武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

福島原発はチャイナ・シンドローム。 菊地洋一と近藤誠。

2011年03月31日 | 人生の意味

東京電力の会長・勝俣恒久。

謝罪会見を見たが、何か寒いものを感じたな。

そして社長の清水正孝は雲隠れだという。

 

★菊地洋一。

この人のことを今回、初めて知った。

米国GEの元・原発エンジニアで福島第一原発の6号機を手がけた人だという。

しかし今は、原発廃止の運動を行っている。

この人の講演(ユーチューブ)を聴き、文章を読むと説得力がある。

興味のある方は、「菊地洋一」をユーチューブやネットで検索すると出てきますので、チェックしてください。

そして彼の講演の中でショックだったのは、福島原発の周辺では「奇形死産」の数値が異常に高いのだという。しかもその奇形は「極端な異常奇形」であり、殆どは死産で産まれるのだという。それは医師の証言とデータ、写真に基付く。そして、時には生きて産まれる異常奇形児がいる。その場合、医師、母親らはどう苦悩し、措置するのか、それは死産として処理されるのだと示唆する。

放射能の内部被曝、つまり放射能の粉塵を吸い込む、汚染された水道水を飲む、汚染された食物を口にする。このことにより、DNAが損傷を受け、そのような奇形児を作る。

 

★近藤誠。医師、慶応大学医学部卒、慶応大学医学部放射線科講師。

「患者よ、ガンと闘うな」などの著者。

 

近藤誠は、テレビに出てくる放射線の医学者は嘘を言っていると批判する。

つまり東大医学部の中川恵一と広島大学、長崎大学医学部の放射線の医学者たちだな。

セシウムはガンマー線という放射線を出すので危険であり、ヨウ素やセシウムが拡散した場合、体内に入ると非常に危険だと近藤誠は警告する。

ちなみに参考までに近藤誠はこうも言っている、「ガンで乳房を切り取るのは外科医の犯罪行為」「がん検診は百害あって一利なし」「切って治ったと思っているのは、がんではなく(がんもどき)」。

さらに日本では年に一回、健康診断を行い、レントゲン検査をするが。イギリスでは健康診断と称して、健康な人にレントゲン検査をしない。つまり無用な被曝を避ける。

 

★放射能汚染の水道水。

昨日の3月30日、時事通信が奇妙なニュースを報じた。

千葉県八千代市の睦浄水場の入り口で3月22日に採取した飲用水から、大人の飲用基準(300ベクレル)を超える放射性ヨウ素131が検出され、何と370ベクレルを示したという。しかも22日のサンプル採取に関わらず、発表されたのが3月30日。
これは役人の犯罪だな。なぜなら千葉県は、水道水の飲用を控える呼び掛けをしていない。

これは何を意味するのか。22日に採取した水の放射能検査は、翌日の23日に出すのがルールだ。ところが発表されたのは昨日の30日であり、その間、千葉県は住民に何の注意も喚起していなかった。

ということは、水道水を飲んだ八千代市民は体内被曝したということを意味する。

この同じ時期に、東京の浄水場が汚染されていたことが分かり、ペットボトルを配給したのだが、千葉県は放射能汚染を隠したということ。

だから本ページは、「底知れぬ官僚の怠慢と腐敗」と呼ぶ。

前述の菊地洋一は言う、「権力は権力に弱い。だから役人に頼っては駄目なんです。一般国民が声を上げなければ駄目なんです」。

放射能は一過性の毒ではない。体内に滞留し、3年から5年後に深刻な病気を引き起こす。チェルノブイリ原発事故では、10年後に白血病、ガン患者がピークに達したという。しかも乳幼児、若者に顕著に現れる。

 

★福島原発。
原発作業員が粗末な食事しか支給されないというニュースを見ると、「可哀そう」という反応が起こるのだろうが、そこまでニュースにしないと食事の改善はされないということか。東電は原発の管理どころか、食事の管理も出来ないということだな。

