ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No503 町田和久(グリーンツダ)vsラフィー・モンタルバン(比)

2006年07月26日 07時08分49秒 | ボクシング
(OPBF東洋太平洋S・フライ級タイトルマッチ)
 グリーンツダ・ジムが次代の世界王者と期待する町田が迎える指名試合は1位のモンタルバン、童顔の暗殺者という表現がピッタリの町田に後に北陸石丸ジムに移籍しマンゴロー・イシマルに変身(?)する指名挑戦者という事もありKOが予想される。
 初回モンタルバンが右でリズムをとると町田はサウスポーに対する右ストレートを狙うが左に不得手ゆえ右廻りをしてぎこちなく自慢の強打を活かせない。2R距離を掴んだモンタルバンはリードから左ストレート・右フックとヒットさせると、町田は如何しても後手にまわる。3R試合運びに長けるモンタルバンに対し硬さの見える町田の手数が少なく、特に挑戦者の左ストレートが真正面から当たりだす。
 4R序盤の劣勢から1・を主体に手数を増やしていく町田だが上体の振りが少ない為右フックのカウンターを貰う、更に連打から左ストレートがヒットし遂にダウン。5Rモンタルバンのボディ~顔面へのパンチの打ち分けで一方的な展開から左フックが町田のテンプルを掠めてダウン、相打ち覚悟で反撃する王者だったが左ストレートを貰い再びダウン、と同時にレフェリーが試合をストップしモンタルバンが見事なKOでタイトル獲得となりました。
 浪速期待の町田でしたが、苦手なサウスポーに対し余りにも真正面で戦った事が敗因に見えました、まるで金縛りにあったかの様に。