「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

急がば回れで、人が変わる。

2009-06-29 21:56:28 | Weblog
 もう7月間近。暑い夏が迫ってくる。熱くなりそうだ。

 この夏の戦を乗り越えるために全力前進である。目標は定まっている。そこまで走り切るしかない。我武者羅に、遮二無二になって走ることは難しいことではない。余計なことを考えずに、必死にやるのみだ。

 そんな中で8月にはIT化も待っている。これがさらに激変への一歩となる。自分の中での一つの指標も出来ている。商品を中心とした攻めの手を打ち続ける。その最中に、接客も見直す。新店舗が出る際には、接客見直しを何度も行ってきたが、ここ最近は行われていない。接客マスターを会社の中に作っていかねばならない。いつか必ず接客コンテストも行いたい。これはお客様のためではなく、自分たちのため。それが結果的にお客様のためになる。

 人は、一人で変化することは難しい。ホントは難しくないんだけど、難しいと思ってしまう。だから、どうしても環境に頼ってしまう。「人が教えてくれるだろう」、「会社が成長させてくれるだろう」と。そんな人は、環境が変われば変わっていく。自分が悩んだ時に環境を変えようとする。そうそう。よく分かる。

 ここで大事なのは、人は変われるってこと。なぜ環境が変わると、人は変われるのか。それはちゃんと環境に対しての信頼があるから。それを信じるからこそ、そこに身を任せ自分の変化を感じることができるんじゃないかと。教育は、信頼からスタートする。その人の言ってることを信じるようになれば、その人の言葉が心を打つ。それが変化となる。

 自分の言葉が伝わってないときは、伝えようということを必死に行う前に、自分と相手の信頼関係を築くことが大事なんだと思う。大概にして、どう伝えればいいのか、褒めればいいのか、叱ればいいのか、考え込んでしまう。そうなんだよな~。でも、信頼無しで、褒めようが叱ろうが、なかなかイイ結果がついてこない。「あれ?あの人は叱れるようになれって言ってたのにダメじゃないか」、「あれ?本には褒めろって書いてたのに…」と心の叫びが聞こえてきそうだね。

 急がば回れ。やり方ではなく、自分と相手の関係だけを客観的に、誠実に見直そう。その人のことが好きで、その人から好かれていれば、どんなやり方でもきっと心は伝わる。部下に媚びず、部下を甘やかさずに、人間として好かれるようになろう。きっと結果がついてくる。

 今日はそんなことを考えていました。社会の流れが早く、情報量も多い。そんな中で求められることが多様だとか、器用にやらねばとか思うなかれ。人と人との関係は、単純明快なもの。部下との関係、上司との関係、お客様と、取引業者と。そんな関係を単純明快に見つめ直し、大事なことを探してみよう。

 ブログを読んでる人がいよいよ100名を超えてきました。8ヶ月間やり続けても少しずつしか上がらない。それがいい。多分どっかでポンっと上がる日がくるのかな。俺の中で、これはある意味実験。草の根的なものが、継続することでどうなるのかを。そして、ブログを読んでる人が「感動」を持ってくれることをただただ望んでる。俺の中で感動があるように、みんなの心にも感動がある。それが生きている証。

夏の戦に向けて。

2009-06-28 01:34:22 | Weblog
 たまには政治についても語ろうかと。

 NEWSで最近は頻繁に言われるようになったが、都議選&衆院選で政権交替するのか? これは民主党が政権与党になると思う。自民党は今一度負けて体質改善しなければならない。それが国民が望んでいることだということに気付いていない。それがある意味、自民党が抱える大きな課題だと。

 ここ最近の簡単な経緯を。総務省の鳩山氏辞任があったが、これは官と政治の癒着が原因。まず、日本国のように自民党が一党独裁的な政治には起こりうることだ。二大政党政治になれば、癒着は減ると思う。政権が変われば、それまでの官と政党の癒着もなくなるから。

 鳩山氏は「かんぽの宿」の一件で官僚とメディアに持ち上げられたんじゃないか。民営化に反対する官僚は、かんぽの宿買収は不当だと。裏金が動いてるんじゃないかと。オリックスと西川社長が繋がってると。それに対しては鳩山氏を持ち上げ、西川氏続投にNOを突き付けさせ、メディアではヒーローのような扱いを受け、引くに引けなくなった鳩山氏、盟友であるにも関わらず意志を持てない麻生首相は、鳩山大臣に辞任を仰ぐ。こんなシナリオではないか? 
それで馬鹿を見るのは自民党。鳩山氏支持の国民の声に耳を傾けなかった一つの事例。

 そして先日の東国原知事の「私を自民党トップに据える覚悟があるか?」という発言に対して、自民党幹部が冷ややかな態度を示した。これは国民世論の目線が見えてない。あそこで「つまらんことを…」と一蹴しようとしたあの自民党長老の態度が国民にどう映るのか見えてない。それに比べて、東国原知事は非常に鮮やかに注目を浴び、そのしたたかさには驚きであった。ある意味では、古賀選対はそれが欲しかったのかもしれないが、読みが甘かったのか。東国原知事は、政治家としての駆け引きはうまい。素質が試されるのはこれから。メディアコントロールは抜群にうまい。宮崎内の知事支持率は脅威の90%超えを保つ。

 そんな訳で、自民党の人選に大きな変化がない限り、次の選挙は民主党勝利で政権交代。マニフェストで戦いましょうなんて言ってるが、そんなもんは自民、民主ともに大差ない。民主党が政権握って良くなるとすれば、政策ではなく、これまで自民党と官僚が築き上げた癒着がなくなることくらいのものだ。