そして一方、海水から、3355倍にあたる放射性ヨウ素131を検出したという。

同時に、セシウムも基準の520倍。
やはり放射能がジャジャ漏れ。

汚染列島だな。

 

★石川遼。

タイガーマスクになった石川遼。

今季の国内と海外ツアーで獲得する賞金を全額、東日本大震災に寄付するという。
全額とな。

さらに、1バーディーにつき10万円もあわせて寄付するという。

石川遼、「自分も皆さんと一緒に戦っていきたい」。
しびれるね。

石川遼の昨年の獲得賞金は1億5100万円、国内でのバーディー数は350個、「2億円寄付できれば」と、石川遼、燃える。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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愛の賛歌を聴く。 木口こうへいのラッパ。

2011年03月30日 | 人生の意味

★愛の賛歌。

ユーチューブ、1976年の越路吹雪「愛の賛歌」を聴きながら、これを書いています。

 

あなたの燃える手で抱きしめて

ただ二人だけで生きていたいの

ただ生命の限り、愛したい

何もいらない

固く抱き合い 愛こそ燃える火よ (訳詩・岩谷時子)

 

がんばれ福島、くじけるな東北。

 

★原発クライシス。

本ページを含めて国民の99.99%は原子力発電の怖さを知らなかった、ということだな。官僚、政治家、電力会社、原発メーカーそして大新聞に巧妙に騙されていた。

原発の内実を調べれば調べるほど、原発はやっちゃ駄目だな。

なぜなら原発はクリーンでもなければ、安全でもない上、住民に幸福をもたらさない。逆に原発は、放射能被曝は付き物であり、恒常的な放射能放散という宿命を背負っている魔の技術なのだ。

「放射能の放散」とは原発が「正常運転」している最中にも普通に発生しているのだという。また年に1度の原発メンテナンスにおいては、作業者の被曝は必ず付き物なのだという。そしてそれは重大な健康被害をもたらし、死亡事件は公然の秘密になっている。

 

★福島原発。

そろそろ3週間になろうとするのに、菅直人と民主党政権は手をこまねいているばかりだ。やっていることは内閣参与を増やすばかりだが、これでは官僚は動けない。

ここに来て、大前研一がアドバイスしたように「テントをかぶせ、放射能飛散を抑える」案が浮上したが、その決断と実行はどうなのか。

もはや菅ではなく、米国や米軍主導の下に、チェルノブイリでやったように、福島原子炉の上から冷却剤を大量に散布し、それから鉛、タングステンなどの放射能遮蔽材を投下する。その後、ぶ厚いコンクリートで封印する。さらには鋼鉄製のカバーをかぶせるなどのソリューションがあるのではないか。

大前研一が指摘するように、福島原発1号から4号機を冷温まで持っていくのに3年から5年かかるというが、すでに福島原発の炉心はメルトダウンが進行している。

 

★ムーミン豚

枝野幸男よ、お前のモゴモゴとした喋りと、回りくどい言い方をやめれ。

「カラスは色が黒いです」と言うべきところを「カラスは色が赤くもなく、白くもなく、まさしく黒色と言っても良いのでございます」。

お前をムーミン豚と名付ける。

 

★大塚耕平。

民主党の副大臣、詭弁と欺瞞が服を着て歩いている男。

こういうのが民主党には多いな。

 

★経産省・原発保安院、西山英彦

審議官の西山英彦はそれまで特許庁に出向していたのだという。原発のゲの字も知らないのだという。妙に顔色がドス黒いのが気になる。

 

★中島健。

今週から京大のろくでもない教授に代わって新手の京大教授・中島健が出てきた。

京大の原子力工学科卒、現在、原子力工学の京大教授。

今朝(3・30)テレ朝に出て解説していたが、プルトニウムが原発の敷地から検知されたことについて、「プルトニウムは重いので飛ばないから安心だ」。

おいおい、既に飛んでるぞ。

周辺の土壌までプルを測定しなくて大丈夫か、という質問に中島健は「しなくて良い」。

この男、ケツを蹴り上げて叩き出せ。

 

