韓国においても意味を為し、存在するもののようだ。
一旦、隷属に甘んじた民族には、高尚な文化も精神も無いと知る。
(ムラマサ、低く口笛を吹く)