 衆議院1期4年を民主党が実権を握り、自民党は、「増税しなくて財源はあるのか!?」の声で責め立てる。もし民主党が増税したら、また政権交代。B to C企業側で言えば、増税は消費者心理の底冷えになるため、非常に困る。だけど、日本国の行く末を考えた時に増税は避けられないんじゃないかとも思う。

 福祉、雇用、財政、貧困、少子高齢化、教育、数多くの問題を抱える日本。先進国経済は付加価値産業にシフトする。時間対労働は発展途上国へ流れ、発展途上国はそれで成長を遂げる。先進国内では、付加価値を生み出せるかどうか。

 現在の不況を、外需に頼った経済政策が間違っていたと経済評論家は揶揄するが、このグローバルな世界において、先進国が内需拡大ばかりに目を向けていたら、それこそ取り残される。日本の製造技術を更に高め、世に広めることは大切なことだ。国力を上げるためには、激しい競争に打ち勝てる人材力を上げることに他ならないと思う。

 以上、粗末な見識の中で大雑把な政治の行く末を。舛添さん擁立でイイ勝負が出来るかな?さて、この夏の選挙はどうなることやら。うちの会社も夏の戦に向けて準備を進める。政治家もこの夏の勝負に向けてバタバタか。憂うなかれ。成すべきことを成すのみ。

生まれるアイディア、気付く価値観。

2009-06-27 01:33:45 | Weblog
 今日は社長と半日かけて打合せを。社長の考えを聞き、自分の考えを述べ、今何をすべきか、今後どうしていくかを話し合いました。話が聞けて良かったです。打合せ後に自分の考えをまとめる時間を作った。

 話をしている間に考えることもあるが、落ち着いてそれについてもう一度考えてみる時間って大事だと思う。今日はその考えが非常にスムーズに、そしてイイ形でまとまったと思う。

 発想には、新しく生まれるアイディアと気付かされる価値観があると思う。新しく生まれるアイディアは、こんなことやるとイイんじゃないかとか、これってオモシロイんじゃないかということが多い。逆に、気付かされるものは、なんとなく知ってたけど、やっぱこういう考えが大事なんだっていうこと。原理原則であったり、基礎として持つべき考え方。これに気付いた時には、感心させられることが多い。

 そんなヒントとなるようなアイディアが出てくる時に、「いつまでもプレイヤーでいてはいけないな」と再認識。先日、ある社員に話をしたばかりである。館長は、4つの顔をバランス良く使い分けれなければならないと。プレイヤー、コントローラー、コーチ、マネージャー。通常部下はプレイヤーの顔を持つことが多い。そんな場合に、自分がプレイヤーになってたら、店舗運営をコントロールすることは出来なくなる。常に4つの顔を状況判断した上で使い分けるようにと。かくいう自分もプレイヤーになってしまうことがある。

 自分がやっていることを誰かに任せることも非常に重要になる。それが専門的に出来る人ならなお良い。やらせて伸ばす。これが大事なんだね。

 今日気付いた考えは、自分の価値観の中で非常に重要な意味を持つ。いつかこのブログでお伝えできるようにしたい。それまでは、もっと自分の意識の中に刷り込みたいと思う。自分を変える時に来ていることを実感する。それはつまり自分の考えることである。昨日までの自分の考えは間違っていなかったとも思えるし、自分のアクションに繋げるためには、まだまだ発想の転換ができるんだよね。

 みんなも日々、気付いていること、疑問に思うことがあると思う。その考えと向き合うことは非常に重要だと思います。みんなが何を感じ、何を思っているか、それも知りたいと思います。

我が身を振り返り、文化を創ろう。

2009-06-26 00:23:23 | Weblog
 たまにアメリカ人とすれ違う時があるが、目が合うと全く見知らぬ人なのに、なぜか笑顔で微笑んでくる。するとこっちも微笑んでしまう。道端だろうが、ホテルだろうが、いろんな場所でそんなことがある。あれって明らかな文化の違い。他人を他人とも思わないような雰囲気がある。

 以前、友人に聞いた話だが、アメリカの公園にはバスケットゴールが設置してある。そして、そこにいろんな人が集まって試合が始まるという。赤の他人だろうが、人種(人種差別のある地域もあるらしいが)も、年齢も関係なく、ピックアップゲームが始まるという。それがアメリカのバスケットボールを支える文化となっているし、ストリートボールという新たな価値が全土に広まっているという。アメリカに移住したい訳ではないが、文化の源泉を見ると面白いな~と思う。

 先日、港北館でのこと。ランチは忙しく、頑張ってみんなで回していた。自分はそんな風景をジーッと見ていた。どうしても手伝いたくなるが、忙しい時にどういう動きをするかを見なければならず、我慢、我慢。ちょっと落ち着いた時に、社員のYさんが、まだまだ不慣れなキャストの子に「少し大変やったね。大丈夫?」と声を掛けていた。

 自分はそれとなく聞き耳を立てていたので、自然な言葉だったと思うが、たったその一言で分かることがある。「あぁ~、この店いいな」と。この一言が、実は奥が深い。普段どんな気持ちで、どんな行動をしているか。キャストに対してどう向き合おうとしているのかがこの一言に込められていると思う。

 この一言を営業中に自然に掛けてあげれること、それは大きな寛容性と感謝の表れだと思う。この言葉が、信頼関係を築き、チームを作っていくのだと。そんなことの積み重ねが文化だと思う。下の人は上の人から受けた影響を、その下の人に伝える。これが伝わっていくことが、文化の礎になるんだな改めて実感した。素晴しい。Yさんのその一言を聞けたことが、素直に嬉しい。

 まだまだ不慣れで、忙しい時には足を引っ張ってしまいがちなキャストに、イライラせず寛容に受け止めてあげること、傲慢にならずに、初心を忘れず謙虚でいることの大切さ。我が身を振り返って、そんなことをもう一度大切にしようと思った素晴しい瞬間でした。

