武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

新宿酒場 ロン 8・2

2008年08月03日 | 人生の意味
新宿酒場 ロン (8・2)
土曜日に集合した。 島、絵美、銀さん、洋子ママがいる。
「今日の世論調査がまだ発表されていないが、内閣支持率では朝日新聞が24%と変わらないが、読売は41%と上昇した」
「へェー、明日、日曜に発表だけど、なぜそんなに違ったのかな」
「読売はナベツネの占いで出した」(笑)
「ところで、竹中平蔵と塩爺は、今回の改造を見て、官僚内閣と言っていた」
「どういう意味?」
「官僚の使い走りという意味だね。与謝野、伊吹、谷垣、二階、高村が代表格だけど」
「伊吹などは、国会議員は官僚に尊敬されなければ駄目だと言う位だから、官僚が一番偉いというスタンスだ」
「選良の議員より、腐れ官僚のほうが上ということか」
「そして、全員、消費税を10%に上げるという考えだ」
「今回の組閣は人の使い回しだな。同じ顔ぶれだ」
「福田・旅芸人一座が、出し物を変えると、配役を代えるだけ」
「それだけ、人材がいない」
「その訳は、自民の保守本流は、何と今や民主党にいる。小沢、羽田、渡部、鳩山、石井、などなど」
「要するに、自民党と元自民本流の争いだ」
「さて、福田さんの命運と今後の政局は?」
「やはり、解散は任期満了だと思うけど。実際は通常国会が終わって、来年の7月。公明党は嫌がるけど、都議選と同時ということも充分ありえる」
「その前の解散は、自民はできない。やれば、100議席を失う。自民のそういう票読みの能力はすごい」
「派閥の親分で入閣していないのは山崎拓だけ。拓さんは安倍から利権政治家と名指しされたのが痛いし、そして北朝鮮と勝手外交をやっているのも問題だ」
「野田聖子は?」
「守旧派黒幕の野中広務が押し込んだ」
「かつての女性総理候補も、今では場末の酒場のママだもの」
悪かったわね、と洋子ママの柳眉が逆立つ。
「皇居での儀式、髪は起きたばかり風で、聖子はだらしない格好をしていたな」
「鶴保に捨てられたが野中に拾われた」
「太田誠一とは驚いた。古賀の子分だがね。男が女をレイプするのは当然だという男だから、あの顔とダブって印象が悪い」
「農水大臣だから、古賀派の巨額農水利権にたかる蟻の群れだな」
「中山恭子もしたたかだ。腹黒女だな。優しい声を出して、拉致家族会の世話をしたような顔をしているが、実際は何もやっていない。逆に家族会のなだめ役で、家族会が出るべきところをいつもブレーキをかけて来た」
「中山恭子の顔を見ていると魔女だな」
「それを信じた家族会も自業自得だ」
「前の事務局長の蓮池さんは分かっていたが、自分の弟は帰ってきたし、家族会内部の利権争いで蓮池さんは引いたからな」
「さて、話を元に戻して、福田さんの命運は?」
「派閥の主なボスを閣内と役員に入れたわけだから、運命共同体で、進むも沈むも一緒だ」
「福田の抱きつき心中ということか」
「うまいこと言うね」(笑)
「対して、小沢の戦略は?」
「9月の代表選で勝って、12月に予算で揉めて、1月に解散」
「でも解散と言っても、解散権はない」
「違うな。解散権はある」
「どういうこと?」
「参院で大臣の問責決議の連発だ。国会は混乱し、福田は解散に追い込まれる」
「この前の、屁みたいな問責とは違う」
「ただ、福田は総辞職の道を選ぶ可能性はある。そのほうが可能性は高いかも」
「福田さんの頭に蝿が3匹か・・・」

日本は一度、顔を洗い直したほうがいい。ブッシュはもはや終りだが、次の大統領はオバマで決定だ。マケインでは負けだ(笑)。
ブッシュはアル中のイカレポンチだから、あの残忍なイラク侵攻ができた。
そして北朝鮮に対する異常なまでの執着は、核問題を表向きの看板にしているが、その本音はアメリカが東アジアにおける覇権を打ち立てるというアジア戦略にその本質と本音がある。
6ヶ国協議を常設機関にする方針をアメリカは打ち出しているが、その意味は、アジアのコアである4ヶ国(中国、ロシア、韓国、日本)を、北朝鮮という劇薬を使って、アメリカがこの4ヶ国を押さえるというアジア戦略だ。
だから、どうでもいいパキスタンの核兵器保有にはアメリカは何も言わない。パキスタンはイスラム国であり、イラン、タリバンとは深い関係を持っているから、本来は北朝鮮よりパキスタンの核兵器のほうが脅威のはずだ。
また、北朝鮮の核兵器問題というのは、核の全面廃棄だと理解していたが、そうではなく核施設1ヶ所を廃却するだけで、その他の核施設は手つかずであり、ウラン濃縮型核兵器に関しては何ら言及されていない。それどころか現在保有している核兵器の廃棄さえも何ら触れられていないのだ。
隣の中国は1500発の核兵器を持っているのだから、北朝鮮の核兵器問題を深刻に話し合っても、殆ど意味がないことだ。
それよりも、日本は在日米軍の防衛力に頼るか、日本は日本で北朝鮮からの攻撃を抑止する方策を考えた方が、6ヶ国協議より千倍為になるのだ。
(ムラマサ、蒼く冴える)


コメント
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