「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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急がば回れで、人が変わる。

2009-06-29 21:56:28 | Weblog
 もう7月間近。暑い夏が迫ってくる。熱くなりそうだ。

 この夏の戦を乗り越えるために全力前進である。目標は定まっている。そこまで走り切るしかない。我武者羅に、遮二無二になって走ることは難しいことではない。余計なことを考えずに、必死にやるのみだ。

 そんな中で8月にはIT化も待っている。これがさらに激変への一歩となる。自分の中での一つの指標も出来ている。商品を中心とした攻めの手を打ち続ける。その最中に、接客も見直す。新店舗が出る際には、接客見直しを何度も行ってきたが、ここ最近は行われていない。接客マスターを会社の中に作っていかねばならない。いつか必ず接客コンテストも行いたい。これはお客様のためではなく、自分たちのため。それが結果的にお客様のためになる。

 人は、一人で変化することは難しい。ホントは難しくないんだけど、難しいと思ってしまう。だから、どうしても環境に頼ってしまう。「人が教えてくれるだろう」、「会社が成長させてくれるだろう」と。そんな人は、環境が変われば変わっていく。自分が悩んだ時に環境を変えようとする。そうそう。よく分かる。

 ここで大事なのは、人は変われるってこと。なぜ環境が変わると、人は変われるのか。それはちゃんと環境に対しての信頼があるから。それを信じるからこそ、そこに身を任せ自分の変化を感じることができるんじゃないかと。教育は、信頼からスタートする。その人の言ってることを信じるようになれば、その人の言葉が心を打つ。それが変化となる。

 自分の言葉が伝わってないときは、伝えようということを必死に行う前に、自分と相手の信頼関係を築くことが大事なんだと思う。大概にして、どう伝えればいいのか、褒めればいいのか、叱ればいいのか、考え込んでしまう。そうなんだよな~。でも、信頼無しで、褒めようが叱ろうが、なかなかイイ結果がついてこない。「あれ?あの人は叱れるようになれって言ってたのにダメじゃないか」、「あれ?本には褒めろって書いてたのに…」と心の叫びが聞こえてきそうだね。

 急がば回れ。やり方ではなく、自分と相手の関係だけを客観的に、誠実に見直そう。その人のことが好きで、その人から好かれていれば、どんなやり方でもきっと心は伝わる。部下に媚びず、部下を甘やかさずに、人間として好かれるようになろう。きっと結果がついてくる。

 今日はそんなことを考えていました。社会の流れが早く、情報量も多い。そんな中で求められることが多様だとか、器用にやらねばとか思うなかれ。人と人との関係は、単純明快なもの。部下との関係、上司との関係、お客様と、取引業者と。そんな関係を単純明快に見つめ直し、大事なことを探してみよう。

 ブログを読んでる人がいよいよ100名を超えてきました。8ヶ月間やり続けても少しずつしか上がらない。それがいい。多分どっかでポンっと上がる日がくるのかな。俺の中で、これはある意味実験。草の根的なものが、継続することでどうなるのかを。そして、ブログを読んでる人が「感動」を持ってくれることをただただ望んでる。俺の中で感動があるように、みんなの心にも感動がある。それが生きている証。