「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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青春を生きる「心」の持ち方。

2009-06-12 01:49:04 | Weblog
 会議は決める。何をするかを決める。やるかやらないかを決める。覚悟を決める。どうやるかを決める。決める→やる→見直す。そんな会議を繰り返す。話し合うだけの会議、決めない会議、評論会、感想会。さようなら。そんな感じで今日は館長会議を行いました。我慢出来ずに会議の半分以上話をしてました。でも、意義のある会議を作るためにはそれくらいした方が良いんじゃないかと、覚悟を決めて率先して話しました。人生において何かがきっかけで意義が変わることがある。今日がその日であり、そしてこれからの会議を変えていきたい。大きく変える。大変だね。

 別の話。クセのある料理が好きになると、オッサンになってるなと実感する。オッサンになってるなと思うと、この言葉を思い出す。今日は素晴らしい詩をお送りしましょう。カッコイイおっさんが作った詩だとお見受けしてます。

 「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を云う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

  青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥(*つまらないもの)になる。

  60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に惹かれる心、おさなごのような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある。君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい*送り届けること)が心にある。人から神から美・希望・喜び・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。

  霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ悲嘆の氷に閉ざされるとき、20歳であろうと人は老いる。頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして已む(やむ*終わる=死ぬ)」 by サミエル・ウルマン

 難しい言葉もあるが、素晴しい詩だと思う。何度も読むと、その味わいが伝わってくる。

 この詩人サミエル・ウルマンは、ユダヤ系ドイツ人。迫害を受け、アメリカに渡り、実業家、教育者、詩人として功を成した方だ。マッカーサーが座右の銘として掲げたことで日本でも有名になり、故松下幸之助も感銘を受けていたという。年齢なんて関係ない。みんなで青春を生きよう!