 国民文化にせよ、企業文化にせよ、店舗文化にせよ、日々の小さなことの積み重ねで創り出せるものだね。少しだけ、日頃自分たちが掛けている言葉を思い直してみよう。

 NHKでウィンブルドンやってますね。去年から見るようになりました。昨年のフェデラーとナダルの決勝戦に熱狂して以来、楽しく見てます。今年はフェデラーが王者に返り咲けるかが楽しみ。「早く寝ろよ」という声には、耳を潰しておきます。笑

自由の中の思惑に、はまらない。

2009-06-25 00:30:39 | Weblog
 今日は港北に行ってきましたが、その帰りのこと。施設内で遊んでいる小さな子たちがハイテクなコマで遊んでた。ヒモみたいなもんを思いっきり引っ張れば回るものだ。

 そして駅までの帰り道。また子供がハイテクなスケボーに乗っていた。なんかゴムみたいなもので、女の子でも簡単にスイスイと動ける。「うそ~ん」って。俺が小学生の時にスケボーするの超難しくて坂で勢いつけながら練習したものだ。

 文化の進歩には考えさせられることが多い。

 昔の遊び道具は、使い勝手は悪かった。一工夫加えなければ長時間楽しむこともできなかった。自分は、ゴマもメンコもしたし、小学生時代は毎日外で遊んでた。家の近くの小さな山にみんなで集まり、いろんなモノを拾ってきて、基地を作った。ハンモック作って、洞窟を部屋みたいにしたし、木の枝にロープをくくり付けタイヤに縛ってブランコも作ってた。誰かが学校に報告し、先生に怒られて基地は使えなくなったものだ。

 モノがあり、そのモノの進化が進む時に何が起こっているのか。造る側が進歩し、使う側が退化するんではないかと少し不安にもなる。使う側の自由が多ければ多いほど、実は枠にはまっていってしまっているような。逆説的な発想に思えるが、そんな印象を抱いてしまう。使い方への不便は減り、自由度は上がるが、それは造った側の思惑に見事にはまってしまうような。逆に不自由が多いモノに対しては、自らで他の楽しみ方を探すことがあると思う。

 そのモノの価値以上に工夫によって発展性が深まることが世の中にはあるんじゃないかと。別に進化を否定するものでもなく、見方によっては進化はそんな一面も持ち合わせている。

 携帯を使う小学生を見ると、どうしても自分と比較してしまう。「この小学生に親友がいたとして、そいつが休んだ時にも携帯で連絡を取り合える。俺が小学生のときは、親友がいない時は、しゃべりたいこともたくさんあったのにと苛立ちや寂しさや、心配は大きかったのにな」と。どうにも、オッサン的な発想で今のデジタル化に追いついていけませんね。笑

 そう感じながらも、自分たちの頃からファミコンが普及はじまったから、その時には親もそんなことを思ってたのかなと思う。

 携帯の普及が進み、携帯がPCの価格を超えた時に、これは怖いと感じた。携帯普及率が9割となるとそうできるんだと。生活になくてはならないモノを持たされた時に、例え携帯が5万円だろうが、買わざるを得なくなる。何にせよ、便利になり過ぎた世の中。誰かの思惑の中だけに縛られてしまわぬよう、何をどう使っていくべきか、扱う側も頭を使うことを怠ってはいけない。そうしなければ、格差は広がり、一部の情報保持者や、進化を知る者に無意識のうちに支配される世の中が広がる。

 子供ができたら、体を動かすこと、笑顔でいること、人を大事にすること、手書きをすること、そして、ちょっとした工夫をすることを伝えようと思う。現段階では、「ゲームは買わない」と思っているが、その時がくれば買ってやることになるのかなとも覚悟してる。笑
 
 お店でも、仕事でも、工夫の仕方はたくさんある。知識よりも知恵を大事にしよう。知恵とは発想力である。

「他力」。哲学的、将棋の世界。

2009-06-24 00:01:11 | Weblog
 今日は面白く、小難しい話を。以前、将棋の羽生善治 名人がこんなことを言っていたことを思い出した。

 「将棋において、一番強い手が最善の手とは限らない。全力は出さず、加減をしなければならない。将棋は他力なんです。それが将棋の性質です」と。

 これは難しいが面白い話である。羽生名人はそれに20代半ばで気付いたという。う~ん、やはり天才であり、哲学的である。

 簡単に解説する。将棋とは自分が手を打った瞬間に、相手に手が渡ってしまう。つまり、自分が最強の一手だと思っても、相手の受け止め方、出方によって戦況が変わってしまう。それよりも、相手の思う「壷」を知った上で、その手に対処しながら、相手の意向を利用した形で手を進めると勝ちに繋がることが多いということ。

 ここで言う他力とは、他力本願という言葉とは全くの別物。「他力=自分以外の力を助力として使うこと」を示す。

 羽生名人曰く、「ベテラン同士の試合になると、いかにして自分は何もせずに相手に手を渡すかという駆け引きが勝敗を決めることが多い」と言う。相手の力を利用して相手を倒す。合気道などの武術に近いものがある。

 この話は深い。自分の仕事に置き換えて考えてみた。例えば、おもてなしをする場合が雰囲気的には似てるのかもしれない。お客様の言動や雰囲気を察した上で、コミュニケーションを図る。出しゃばり過ぎたり、好まれないほどに積極的になり過ぎてもいけない。お客様に合わせながらも、お客様の望む壷を抑えた声掛けやサービスが、質の高いものである。

 そういった意味で、普段から「本当はマニュアルなんて必要ない」と言ってる部分に通じるものがある。十人十色のお客様の出方をうかがい、何を望み、何を欲しているかを感知し、そのご要望にお応えすることが、我々の使命である。

 久しぶりに羽生さんの言葉を思い出したので、羽生善治名人とスポーツジャーナリストの二宮清純氏の対談書[歩をと「金」に変える人材活用術]はオススメします。最近、メディアに出る機会の減った二宮さんですが、かなりの見識と発想力を持っており、非常にオモシロい本だったと記憶してます。要check it up.

