武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

福田 「幕末・慶喜内閣」 の運命やいかに。

2008年08月02日 | 人生の意味
福田さん、自ら「安心実現内閣」と宣言した。
改造内閣の顔ぶれを見た感想は、福田さんは実績のある人を必死に表に貼り付けて、延命しようとする執念を感じた。
自民党は衆参合わせて390人いるが、その中の5%に満たない「優秀な人」をかき集めたという印象だ。 別の言い方をすれば、もはや、お釣りがない布陣だ。それだけ自民は人材払底なのだが、私がこの内閣に銘を打てば、「幕末・慶喜内閣」としよう。
説明しなくてもお分かりと思うが、幕末の時代の流れは、明治維新への日本の近代の夜明けなのだが、「ちょんまげ時代」に、いつまでもしがみつこうとする守旧派の幕藩体制が今の自民党だ。
自民にはサムライがいなくなった。自民は2世議員が半数を超え、苦労知らずの「お坊っちゃん」ばかりで、官僚の使い走りにされている。昔の自民には党人派と言われる野武士やサムライがキラ星のごとくいたが、今では、育ちはいいが、修羅場に弱い「甘ちゃん」代議士ばかりだと言っても過言ではない。
だから安倍さんは、「お友達内閣」などと揶揄された。
個人的には、福田さんは町内会長か企業の部長クラスなら立派だと思うが、一国の宰相としては国を誤る「福田ダメ夫君」である。
昨日の組閣後、福田さんの記者会見を拝見した。相変わらず官僚作文を読んだだけで、何の感銘も期待も湧き起こらなかった。
スパイラル不況への突入、後期高齢医療の姥捨山制度、介護崩壊の現状、年金記録不明の本質は保険料着服(公金横領)だが、天引きだけはしっかりと取る強盗もどきなやり方、教育界の腐敗、原油投機高騰とサブプライム破綻の原因は日本のゼロ金利政策がもたらしたもの、道路特定財源は国民生活と離れて一人歩き、凶悪な通り魔犯罪の急増、悪質な偽装食品だらけの日本、財務省―国交省―厚労省―外務省―防衛省を代表とする底知れぬ官僚の不正・腐敗、竹島問題では主権放棄、アメリカは日本を属国と見なしており日本の主権はない日米同盟、などなど問題は既に洪水のように溢れており、その現状に与党政治家は呆然とし、官僚・役人は腐敗体質にどっぷりと浸かり「ゆで蛙」状態で、もはや自浄能力は、とっくの昔に失せている。
さて、自民党役員と大臣の中に批判すべき人達が混じっている。
★麻生太郎、ガハハ笑いの漫画太郎、吉田茂・首相血統の麻生財閥の御曹司だが、国民目線などという言葉は知らない。
★古賀、コワモテで目つきは尋常ではない。懐にドスを忍ばせて後ろから刺すタイプ。
★与謝野馨、病人を大臣にしなければならぬ程、お釣りの無い内閣。財務省の使い走り。
★野田聖子、自民を追放されて、自らの信念を都合のいいように捻じ曲げて平気でいられる変節女。
★太田誠一、公開シンポで、「男は女を強姦しなければ駄目だ」と言い切った変態男。
★舛添要一、心にも無いことを、上辺だけは綺麗ごとで取り繕う口先男。
★中山恭子、拉致家族会を食い物にしている元外務官僚。
さて、秋の臨時国会はいつ始まるのか揉めている。公明党は9月の末を主張しているが、そんなに遅く開催して、それではいつ仕事をする気なのか。
秋の臨時国会は、8月末、遅くても9月の始めに決まっている。早く仕事を始めろと言いたい。景気対策、医療、福祉、教育、防衛、年金、枚挙に暇がない。
福田さんの過去1年の仕事振り、発言、実績を見ると、薬害肝炎で政治決断をした点は評価できるが、後は何も無い。
内閣改造で服は着替えたが、時代遅れの古着を取り出して着ただけだから、新鮮味は何もない。もはや、自民党は政権担当能力を喪失してしまったと言っても過言ではない。
さてさて、福田「慶喜内閣」沈没まで後何日か。
薩長連合が錦旗を掲げて、ピーヒャラと世直しの笛を吹きながらやって来る。
チョンマゲの守旧派が瓦解しなければ、日本の夜明けはないと知る。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)

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