ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1795 長井祐太(角海老宝石)vs田呂丸誠二(グリーンツダ)

2010年09月12日 21時18分18秒 | ボクシング
(’01全日本バンタム級新人王決定戦)
 東西技能賞対決故、テクニカルな玄人好みな勝負が予想される。

 初回長井は立ち上がりからフットワークを使ってリズミカルなジャブを突くと、田呂丸はバックステップを主に距離をとる作戦、長井が連打を叩きつけるが、田呂丸は良く見てクリーンヒットを許さない。2R長井は距離を詰め右ショートアッパーが顎を掠めると腰にきた田呂丸、立て直すも左フック一発でダウンしてしまう、再開しても右のガードの低さをつかれて、長井の左フックを貰い劣勢も、基本に忠実な動きに目が慣れ、続く被弾は何とか防ぐ。

 3R長井の左右フックが当たりだし、田呂丸はディフェンスに大わらわも、後半は逆に田呂丸の1・2に晒されてしまう。5R田呂丸のショートが明らかに当たる様になりポテンシャルの高さを証明するが、長井も叩きつける右で相手を後退させ、左の相打ちで動きを止めた長井がラッシュを続け、田呂丸がよろけた所でレフェリーが試合をストップ。

 技能賞対決をTKOで制した長井が、デビュー以来の連勝を8に伸ばしました。

No1794 林田龍生(渡嘉敷)vs岡島孝(尼崎)

2010年09月12日 17時25分14秒 | ボクシング
(’00全日本L・フライ級新人王決定戦)
 トカちゃんの愛弟子林田と、アマ近畿大会3位の実績を持ってプロ入りした8戦負け無し岡島との一戦。

 4R迄一進一退の展開で迎えた5R、このクラスでも小柄な林田は、まるで東南アジア然としたスタイルで6cmの身長差を詰めるべく手数で距離を殺していくと、長身テクニシャンの岡島の振りが大きくなり、此処は如何にも新人王戦らしい展開も、林田の右ボディが再三決まり岡島の足が止まる。

 6R表情に余裕の出てきた林田の動きがリズミカルで、岡島が打ち下ろす1・2ストレートのヒットポイントを微妙に前に外しペースを奪ったまま試合終了。

 私の採点は2点差、オフィシャルも3-0で、岡島のテクニックを封印させた林田も勝利を支持、嬉しいジム初の新人王を獲得しました。

No1793 川原奈穂樹(ワタナベ)vs荒木慶大(泉北)

2010年09月12日 06時19分37秒 | ボクシング
(’00全日本ミドル級新人王決定戦)
 極真戦士の川原と、長身ボクサー荒木との一戦。

 格闘技歴に勝る川原が距離を詰め得意の左フックを浴びせると、身長に勝る荒木の上体が伸び上がってロープに後退する中試合終了のゴング。

 判定は終始攻め続けた川原を支持し、極真からの転向成功と相成りました。

No1792 金山晋司(国際)vs松宮一之(新日本徳山)

2010年09月12日 06時04分19秒 | ボクシング
(’00全日本S・ライト級新人王決定戦)
 
 6Rお互い手数を良く出していたが、最後迄スタミナを切らさなかった金山が、松宮をコーナーに押し込みスタンディング・ダウンを奪う、このダウンでポイントが追いつきオフィシャルの判定はドローも、やはりこのダウンが決め手となり、金山が逆転の優勢勝ち。

 金山の執念は見事なモノがありましたが、松宮にとってはなんとも惜しい引き分け敗者扱いとなってしまいましたね。

 (追伸)
 和田京平著「読む全日本プロレス」を読みました。
 思えば新日やU系の読み物は数あれど、全日を記した読み物は以外と少ない為、興味深く読めました。
 やはりジャンボ鶴田って天才なんですね。