ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1768 本田正(ヨネクラ)vs中村つよし(榎本)

2010年09月01日 21時33分02秒 | ボクシング
(’97全日本S・フェザー級タイトルマッチ)
 5戦して負け無しの本田と、6戦全勝の中村との一戦は、オーソドックスなボクサーファイター同士の戦いだ。

 本田優勢で迎えた5R、左フックのダブル・トリプルで中村が左目をカット、焦りからか前に出て来た所へ本田の鋭いパンチが決まり完全にリズムを掌握、出血も激しく2回目のドクターチェックで試合続行不可能と判断され試合終了。

 小気味良いボクシングを披露し、本田がTKOで中村に初黒星を擦り付けました。

No1767 阪東タカ(ランド)vs洲鎌栄一(尼崎)

2010年09月01日 14時42分50秒 | ボクシング
(’97 全日本S・バンタム級新人王決定戦)
 長身で大柄な阪東と、9戦全勝洲鎌との一戦。

 5R洲鎌の小気味良いパンチを浴び続けフラフラな阪東は、ガードもルーズになり洲鎌のコンビネーションが悉くヒット、阪東スピードが無くなり其処へ洲鎌の強烈な右ストレートが芯を捕らえると大きくグラつきスタンディングダウン、そのダメージを覗き込んだレフェリーが試合をストップ。

 見事なTKO勝ちで洲鎌が連勝を10に伸ばし、新人王の頂点に輝きました。

No1766 藤掛真幸(熊谷)vs稲垣勇(宮崎ワールド)

2010年09月01日 06時45分53秒 | ボクシング
(’97全日本バンタム級新人王決定戦)
 7戦負け無しのサウスポー藤掛と、6戦全勝右のファイター稲垣という、喧嘩四つな一戦。

 2R左へフットワークを使う藤掛に、ワイルドな稲垣の右フックが引っ掛け気味に決まりダウンを奪う、ダメージの少ない藤掛だが緊張感からか動きが固くギクシャク、そんなサウスポーに右を中心にプレスをかける稲垣のセオリーに則った積極性が目立つ。

 6R稲垣の右を貰い続け右目の腫れてきた藤掛は最後の気力を振り絞りたい所だが、ラッシュする稲垣のペースを崩す事が出来ない、それにしても稲垣の右~左フックは感心する程止む事が無く、ボディも決まり藤掛の動きが落ちる中、パンチをしこたま浴びながら試合終了のゴング。

 私の採点は3点差、オフィシャルも3-0で稲垣を支持、宮崎よりしぶといホープの誕生だ。