 昨日、今日とアイディアが出る瞬間が多くなってきた。新たな構想を練る時期にきてる感じ。さぁて、激変させながら、更なる加速の一手を生み出しましょう。そして、理念実践型の経営を徹底させようと思います。キツい時こそ、新たな展開が生まれてくるものだ。


 そうそう、話は変わるが、昨日の夜は久しぶりにゆっくりできたので、中堅社員の飲みの場で小平館の音楽大好き社員のI君と「俺たちでカッケェHUNKの曲作ろうぜ」と話をしたことを思い出し、少し歌詞を考えた。韻を踏みまくり、まぁまぁのデキ。もっと作り込んでいこうかと。音源はI君が作り、若手に歌わせようかと。参加したい人はドシドシcome on.

 ファストシングルはHIP HOPな曲に仕上げる。その次にバラードだな。完成はいつになることやら(coming late)。笑 まぁ、せっかく仲間として仕事してんだから、そんな楽しみもいい。メリハリつけたり、遊び心も持てないようじゃ、大したモノは作れない。そのくらいの器じゃないとな。

こんなもんじゃない。ハンデをなくす。

2009-06-22 23:00:25 | Weblog
 俺たちに残される道は、反省と成長の繰り返しでしかない。企業における全てがそれに直結する。失敗し、成長する。たった1勝を勝ち取るために、全ての敗戦を糧にする。勇気のいること、根気のいること、悔しいこと、だけれども、最高に楽しいことだし、カッコイイこと。

 イチローは、ヒットのでない時が重要だという。不調な時に成長するという。ヒットが出ない時に自分と向き合い、自分のイメージとのギャップを埋める。理由さえ分かれば対処が出来ると。逆に調子がイイ時は、調子のイイ理由を考えることが減るために、油断をしてしまう。好調時こそ意識して慎重にならないといけないと。

 先日クレームが2件。もちろん、それ以外にもご不満にしてしまったと思う。その事実を見つめ直したいと思う。お客様のことを思うと取り返しのつかないことである。もう二度とご来店されないかもしれない。非常に悔しいこと。もちろん、それ以上に喜んで帰られているお客様もたくさんいる。そんな自負を忘れてはいけない。

 俺たちの仕事は大きな責任と使命を負っている。俺たちは最も難しいことをしようとしている。お客様に自分たちの都合を押し付けてはならないということ。営業中の全てはお客様にとって大事なこととなる。全てはお客様のためにすべきことであり、チームで行う営業がお客様に満足してもらうことが最も大きな感動となる。

 昨日までのお客様の想いを胸に、今日からの営業を日々見直さなければならない。管理者は管理体制を、社員はオペレーションと雰囲気創り、そして教育を。キャストは全ての作業とおもてなしを。それぞれが、どれだけ必死に、前向きに頑張れるか。日々そんな最高のことをやってるんだという自負こそが、自分たちを前進させてくれるんだと思う。

 クレームが出て、悔しいのは俺だけじゃない。現場のみんなが、俺以上に悔しい思いをし、歯痒さを噛み締めていると信じてる。お客様のことを思わない社員はいないと信じてる。だから、一緒に成長する。

 俺たちは強くなる。どこまでも行ける無限の可能性を秘めている。

 社長にIT化を検討してもらってる。現場の負担を軽くし、背負っていたハンデをなくし、競争社会の中で現場力を企業力に変えていく。俺自身がみんなの能力を活かし切れていなかった。まだまだ俺たちはデキルはずだ。「俺たちこんなもんじゃない」ということを証明したいと思う。ネット化が進み、仕事の質、戦略の密度を上げる。「仕事の質=時間×密度」である。来年、更に飛躍する。

 言い訳無し。「お客様と感動を共有する」という一本の筋を通して、これからも邁進しよう!悔しさを胸にしまい行動あるのみ。

疲れててもサンクコストを体感し頭が回転。

2009-06-22 01:56:33 | Weblog
 今日は忙しかった。人数不足でした。お客様にご迷惑をお掛けしてしまった。心苦しく猛反省です。せっかくお腹を空かせてご来店いただいたのに。そんな中でも喜ばれて帰っていただいたお客様も多数いらっしゃって、よりやる気が出てきます。お見送りをすることっていいなと実感します。

 今日の帰り。なんと東横線の菊名駅で終電の電車がストップ。日吉で人身事故とのこと。すると、アナウンスが流れ、電車のスタートはないので、タクシーで帰宅し、後日清算とのこと。

 そんなことが出来る東急にビックリである。菊名駅だけでも数百人の人が電車に乗っていた。他の駅も入れれば数千人になるだろう。一人3000円のタクシー代金で5000人の人が乗ったら、それだけで1500万円の支出!その判断たるや難しいだろうな。

 それでもそういう判断をしたことを少し考えてみた。終電を伸ばすことで社員の残業代がいっきに増大。クレームは避けようもなく、対応に追われる、電気代も上がる。大きな人身事故であれば、いつ運転が再開出来るかの目処が立ちづらい。ただし、これくらいのリスクは想定しているはずだから、保険がきくのかもしれない。そう考えるとそういう判断になるのだろうか。もちろん、損失はあるだろうが、最小限に損失を抑えることを考えてなのかもしれない。あくまで机上の空論。

 タクシー待ちをしていたが、数百人がタクシー待ちしている。タクシー会社に東急が依頼し増員したとはいえ、タクシーが来るのは3~5分おき。真夜中にディズニーランドのアトラクション待ちを思い出す。ちょっと落ち着いて考えた。自分の前には50人以上の人が並んでいる。もちろん団体もいるから、1組2名として30~40組。3分おきにタクシーが来るとして90分待ち?

