「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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キャラ設定。

2009-06-10 00:00:31 | Weblog
 学生時代に1ヶ月間、就職活動をした。面接を受けにも行った。集団面接。非常に勉強になる。面接官が何を聞くのか、何を見てるか、周りは何を話すのか、どう聞いてるか。

 みんな準備してきた内容をしっかりと話ができる。素晴しい。自分は準備不足。自分は「面接当日のエピソードを入れた自己紹介」。なんと、面接当日に、幼稚園児時代の友達とバッタリ会った。しかも同じ面接を受けていた。20年ぶりの再会にはビックリである。これを話さない手はないだろと。

 暗記したことを話すより、考えながら話す方が難しいが、面接官のウケは非常に良かった。その面接官、元リクルートで、不動産会社にヘッドハンティングされた人というのは後から聞いた話だったが、さすがに面接も上手だった。何度か電話はいただいたが、就職するつもりはなかったので、お断りした。

 あるコンサルティング会社の説明会は非常にオモシロかった。6人一組のグループにランダムに振り分けられる。その会社の事業内容を、実際に体験してもらうという主旨。ある会社が抱える問題Aを解決するために、解決策が5個ある。その優先順位をグループで話し合って決めましょう。というもの。

 まず、初対面の人が6人で話し合うってこと自体が面白い。もちろん、みんな就職活動中で自己アピールしたいから発言も割と積極的。さらに面白いのは、自然と会話の流れの中で役割が決まってくる。誰が、どの役割をしようって会話もなしでだ。

 自己主張が強い人、口数少ない人、協調的な人とそれぞれの個性が出る。進行役をしたい人もいれば、チャチャを入れる人もいる。トンチンカンな方向に向かっちゃう人もいる。

 自分は、割と協調的だったと思う。自分の中で優先順位ははっきりしてたので、そっちに持っていくような形で協調した。初対面の場では、発言は少なく、的確に、そして雰囲気を崩さないということが大事。最後に各チームが発表をし、会社側が考える優先順位の正解と理由が出される。ケーススタディだから、実践になったら机上の空論にはならないだろうが、一応正解して一安心。

 自分の中に別のキャラクターを持つことは、時には重要となる。いつも一定の自分ではなく、その場が好転するための自分の役割と行動がとれるように。単調では、融通がきかなくなるし、低調に入った時に、キャラが一つでは好転させることが難しい。これはブレではなく、目的を持った上での、キャラ設定を自分の中に持つトレーニングにもなる。

 ただし、軸は常に一つ。ぶれない軸を持とう。世の中、勉強出来る場所はたくさんある。いつも、どこでも学びの場。楽しいです。

 最近はデザインをする時間が長くなってきた。構想がなかなかまとまらない。辛抱の時間も残り少ない。急げ俺。