人の生きる道にはしっかりと節目が刻まれている。
1年は365日で、1ヶ月は約30日で、1週間は7日で、1日は24時間。それぞれに誕生日があり、記念日があり、日本には季節ごとにイベントが用意されている。
毎年大晦日になると思う。今日と昨日で身体的にも、生活的にも違うがあるかというとそんなことはない。だけど、この区切りが人生において大きな価値のある日になる。人間だけが感じる価値だろう。
人は未来を追いかけて、夢を抱いて生きてゆかねばならない。人生を山登りに例えるなら、登山する時には頂上を見つめて歩いていく。しかし、立ち止まって、後ろを眺め、こういう道程をこうやって歩いてきたんだと感慨にふける瞬間もたまには大事だ。あの場所は傾斜が厳しかったな、あの場所は獣道の中を草木をかき分けて歩いたな、あの場所で見付けた一輪の花がキレイだったな、あの場所で転んで痛い思いしたなと。
年末には1年を振り返り、自分の成功や失敗、感動や苦悩を思い出すことが大事だろう。そして、年が明けたら、もう一度頂上を一点に見つめて、歩みを始めなければならない。歩みの最中には後ろを向くな!転んでしまうぞ。下を向くな、下は土だ。上を見上げれば、大空と澄んだ空気と絶景の世界が見える。世界が開けてくる。
1年が365日で区切られていることには、意味がある。生態的に生きる為にではなく、人が歩みを進めていく上で重要な価値があるのだ。過去を振り返る1日と未来を追いかける364日を大切にしよう。
「竹に上下の節あり」という言葉がある。竹には、上下に節があるからこそ、竹たり得ているという意味だ。竹に雪が積もっても、強風が吹いても折れないのは竹に節があるからだという教えである。人も然り。1年の計である元旦も大事。しかし、しっかりとその年を振り返る大晦日も大事な日。
それでは皆さん、良いお年をお過ごし下さい。そして、来年も宜しくお願い致します。
1年は365日で、1ヶ月は約30日で、1週間は7日で、1日は24時間。それぞれに誕生日があり、記念日があり、日本には季節ごとにイベントが用意されている。
毎年大晦日になると思う。今日と昨日で身体的にも、生活的にも違うがあるかというとそんなことはない。だけど、この区切りが人生において大きな価値のある日になる。人間だけが感じる価値だろう。
人は未来を追いかけて、夢を抱いて生きてゆかねばならない。人生を山登りに例えるなら、登山する時には頂上を見つめて歩いていく。しかし、立ち止まって、後ろを眺め、こういう道程をこうやって歩いてきたんだと感慨にふける瞬間もたまには大事だ。あの場所は傾斜が厳しかったな、あの場所は獣道の中を草木をかき分けて歩いたな、あの場所で見付けた一輪の花がキレイだったな、あの場所で転んで痛い思いしたなと。
年末には1年を振り返り、自分の成功や失敗、感動や苦悩を思い出すことが大事だろう。そして、年が明けたら、もう一度頂上を一点に見つめて、歩みを始めなければならない。歩みの最中には後ろを向くな!転んでしまうぞ。下を向くな、下は土だ。上を見上げれば、大空と澄んだ空気と絶景の世界が見える。世界が開けてくる。
1年が365日で区切られていることには、意味がある。生態的に生きる為にではなく、人が歩みを進めていく上で重要な価値があるのだ。過去を振り返る1日と未来を追いかける364日を大切にしよう。
「竹に上下の節あり」という言葉がある。竹には、上下に節があるからこそ、竹たり得ているという意味だ。竹に雪が積もっても、強風が吹いても折れないのは竹に節があるからだという教えである。人も然り。1年の計である元旦も大事。しかし、しっかりとその年を振り返る大晦日も大事な日。
それでは皆さん、良いお年をお過ごし下さい。そして、来年も宜しくお願い致します。