 簡単な概算をしただけでも、並んでいることがバカバカしくなる。並んで20分後にだったが、列から離れ、大きな幹線道路に向かい、タクシーをゲットして帰ってきました。それでも帰宅出来たのは1時半。もし、あのまま並んでいたら3時くらいだっただろうか。機転を利かせてみました。

 この場合、大概にして無意識に並んでしまっている。そして、少し考えて頭に浮かぶのは、列に並んでいれば時間さえ待てば100%タクシーは来るが、並ぶのを止めたらタクシーを捕まえられる可能性が減る。自分はもう20分も並んでいるから、離れるのはこの20分を無駄にしてしまいそうで嫌だ。そんなことを考える。

 これがサンクコスト(埋没費用)です。簡単に言うと、回収できない投資額やコストのこと。1億円の投資で事業を進めたが、投資したお金を回収できない可能性が大きくなってきた。その1億円のコストがサンクコストになる可能性を秘めている。しかし、合理的な判断が難しいのは、1億円も投資しここまで頑張ってきたから撤退したら損失が大きいと感じてしまう。しかし、回収不可能なコストであれば、損切りは早い方が良いはずである。

 簡単な例を。ある映画を観たくて1800円でチケットを買ったが、なくしてしまった。もう一度そのチケットを買い直すかどうか?

 皆さんの答えはどうでしょう? 最初のチケットの1800円がサンクコストです。もう回収できないコスト。そのコストと映画を観るという価値に対して払う対価は無関係であるにも関わらず、最初の1800円により、再度チケットを買うことをためらってしまう。サンクコストは合理性を失わせ、感情的にさせる性質を持つのかもしれない。かくいう自分も、2度目のチケットを買う時は「あ~、3600円か」とためらってしまいそうである。笑

 いかん。このまま書き続けてしまいそう。疲れた夜に、頭が回転してしまって大変だ!今日はこの辺で、風呂に入り休みます。みんなお疲れ様。よく頑張ったね。今回の教訓を活かし、来月のピーク時にはしっかりとした体制でお客様を迎えれるように頑張りましょう。

慎ましさが品格を磨く。

2009-06-21 00:41:06 | Weblog
 昨日は即寝してしまい、ブログが書けなかった~。電気点けっぱなしで寝てました。電気点けて寝ると起きた時にあんまり寝た気がしないのはなぜだろうね。そんなことはさておき、デザインをする時間が長くなると、ブログのネタに困ります。感受性が弱くなるのかな?

 会議したり、現場いったり、人とあったりするとポンポンとアイディアが閃いてきて、書き足りないくらいになる。それに気付けたことも自分にとっては成長なんだけどね。やはり動くことは大事なんだ。座っていてはいけない。動きながら考えるの積み重ねで人の成長は加速するんだなと実感。現場のみんなも動きながら考えよう。

 「慎ましさ(つつましさ)」

 こんな見方をすると、お堅いことをと思われるかもしれないが、公然の場での「慎ましさ」は重要であると思う。昨日のこと。電車に乗ると二人組の女の子が正面に座った。金曜の夜に渋谷方面に行くとしたら、合コンだろう。若いうちに楽しむことは大事なこと。

 一人の女性が友達と話をしながら必死でメイクしている。スゴいものだ。ドンドン顔が変わっていく。ファンデーション、マスカラ、グロスと様々なツールがカチャカチャと音を立てながら、ポーチから飛び出してくる。

 正直、人前で化粧をする行為は、みっともない。別に化粧が悪いという訳ではない。女性には素顔の可愛らしさと化粧をした美しさがある。それをTPOで使い分けるということは素晴しいことだし、女性の楽しみでもあるだろう。

 ただ、その変化を人に見せるべきではないと思う。昔からトイレにいくことを「化粧直し」というくらい、男性の目につかない場所で化粧をすることがマナーであり、品格であると思う。女性の美しさは着飾ることでも、化粧をすることでもない。女性として持つべきプライドと慎ましさ(遠慮深く、しとやかな)にあると思う。

 有名な話。昔の貴族はグラスを持つ時に小指を立てた。昔は、香辛料が貴重品であったため、少量の塩を手に取る際に、親指と小指を使って塩を取っていた。人差し指など使おうものなら、ガメツいと思われるからだ。

 水滴で濡れたグラスを小指をつけて持つと、塩を取る際に、小指に塩が大量についてしまう。それがみっともなく見えてしまうために、小指を上げてグラスを持ったという。「慎ましさ」である。

 概して、求め過ぎてしまう性分ではある俺だが、男性、女性としての品格は大事なことだと思う。「慎ましさ:遠慮深く、しとやかな様」。非常に素敵な言葉ではないでしょうか。そんなことを考えるだけでも、なんとなく人生の歩み方が変わっていくと思う。

 デザイン、今日3つほどが最終段階へ。来週中には、ほぼ目処がつきます。夜のデザインは、散歩に駆り立てられる。ジュースでも買って、風呂入って寝よう。明日は現場だ!楽しんできま~す!

