ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1829 呉民根(韓)vsドラゴン早川(新日本サイトー)

2010年09月29日 06時13分20秒 | ボクシング
(S・バンタム級10回戦)
 サウスポースタイルから繰り出す重い左で台頭してきた日本6位の早川が、豊富なアマキャリアはあるものの、プロ戦績は3勝1敗という世界6位呉との一戦、呉のキャリアと早川の強打を考えると”もしや”の場面も十分予想される中試合開始。

 初回早川が右フック・左ストレートを顔面に決めると、呉も左フックを叩きつけ応酬する。2Rも早川の右フックの脇腹打ちと、呉の右ストレートを顔面に打ち返して一歩も引き下がらないが、ラウンド終了のゴング後呉の右フックが顔面を襲い早川がグロッギーになった為、世界ランカーは減点1。

 3Rに入っても両者激しい打ち合いを展開し、消耗戦の様を呈してくる。4Rに入ると呉の鼻血が酷くなってくるが、顔面を真っ赤に染めながらも左右フックを叩きつけ早川からダウンを奪う、立ち上がった所に左右連打を浴びせてロープダウンを奪い、更に連打で勝負を決める。

 結果的にはランク通りになってしまいましたが、クリンチ・ホールドは一切無く、ファイター同士の激しい打撃戦の応酬に、場内のファンは大きな拍手を送っていました。