「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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慎ましさが品格を磨く。

2009-06-21 00:41:06 | Weblog
 昨日は即寝してしまい、ブログが書けなかった~。電気点けっぱなしで寝てました。電気点けて寝ると起きた時にあんまり寝た気がしないのはなぜだろうね。そんなことはさておき、デザインをする時間が長くなると、ブログのネタに困ります。感受性が弱くなるのかな?

 会議したり、現場いったり、人とあったりするとポンポンとアイディアが閃いてきて、書き足りないくらいになる。それに気付けたことも自分にとっては成長なんだけどね。やはり動くことは大事なんだ。座っていてはいけない。動きながら考えるの積み重ねで人の成長は加速するんだなと実感。現場のみんなも動きながら考えよう。

 「慎ましさ(つつましさ)」

 こんな見方をすると、お堅いことをと思われるかもしれないが、公然の場での「慎ましさ」は重要であると思う。昨日のこと。電車に乗ると二人組の女の子が正面に座った。金曜の夜に渋谷方面に行くとしたら、合コンだろう。若いうちに楽しむことは大事なこと。

 一人の女性が友達と話をしながら必死でメイクしている。スゴいものだ。ドンドン顔が変わっていく。ファンデーション、マスカラ、グロスと様々なツールがカチャカチャと音を立てながら、ポーチから飛び出してくる。

 正直、人前で化粧をする行為は、みっともない。別に化粧が悪いという訳ではない。女性には素顔の可愛らしさと化粧をした美しさがある。それをTPOで使い分けるということは素晴しいことだし、女性の楽しみでもあるだろう。

 ただ、その変化を人に見せるべきではないと思う。昔からトイレにいくことを「化粧直し」というくらい、男性の目につかない場所で化粧をすることがマナーであり、品格であると思う。女性の美しさは着飾ることでも、化粧をすることでもない。女性として持つべきプライドと慎ましさ(遠慮深く、しとやかな)にあると思う。

 有名な話。昔の貴族はグラスを持つ時に小指を立てた。昔は、香辛料が貴重品であったため、少量の塩を手に取る際に、親指と小指を使って塩を取っていた。人差し指など使おうものなら、ガメツいと思われるからだ。

 水滴で濡れたグラスを小指をつけて持つと、塩を取る際に、小指に塩が大量についてしまう。それがみっともなく見えてしまうために、小指を上げてグラスを持ったという。「慎ましさ」である。

 概して、求め過ぎてしまう性分ではある俺だが、男性、女性としての品格は大事なことだと思う。「慎ましさ:遠慮深く、しとやかな様」。非常に素敵な言葉ではないでしょうか。そんなことを考えるだけでも、なんとなく人生の歩み方が変わっていくと思う。

 デザイン、今日3つほどが最終段階へ。来週中には、ほぼ目処がつきます。夜のデザインは、散歩に駆り立てられる。ジュースでも買って、風呂入って寝よう。明日は現場だ!楽しんできま~す!