バケツの水がこぼれないような歩き方をするな。

2009-06-19 01:30:01 | Weblog
 今日は社長と朝からミーティング。現状の課題、これから成すべきこと、今後の展望。自分の考えをぶつけてみる。違った視点、これまでの経験から社長の考えを聞く。コミュニケーションが倍速で成長させてくれる。自分の考えには足りなかったことを知らされるし、相手の考えを聞くことで視野が広がり、相手の経験をイメージングすることが出来る。

 今日はある人の言葉を思い出した。

 「バケツの水がこぼれないような歩き方をするんじゃねぇ。水がこぼれたら、また注げばいいじゃねぇか」と。

 これは受け売りであるが、素敵な言葉だと思う。成し遂げたいことがあればガムシャラに邁進しなければならない。失敗を恐れる、臆病になり歩みを止めてしまう、常識という名の枠にはまろうとし、新たな挑戦に背をそむけてしまう。そんなことで成長はしない。

 そして、この言葉はバケツの水をこぼしてもいいという話ではない。バケツの水を運ぶことを経験する中でこぼさないような方法を身につけねばならない。だけれども、石橋ばかり叩いて、前に進まないような歩き方をするなってこと。

 部下にもそう伝えたい。失敗を恐れて、失敗しないような生き方をするなと。主張があって、その自分の主張を殺すようなことをするなと。失敗しようが、苦い経験を積もうが、またやり直しすればいい。何度も何度も繰り返してでも、起き上がってチャレンジする。そんな人になろうって教えてあげたい。始める前は悲観的、一度始まったら楽観的に成し遂げようと思う。

 多くの方から、入籍祝いのお言葉をいただきまして、本当に嬉しく思います。みんなに支えられてます。この場を借りて、ありがとうございます。社員にもブログ読んでもらってて、嬉しい限りです。何かが伝わり、何かが変わることを祈ってる。

 ポジティブにいこう。発想力さえ変えれば、絶対にやれるはずだから。やるべきことがいっぱい。今年の夏は熱くなりそうだな。そろそろ、ワクワク感が足りなくなってきてないか~!? ワクワクしながら会社の成長を楽しんでこうや!

一つの条件で仕事の質が変わる。

2009-06-18 00:08:41 | Weblog
 中堅社員の会議でした。蒸し暑い中、カラっと熱い奴らが集まった。

 初対面もいたので自己紹介、社長の話、業務報告の内容変更、そして私の理念研修を少々。

 普段は現場で頑張ってる彼ら。スーツ姿もなかなかカッコイイ。雰囲気もピシッとした感じが出る。そんな姿を見て、ちょっと微笑ましい感じ。現場とは違う何かを持ち帰ろうとそれぞれが話を聞く。目がキラキラしてる社員もいる。相づちも自然と出てくる。いろんな話を聞いて頭もフル回転だとは思う。いいね。

 俺からのメッセージはいつも「成長しよう。頑張ろう」それが一番のメッセージ。そのために、技術的なこと、心の持ち方が大事だってこと。

 こんな話がある。上司から「トマトを買ってきてくれ」と頼まれたとする。何も考えずにトマトを買いに行くだろう。この場合、トマトを買うことが仕事になる。俺が部下でもそうすると思う。しかし、ここに一つの条件が加わることで仕事の質が変わる。頭をフル回転させた仕事をしなければならなくなる。

 上司から「この町で一番美味しいトマトを買ってきてくれ」と。これは面白い話であると思う。トマトを買うという行為に条件が加わることで、頭を使って仕事をしなければなくなるのだ。

 現場での仕事は体を使うことだけが仕事ではない。頭と体を使って仕事をすることが大事になってくる。どんな風に発想して、どうやって仕事の質を高めるか。今ある環境の中で、自分の能力開発することが楽しい成長だと思う。

 楽しい仕事とか、楽な仕事とか、キツい仕事とかない。それをどんな風に楽しむのか。

 自分はゲームは苦手だ。小学生以降はおそらく累計10時間もしてないと思う。ゲームセンターも苦手。だけど、ゲーム好きな人は、何時間でも何十時間でもゲームできるんだろうな。俺からすれば、もしそれをしろと言われたら苦痛だ。ただし、ゲームを楽しむ方法はあると思う。友達と一緒にやるとか、課題を決めて課題をクリアすることを楽しむとか。

 仕事もそう。仕事をする多くの人に触れていると、仕事がうまくいっている人や成長している人を見ると共通点があるんじゃないかと思う。仕事が楽しいと思ってる人、自分の仕事に想いを込めている人、熱い人、目標を決めて邁進してる人。そんな人は仕事がうまくいっている気がする。逆にうまくいかない人は、成長の途中で辞めてしまう人、不平不満が先に出てくる人、受け身で仕事する人、今の頑張りが将来の喜びに変わると信じてない人。そんな人はうまくいかない。「GM病」。Gグチ、M文句が多い病気。

 仕事への想いって、そんな簡単なことなんだよね。部下が成長している姿を見ると、本当に勇気がわいてくる。必死で応援したくなる。本気の人は応援され続ける。応援され続ける人は本気の人。過去の自分よりも成長するために、諦めずにやり続けよう。諦めることを簡単に決めない。「諦め」という漢字は、「帝の言葉」と書く。帝王が決めるくらい大きな責任と判断力を持って、諦める。自分の成長を諦めるな。

 今日、このメンバーといれたことが幸せであり、3年後、5年後、大きくなって仕事をしてる姿を想像すると幸せである。感動は共有された時に、2倍にも3倍にもふくれ上がる。感動を共有しよう。仲間と共有する感動は、成長してるから共有できる。頑張ろう。

 本日、入籍しました。役人さんはどうだったかというと、当たりでした。笑顔はそこまでなかったですが、丁寧な方で、最後には「おめでとうございます」と言っていただけました。期待はしてなかったので、彼女と「丁寧な方で良かったね」と。中堅社員からの「おめでとうございます」は嬉しかったです。本当にありがとう。お前らみんな成長してる姿。カッコイイぞ!

