ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1776 草野美栄(ワタナベ)vs小本知志(徳山)

2010年09月04日 22時06分40秒 | ボクシング
(’98全日本S・バンタム級新人王決定戦)
 サウスポーの草野と、此処まで4戦全勝全KOの小本との一戦。

 初回目の前でグローブをグルグル回す小本に草野が突っ掛かっていくが、そんな草野へサウスポーに対する右を放ちタイミングを掴んだ小本、更に右を2発ヒットさせると草野は後頭部を激しく打ちつけてダウン、その衝撃的な倒れ方のレフェリーは思わず&賺さず試合をストップ。

 良く伸びる右を武器に鮮やかな初回KO勝ちで、小本がジム初の新人王に輝きましたが、後に青空西田という強打者を生む徳山ジムに、彼以上の魅力的な強打者を既に生んでいたのでした。

 (追伸)
 高校サッカー選手権広島県予選の2回戦が県内各地で行われ、私が応援している県立高陽高校が過去優勝経験のある古豪修道高校に見事勝ちました。
 それにしても、修道のPTAの応援は聞くに耐えない、実に品のないモノでした。
 子供達は県内でも3番目に頭の良い高校生たちですが、それに反して残念な親達ですね・・・。

No1775 佐々木真吾(木更津グリーンベイ)vs小島広之(関博之)

2010年09月04日 18時33分58秒 | ボクシング
(’98全日本S・フライ級新人王決定戦)
 27歳と今大会最年長且つ公務員ボクサーの佐々木と、好素質の小島という一戦。

 5R勝負に出ないと駄目な小島だが、佐々木の攻撃を浴びてスピードが無くなり、ロープへ後退した所に右ストレートを横っ面に貰うとしゃがみ込む様にダウン、精も魂も尽き果てた小島は立ち上がっても膝に手を当てポーズがとれず試合続行不可能。

 後の日本王者佐々木が、ジム初の新人王をTKOで飾りました。

 (追伸)
 堺雅人主演「ゴールデンスランバー」を観ました。
 仙台を舞台にした伊坂幸太郎イズム満載の、「アヒルと鴨のコインロッカー」的流れを汲む佳作に、あっという間の2時間超えでした、お勧めです。

NO1774 内藤大助(宮田)vs福山登(大阪帝拳)

2010年09月04日 07時16分51秒 | ボクシング
(’98全日本フライ級新人王決定戦)
 早くも”子供の頃いじめられっ子”を売りにしていた内藤と、辰吉の後継者になるべく頑張っている福山との一戦。

 初回内藤が左フックを軽快に放ち、オーソドックスな福山相手にしても右ストレート~左フックの逆1・2を放つと足にきて、更にオーヴァーハンド・ライトを被せて先制のダウンを奪う、立ち上がった所へ鋭い眼光から連打を放ち、又もや同じパンチを被せると福山は思わずグローブをキャンバスにタッチしてしまいディ・エンド。

 60秒殺という電光石火の早業で、内藤が勝利を収めました。

No1773 大和田智士(北澤)vs小谷健(具志川)

2010年09月04日 00時18分19秒 | ボクシング
(’98全日本L・フライ級新人王決定戦)
 東の敢闘賞に輝いた大和田と、西のMVP小谷という三賞対決!

 初回大き目のステップを踏む小谷へ、スッと距離を詰めて放った大和田の左フックがカウンターとなると、西のMVPが派手にダウン。

 2R振りの大きな所を突かれた小谷はバランスを崩す事もあるが、調子こいて出てくる大和田に左フックがショートで決まりお返しのダウン、立ち上がってきた大和田だが、ダメージで足が動かす、其処を一気に詰めてきた小谷の攻撃に、手も足も出なくなった姿を見たレフェリーが試合をストップ。

 見事な逆転KOで、小谷が西の最優秀の面目躍如。