(WBO世界S・フライ級タイトルマッチ)
悪童タピアの相手はバンタム級より1階級チャンスを求めてウエイトを下げてきたマルティネス、ただこのクラスでは大柄なタピアと比べると挑戦者のサイズは未だ小さいのだが。さて試合は序盤よりY・サムディオ並みの接近戦を挑むマルティネスに対し中間距離から得意の1・2~派手な左ボディを放つタピアの攻勢が5Rまで続く。6R手数ではマルティネスもヒット数はタピアという展開が続くが、王者はマルティネスにわざと手を出させて、その打ち終わりにパンチを集める巧さがある。
7Rマルティネスの命中率は悪いものの健気に前進すると左フック~右ストレートでタピアを後退させる。8R・9Rと各々激しい打ち合いがあったがボディを交えたタピアの攻撃が勝る、しかし両選手共本当に良く手が出る。
10R前に出るマルティネスにタピアのパンチがカウンターのタイミングで当たりだすと、得意の攻めながら手を挙げ観客に鼓舞・アピールするパフォーマンス、更に左フックもカウンターとなりフィニッシュが近い予感も。11Rタピアは出だしから連打を被せるとマルティネスが後退、更にコンビネーションの最後は左フックでマルティネスがガックリと腰を落とすダウン、よく立ち上がるも右目からの出血とダメージをみたレフェリーが試合ストップ。
我慢比べの熱戦は首の異常に固い王者のKO勝ちとなりました。
悪童タピアの相手はバンタム級より1階級チャンスを求めてウエイトを下げてきたマルティネス、ただこのクラスでは大柄なタピアと比べると挑戦者のサイズは未だ小さいのだが。さて試合は序盤よりY・サムディオ並みの接近戦を挑むマルティネスに対し中間距離から得意の1・2~派手な左ボディを放つタピアの攻勢が5Rまで続く。6R手数ではマルティネスもヒット数はタピアという展開が続くが、王者はマルティネスにわざと手を出させて、その打ち終わりにパンチを集める巧さがある。
7Rマルティネスの命中率は悪いものの健気に前進すると左フック~右ストレートでタピアを後退させる。8R・9Rと各々激しい打ち合いがあったがボディを交えたタピアの攻撃が勝る、しかし両選手共本当に良く手が出る。
10R前に出るマルティネスにタピアのパンチがカウンターのタイミングで当たりだすと、得意の攻めながら手を挙げ観客に鼓舞・アピールするパフォーマンス、更に左フックもカウンターとなりフィニッシュが近い予感も。11Rタピアは出だしから連打を被せるとマルティネスが後退、更にコンビネーションの最後は左フックでマルティネスがガックリと腰を落とすダウン、よく立ち上がるも右目からの出血とダメージをみたレフェリーが試合ストップ。
我慢比べの熱戦は首の異常に固い王者のKO勝ちとなりました。