(L・フライ級10回戦)
当初OPBF王者金龍鉉(韓)に挑戦する予定だった日本1位の植田、王者側の都合で出国できなくなり、急遽2ヶ月前に具志堅用高(協栄)の世界王座に挑戦し、完膚なきまでに叩きのめされた前世界10位のアベラを地元大分に呼び寄せ、一気に飛躍を狙った、ある意味美味しい一戦。
しかも計量で1度オーヴァーし、辛うじてパスした経緯もあって植田はゴングと同時にコーナーから勢い良く飛び出し右フックから左ストレートを放つ、しかしアベラは動ぜず鋭い眼光で植田を追い、タイミングの良いストレートを伸ばすと、スピードでも遥かに植田を上回る。
2Rになると、植田は減量苦のアベラのボディへ右ストレートを送るが、アベラも左アッパーを顎に突き上げ、右ストレートの反撃で互角の展開。そして植田にとって迎えた魔の3R,右に廻って飛び込む瞬間、アベラの鮮やかな右フックがカウンターとなってヒットすると、両膝から崩れ落ち横転するダウン、必死に立ち上がるも膝がガクガクな姿を見た短期決戦を目指すアベラは見逃す筈も無く、左右連打から右のショートストレートで2度目のダウンを奪ってフィニッシュ。
豊後から世界を目指していた植田の夢が、儚くも消え去ってしまいました。
もうちょっと、植田のパンチが通用するかと思っていたんですが・・・、残念!
当初OPBF王者金龍鉉(韓)に挑戦する予定だった日本1位の植田、王者側の都合で出国できなくなり、急遽2ヶ月前に具志堅用高(協栄)の世界王座に挑戦し、完膚なきまでに叩きのめされた前世界10位のアベラを地元大分に呼び寄せ、一気に飛躍を狙った、ある意味美味しい一戦。
しかも計量で1度オーヴァーし、辛うじてパスした経緯もあって植田はゴングと同時にコーナーから勢い良く飛び出し右フックから左ストレートを放つ、しかしアベラは動ぜず鋭い眼光で植田を追い、タイミングの良いストレートを伸ばすと、スピードでも遥かに植田を上回る。
2Rになると、植田は減量苦のアベラのボディへ右ストレートを送るが、アベラも左アッパーを顎に突き上げ、右ストレートの反撃で互角の展開。そして植田にとって迎えた魔の3R,右に廻って飛び込む瞬間、アベラの鮮やかな右フックがカウンターとなってヒットすると、両膝から崩れ落ち横転するダウン、必死に立ち上がるも膝がガクガクな姿を見た短期決戦を目指すアベラは見逃す筈も無く、左右連打から右のショートストレートで2度目のダウンを奪ってフィニッシュ。
豊後から世界を目指していた植田の夢が、儚くも消え去ってしまいました。
もうちょっと、植田のパンチが通用するかと思っていたんですが・・・、残念!