信念と価値観を持ち、引く勇気。

2009-06-17 00:02:31 | Weblog
 夜に雨が降ることが多いですね。ついつい雨が降ってないと傘を持たずに家を出て、帰る頃に雨が降るというパターンになってます。小降りならいいけど、本格的に降ってると傘を買い、お陰で傘が大量にあります。

 そんなことはさておき。たまには時事ネタを。

 先日、栃木県の足利事件の容疑者として逮捕され、最高裁判所で無期懲役の判決を受けた菅家さんが釈放された。人生の約20年間を刑務所で生きることになってしまった。人生の20年間だ。もし自分がこの立場に立たされたら、その思いたるや言葉にできない怒りと悲しみだろう。理由は、20年前のDNA鑑定の精度が低かったためである。なんと、この足利事件が20年近く前のDNA鑑定の精度が高いことを示す一つの事件としても取り上げられていたらしい。この事件の犯人はどこへ?一人の人生の多くの時間を棒に振り、真実は闇の中。

 目に見えない真実は他にもある。元ライブドア社長のホリエモンこと堀江貴文氏。最高裁まで上告し係争中であるが、彼の容疑を知ってる人がどれほどいるのだろうか?逮捕当時にメディアが取り上げたのは「インサイダー取引?」であった。その印象しかない。しかし、蓋を開けてみれば「風説の流布容疑」と「有価証券虚偽記載容疑」。株価を吊り上げるために虚偽の事実を公表したのではないかという容疑と粉飾決算し虚偽の売上計上し、約50億の利益計上したのではないかという容疑。俺もそれ以上詳しくは知らないが、みんなは知ってましたか?

 その容疑で、高等裁判所は有罪「懲役2年6ヶ月」の刑に処すと。その後に日興コーディアル180億の粉飾、カネボウ800億の粉飾、ビックカメラ49億の粉飾。誰も執行猶予なしの懲役刑にはなってない。

 別にホリエモンが好きでもないし、どちらかというと苦手なタイプだ。軽率なイメージがしてしまう。しかし、頭は良いし、先見性はあると思ってた。ネット業界を凄まじいスピードで引っ張ってきたとも思う。功罪があると思う。しかし、裁判とは公正公平ではないのだろうか?

 容疑に対しての反省の色が見えないと指摘を受けたという。無実主張する場合は、容疑に対して反省の色は見せてはいけないのは基本だと思う。株で損した人もいると思う。しかし、株とはそういう類いのものであると思うし、ライブドア株が急落したのはメディアの煽りを受けたからだ。「インサイダー取引、暴力団との癒着、脱税、マネーロンダリング、マネーゲーム」と。そんな噂が流れれば、株価が落ちるのは当然。全て、今問われている容疑とは関係ないこと。しかし、堀江氏自身の振る舞いや言動が撒いた種だとも思う。


 今日言いたいのは、自分たちが触れる情報や事実(と言われてること)に流されないために、自分の信念と価値観を形成しなければならないと思った。伝える側も受け取る側にも、信念と価値観を持って生きていかねばならないと。

 館長会議でこんなことを。「館長それぞれが部下にかけている言葉は、自分が言いたい言葉ではないか?メッセージを持つことは非常に大事なこと。それとともに相手がかけて欲しい言葉を探すこと。愛を持って接することが大事。それがなければ、館長の信念など伝わる訳はない。自分の信念を押し切る力は必要だ。そして、時には引く(受け入れる)勇気も必要だ。リーダーシップとは、押し付けるものではなく、信頼であり、尊敬であり、愛情によって、相手から受け取るものだ」と。伝わったかな?

 是非とも、リーダーシップを発揮していく社員には、人徳という価値観を形成して欲しいものだ。そして、俺も徳を身につけねばならない。

 明日、入籍します。社会人になり自立し、そして家庭を持つことになる。大黒柱にならねばならない。奥さんやこれから生まれる子供の人生も共に考えていかねばならない。頼りになる社会人であり、カッコイイ夫であり、尊敬される父になることを誓う。

 役所の人が笑顔で迎えてくれることを祈って、今日はおやすみします☆ 役人さん、ホントに頼むよ~。結果は、また明日。See you tomorrow.

ラストスパートへの道。

2009-06-16 03:18:51 | Weblog
 ラストスパートしてます。もう一踏ん張り。

 ラストスパート。昔の持久走を思い出す。短距離走は得意だが、持久走はどうも苦手だ。瞬発力勝負をどうかけるかいつも考えていた。小学生時代、持久走大会では常に2番手を走った。ラスト30mになるまで1位の人に付いていった。

 2番手でいることは、振り落とされない我慢。2番手は1番手に合わせて走る辛さがある。1番手は2番手に追われるプレッシャーがある。辛い部分でいえば一緒だろう。お互いに我慢だ。ラスト30mでスパートをかける。瞬発力なら勝てると信じて。勝負を掛け過ぎるのが早過ぎては、抜いても抜かれてしまう。ギリギリで抜く。たった30mダッシュすることだけなら、辛くも何もない。

 50m走は好きだった。最初から最後まで全力で走ればいいから。頭など使わなくていい。小学4年生で7.7秒の記録を出した。高校2年の時に6.1秒の記録を出した。学年ではトップだったが、上には上がいる。体育会系では、大したことない記録らしい。世界は広いものだ。小学時代にカールルイスを見て、俺もいつか世界一になりたいと思ってた。小学時代は、体育の授業の後に先生と勝負をした。勝たせてはくれなかったけどね。笑