★遠藤未希さん(24)。宮城県南三陸町の職員。

名誉の自己犠牲。
3・11の大地震、防災マイクを握り締め、津波の来襲と避難をひたすら放送した町の女性職員、遠藤未希さん(24)。いまだ生存が確認できていない。

秋に結婚式を予定していたという。

3階建ての防災庁舎は津波に呑みこまれ、鉄筋だけが無残に残った。

津波のあった3月11日、未希さんは2階で避難放送を流していた。

「6メートルの津波が来ます。避難してください。避難してください」。

ところが突然、未希さんの声が何の前触れもなく途切れたという。

冷静で聞き取りやすい放送が何度も繰り返された。海岸にいた両親にもその声は届いていた。それが最後の声になるとは。

「木口こうへいは死んでもラッパを離しませんでした」。

 

★ある自殺。

福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の64歳の男性が自宅で首をつり、命を絶ったという。震災後、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていた男性は「出荷停止」の指示を受け、「野菜はもうだめだな」。

生きよ、生きよ、生きよ。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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誰が原発にフタをするのか。 広瀬隆の視点。

2011年03月29日 | 人生の意味

★福島原発のファイナルステージ。

原発敷地内の土壌から恐怖のプルトニウムが検知されたという。

ということは周辺の田畑にもプルトニウムがばらまかれたということだな。

これはプルサーマル運転の3号機から、プルのジャジャ漏れを示している。

プルトニウムというのは半減期が2万4千年という事実上、半永久的に残留する放射能で、その粉塵を吸い込むと肺に付着し、ガンを引き起こす性質(たち)の悪さだ。

 

さて、広瀬隆氏の見解では、危機的状況にある1号から4号機までの1つでもメルトダウンすれば、1号機から6号機まで連鎖的に崩壊し、さらには隣接する第二原発の4基も含めて福島原発の合計10基は壊滅に陥るだろうと、予測する。

なぜなら、どれか1基がメルトダウンして放射能が大量に放出されれば、狭い地域に林立する福島原発銀座には誰も足を踏み入れることはできなくなる。

つまり、日本どころか東アジア、そして世界にカタストロフィをもたらすことになる。

だから、菅直人が昨日(3・28)、防衛省にわざわざ出かけ、災害救助の謝礼を述べている暇などないのだ。

このままでは原発クライシスのファイナルステージに入るぞ。

 

★最新号の週刊ポスト。

週刊ポストによれば、福島原発、日当20万円(or 40万円)で作業者募集中だという。

これが本当かどうかは知らぬが、20万円どころか日当100万円でも良いのではないのか。

現在、福島第一原発では計450人ほどがワークしているそうだが、それとは別に、放射能を恐れぬ特攻隊作業員100名の組織8セット、合計800人を組織する。つまり8交代の24時間稼動。1セット3時間作業、あとは後方で休息待機。ユンケルもサービス。

ここはスピードが大事だから、1週間でけりをつける。一人当たり7日間で700万円、しめて特攻代費用56億円。

56億円で原発4基がクールダウンできれば、大成功ではないか。

放射能規制法令の順守? 超法規でやるべきだ。

例えば1977年、総理の福田赳夫は、日本赤軍がダッカでハイジャックした際、刑務所から日本赤軍6人を解き放ち、600万ドル(当時のレートで16億円)のカネをくれてやったことがある。それは超法規的措置であり、当時の福田赳夫は、「一人の生命は地球より重い」と語った。

今は一人どころか、日本国民1億2千万人の生命と健康が原発にかかっている。

そのくらいの超法規的決断をやってみろ、菅直人よ。

できないというなら、いますぐ菅直人を官邸から叩き出せ。

そして救国内閣樹立だ。

 

