ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No484 佐藤敏明(熊本)vs青木俊介(西遠)

2006年07月08日 20時58分11秒 | ボクシング
(’96西部日本vs中日本新人王対抗戦S・フライ級6回戦)
 オーソドックスの青木とサウスポーの佐藤という喧嘩四つの一戦な為初回先ずは静かな立ち上がりも佐藤の真直ぐな左が青木の顔面にカウンター気味にヒットし幸先の良いダウンを奪う。
 しかし2R以降は青木の脇を絞ったショートの手数がフック気味の佐藤のパンチを上回り攻勢をとる、そして4R青木の鋭いストレートが佐藤の目をカットさせドクターチェックの後、更に青木のパンチが佐藤の傷口を広げレフェリーが試合をストップ。
 結局パンチによるカットの為青木のTKO勝ちとなり逆転勝ちとなり代表戦へと駒を進めました。
 

No483 黒田保彦(宮崎ワールド)vs飯田大介(三津山)

2006年07月08日 15時38分16秒 | ボクシング
(’96西部日本vs中日本新人王対抗戦L・フライ級6回戦)
 好素質の飯田が軽快な動きで初回より相手に迫れば黒田はサークリングで3R迄なんとか凌ぐ。
 迎えた4R黒田が右クロスでパンチの当たる距離を掴んでラッシュを開始、飯田は攻め疲れもあって途端に打たれて劣勢となりグロッギー、調子づいた黒田がコーナーからコーナーへ相手を追い込みボディを連打すると遂に飯田はダウン、その後も攻めまくった黒田を見てラウンド終了のゴングと同時にレフェリーが試合ストップ、3分ジャストのTKOで黒田の逆転勝ちとなりました。
 後にOPBFや日本王座にも挑む飯田も、この試合はキャリア不足を露呈させた結果となりましたが、相手の疲れに乗じチャンスをものにした黒田の「ジキルとハイド」作戦がものの見事に功を奏した一戦でした。