 話を戻そう。持久走は苦手だった。苦手な奴が勝つためには、頭を使い、我慢し、自信のある部分で勝負するしかない。

 そう。仕事においても苦手なことはある。それをどう乗り越えるか。苦手なことをする時には、気持ちを切り替えねばならない。やりたくないではなく、どうすれば我慢しやすく、どういう心持ちで臨めばいいか、自信のある部分で勝負できるか。自信のあるものにかける時間を増やすためにどうすべきか?それが仕事の醍醐味だろう。

 今回はストレスの多いデザインだった。何度も構成を変えた。あともう少しの辛抱。ラストスパートに向けて。

大事なことは現場に。

2009-06-15 02:11:06 | Weblog
 今日は西立川でした。館長になったばっかりのM君。頑張ってます。売上も上がってきてる。

 社員もいなく、一人で頑張っているので、キッチンに入ることが多くなってしまう。夕方聞いてみた。「焼き場とホールどっちがいい?」と。即答で「ホールがいいです」と。おもてなしが好きなんだな。館長として、大事なことだ。

 よしっ、今日の夜は焼き場をやりましょうということで、焼き場を。新商品もあまり作ってなかったので、少し不安もありました。口で教えるのと、自分でやるのでは違うと実感。バタバタしてしまいました。

 ホールは自信満々で、お客様の接客に当たれるものの焼き場に入ると少し不安。そんな時にいつも思う。やっぱりチームで戦ってるんだよなと。自分一人では何も出来ない。一人ひとりの協力があって、はじめてお客様におもてなしが出来て、お客様から「良かったよ」という声を掛けていただけるのだと。

 もう一つ感じたこと。焼き場に入り伝票が並ぶと、混乱してくることがある。あれもこれもと優先順位を入れ替えなければいけない。そんな時にオーダーミスが絡んだりすると更に優先順位練り直し。

 昔はキッチンに立ってなかったから、ホールの流れでキッチンを煽ることが多かった。「早く出せ早く出せ」と。自分がやってみて始めて分かる。焦らされると余計に混乱する。自分で立てた優先順位が崩れるからだ。だから、「早く出せ」という声掛けは意味がない。的確な指示、今何をすべきか適切な助言が一番いいんだと。

 経験することで、本質に辿り着くことがあると思う。

 コミュニケーションは特にそう。相手の立場になって話をすることが、相手との信頼関係を築き、相手と想いを共有することができる。だけど、導いてあげねばならない。自分の目線ではなく、相手の目線に立って、相手の夢を一緒に見てあげることが大事。

 子供と触れ合う時には、出来るだけ腰を屈める。子供の目線で、子供が見ている風景を共有する。子供が見ている風景の中に喜びを見出してあげる。あっちに行こうと手をとってあげる。たったそれだけのことが信頼関係を築けるんだと思う。子供は素直だ。素直な気持ちで、大人の恥じらいを捨てれば子供は心を許してくれる。

 今日も焼き場でガラス超しに、お子様と遊んだ。アイコンタクトを取り、トングをカニのはさみに見立てたり、ハンバーグを長く成型し電話にしてみたり、アルコールで炎を上げてあげたり。言葉がなくても、子供は楽しんでくれる。帰り際には、わざわざガラスを叩いてバイバイしてくれた。

 現場に入ると大事なことに気付く。人との触れ合いの中にこそ、大事なことが詰ってるんだということだろう。ありがとう現場。ありがとう、みんな。ありがとうございますお客様。

 西立川のみんなと、M君の今後の活躍に期待したい。今、伸びる時だ。君の5年後を楽しみにしてる。頑張れ!

実行は人生を3倍楽しくする。

2009-06-14 00:49:10 | Weblog
 今日は、朝から調子悪かった。なんだか地に足がつかないような感じ。この暑さに少し貧血気味になったのか。でも、現場に入ってると夕方以降は元気になっていた。いや~、やっぱみんなからパワーもらってるんだなと実感。現場に行くと元気になります。お客様と触れ合い、みんなと話し、応援すると、自分も元気になります。応援しながら、元気付けられてんだな。笑 今日は、「実行」について。

 「実行すると3倍楽しい」。何を言ってんだ、実行することが一番辛いじゃないかと思わないで欲しい。

 例えば、友達と旅行に行くことになりそれを話すとしよう。ワクワクしてくる。どこに行くか、何して遊ぶか、何を食べるか、何を買うか、何を見るか。そして、いざ行くと想定外のことが起きたり、はしゃいだり、ドラマがあったりする。それからは、友達と飲む度に「あんなことあったよな~!」って、これ以上ない酒のつまみになる。

 やることを決め、実行する。そしたら何かを感じ、心に留めておける。

 仕事でも、お客様に喜んで欲しかったり、売上が欲しかったり、コストを下げたかったり、そんな願望を叶える方法を探す。大事なのはワクワク出来るか。本気で望んでたら、今から自分がすることにワクワクしてくる。そして、実行する。失敗しても、成功しても、それは成長の過程においては大切な瞬間になる。成長を続ける人にとっては、どんなことであれ、楽しい想い出になる。悔やみが残るのは、歩みを止めたから。

 それはいつか言い伝えられる伝説になったり、いつまでも忘れられない想い出になったりする。人生そんなもんだ。今してることをもう一度見直し、自分の心の中にワクワク感を持って、もう一度臨んでみよう!心持ちを変えるだけで、何かが変わるような気がする。そして何より、実行あるのみ。妄想だけでは、楽しくない。

 「実行」は、人生を3倍楽しませてくれる。そう信じ、俺もワクワクしながら実行していきます!明日も現場。今週、来週と休日なしで走り切ります!メニューもいよいよ、完成間近です。今回は、さすがにキツかった~。笑 でも、実行して良かった!前回よりも少しは良くなってます♪