★堺屋太一。

堺屋は、最新号の週刊現代で面白い事を主張している。

「この大震災を奇貨として日本復興を成し遂げ、再び官僚主導に戻すな」。

赤門、通産官僚出身の国務大臣・元経済企画庁長官の堺屋太一が、「今の官僚制度は日本を駄目にする」と喝破し、警告したのは、本ページの主張と合致する。

福島原発クライシスが起きてから本ページが指摘してきたことは、「官僚の怠慢と驕り、そして「底知れぬ官僚の腐敗」であった。

一方、政治と政治家の劣化と衰退は、現行の小選挙区制にある。この小選挙区制は事実上、小沢一郎によって作られたものだが、中選挙区制(比例無し)へ戻すことが日本の再生に必要だ。

その理由は、今まで節目に述べてきたが、今回は福島クライシスの為に割愛する。

 

★福島原発の地獄。

何やら、現場では毛布一枚で雑魚寝をしているとか、1日2食でろくなものを食っていないとか経産省の保安院が喧伝するが、毛布など何枚でも運んで支給すればいい。

食事にしたって、ベストはその都度、豪華弁当の差し入れだろうが、それが出来なければ、米軍に頼み、戦闘用ミールセットを支給せよ。米軍の弁当はおいしいぞ。

そもそも、そういう泣き言をいうな。死ぬ気でやり貫け。

現場にいた保安院の約50人は水素爆発が起きた直後、安全な福島市と郡山市まで一目散に逃げただろうが。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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大前研一、原発収束のアイデア。 菅直人では、もう駄目だ。

2011年03月28日 | 人生の意味

★大前研一。

大前研一によると、福島原発の収束の手順は、冷却手当てをしながら、1から4号機をテントで覆う。
このテントは放射性物質の飛散を抑える為の一時的な仮テント(東京ドームのようなもの)であるという。

それでは、なぜコンクリートの石棺ですぐに原発を封じ込めないかといえば、今の熱い状態のままの原発炉心では駄目で、まず冷却が必要なのだが、その冷却を達成するには3年から5年かかるという。
そしてコンクリート石棺は冷却がなって初めて出来ることであり、つまり石棺で閉じ込めるには、3年から5年後になる。


ちなみに、ここでいう冷却とは「ある一定の冷却」であって完全冷却ではない。

青森の6ヶ所村に眠っている約4千本の使用済み燃料棒の冷却は50年かかるという。

 

★大前研一。

早稲田大学理工卒、米国のMITで原子力工学を学び、MITでPhD取得、帰国後、日立で原発高速増殖炉の設計に関わった原子力の理論と設計の専門家。

なお、大前によればテレビに出てくる東大、京大、東工大の原子力工学の教授というのは、教科書で勉強した程度で、設計も知らなければ、実際の原子炉も見たことがないのだという。

 

 


★福島原発。

本ページが当初から指摘しているように、福島原発の1号から4号機まで放射能はジャジャ漏れだ。
あれだけの水素爆発や火災を引き起こしているのに、テレビに出てくる東大、京大、東工大の原子力の先生は、どうしてあのように「澄ました顔」をしていられるのだろう。

そして今度は、ヨウ素が1000万倍とか29億ベクレルとか、いや違った、コバルトらしい。間違えた、ごめんなさい、などなど、あわてふためく東電。


おいおい、コバルトだったら、それは即ち炉心溶融だぞ。既に中性子線やコバルトが検知されているが、その瞬間、それは炉心溶融を意味する。それが分からなかったら、原子力を取り扱う資格はない。

まるで無免許の暴走族運転だな。


★無計画停電。

計画停電というが、これは愚かな考えだな。

薄らバカの海江田万里が国民を脅したブラックアウトというのは、電力使用のピーク時にしか発生しない。
つまり皆の節電、省電で切り抜けることが可能だ。


どこをどのように節電すれば計画停電をせずに済むかは把握できる。

例えば、朝鮮パチンコを止める、野球ナイターを止める、官公庁の暖房、冷房を5℃調節する、などの対応で大丈夫だ。

この無計画停電は、病院での重大トラブルや工場生産に支障をきたし、大変なことになるぞ。

そして付け加えれば、東日本と西日本の周波数(50と60Hz)の違いが、電力の融通を不可能にしている訳だが、なぜこの狭い日本で、2種の周波数を放置していたのか不思議だ。
技術的には共通化するには何の問題もないが、カネがかかるからという理由では、理由にならない。
こういう周波数が2種類ある国は世界では日本だけだ。つまり官僚の縄張り争いなんだな。

さて、関東にある自販機だけで100万キロワット分ある。

計画停電するなら、まず自販機をとめれ。

 

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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原発カタストロフィのタイムリミット。

2011年03月27日 | 人生の意味

★原発カタストロフィ。

慎太郎が「これは天罰だ」と喝破したところを、朝日新聞が噛み付いたが、本ページは「慎太郎の慧眼」だと思った。

本ページは石原慎太郎を批判してきたが、彼の着眼点の凄さは買う。

東電と原発推進者は「これは想定外の天災だ」と責任回避を目論むが、原子力安全委員長の斑目春樹が国会の追及にあって、「割り切り方に問題があった。個人的には謝罪する気はある」などと、上から目線で責任を認めたが、原発カタストロフィの原因は「すべてを考慮した設計などありえない」と、斑目春樹が自ら設計エラーを自己正当化したことにある。

その言辞は、日本の官僚による国策という名の「統帥権の発動」であり、巧妙に政治家とマスコミを抱き込み、日本を食い物にしたというのが実態ではないのか。

前に、厚労省の医系官僚(医師)が、著書「お役所の掟」において官僚と官僚制度の正体と実態を個人的な体験を通じて世の中に批判的に明らかにしたが、それは18年前の真実だった。

国民の安全と生命と財産を人質に原発を作り続けてきた官僚と電力会社、原発の安全などどこにもなかった。

我々の、ありふれた幸福を元に戻してくれ。

 

★東北の人たち。

東北の人たちは我慢強い。

長い長い貧困の歴史を経て、つい50年前までは「口べらし」をやってきた過去がある。お上や土地の有力者の言うことには逆らわない。例え、それが理不尽であろうとも、国を信じ、国の為に自己犠牲を惜しまない。

東北が豊かになり始めたのは、ここ30年、集団就職が無くなった40年ほど前あたりからだ。

三ちゃん農業(とうちゃん、かあちゃん、あんちゃん)、安い労働者の工場を横目に、東京へ電気を供給する為に福島に「安全な原発」を雨後の竹の子のように作った。

海岸線に走る常磐線、福島・富岡町はさびれた田舎駅だったが、特急列車が停車するようになり、駅前には不似合いな瀟洒なホテルが建てられた。そして、その田舎駅に停車する特急列車から降りて来るのは、ダークスーツ姿の男たちばかりだった。

原発では地元の雇用が促進され、80%の従業員が地元住民だという。そして同時に、町に協力金というカネが落とされた。だが当時から地元住民は原発については多くを語らない。地元について語る話題は、「海水浴場が良いところだからね」。

しかし、その海は高濃度の放射能で満たされてしまった。

 

★原発の未来。

農業と畜産を直撃し、海を放射能で汚染し、住民の生活を破壊した東電の原発。

もういい加減にしてくれ、東電と経産官僚。

本ページは、直ちに原発を廃止すべき、という立場は取らないが、日本全国で稼動している50数基の稼動見直し、そして計画中の約20基の原発建設見直しは当然だ。それと同時に、原子力委員会や不安院ならぬ保安院の粛清もやらねばならぬ。

それは刑事訴追も含めての話になる。いずれ住民からの刑事と民事の訴えは提起されるはずだが。

いずれにせよ、東電に原発の管理は出来ないということは明白だ。

 

★原発地獄。

今、福島原発の現場は地獄だという。

しかし、地獄だろうが、放射能浴び放題だろうが、やり貫き通さねばならぬ。

3号機の地下一階で被曝した3人の放射能バッジが、「誤作動だと勘違いして、無視した為に起きた被曝事故」という東電の公式発表を誰が信じるというのか。

203高地のように、前が倒れれば、後ろの者はその死体を乗り越えて、前に進まなければならぬ。

日本の生死がかかっている。

責任追求は203高地のてっぺんに、旗を立ててからだ。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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