さてさて、集合時間20分前から門が開きます。
生まれ初めて『皇宮警察』の方を見ましたよ!!
ちょっと興奮。
流石エリート!!長身細身、しかもイケメン(爆)
参観申込みの許可証を見せ、代表者〈今回は私)の身分証明書(運転免許証)を見せました。
お土産屋さんのある小さな待合室にて、ビデオ鑑賞して時間を待ちます。
そこで、私は桂離宮限定、という一筆箋を購入。
桂離宮…
そもそも八条宮家の別荘として建てられたものです。
初代の智仁親王。二代の智忠親王によって今のような形に造られました。
小堀遠州作の庭、という説もあるようですが、今では直接遠州が作ったわけではなく、所々に遠州好みの技法が見られるという説が有力です。
回遊式庭園ですので、池の周りをぐるっと歩きながら、風情を感じるようになっています。
さてさて一向は案内人と一緒に御幸門をくぐります…と、そこからはすべてが、『美』の世界でした。
『はぁ』
『ほぅ』
そんなため息のような言葉しか出てきません。
こちらは『松琴亭』の内部です。
襖の市松模様が有名です。
今は日で色あせてしまったのですが、元々この青は『藍染』とか。
もっと深い藍だったようです。
飛び石だの、石橋だのを渡ることが多いため、かなり足場は悪いです。
狭い。
ぐるっと池をまわりながら各建物を案内していただきます。
こちらは『園林堂』です。
この建物だけはちょっと異色です。
屋根が本瓦造りです。
大抵はこんな感じです。
苔ラブな かにたまさん好みかな?(笑)
非常に風情があり…本当に『風流の極み』とはこういうことか!!と。
全てにおいて、いや細部においてまで手が届いており、隙がない。
池には客人を乗せて、各建物へと案内するための船着き場がいくつか必ずあります。
こんな風に『さぁ』と招待されたら…たらまらんですよ…。
この風雅さには、驚くばかりです。
月夜の晩に、舟に乗って、月見台なんかで空を見たら…最高だろうなー。
もう贅沢の極みだなー。
また、こちらは桜の本数は少なく、大半が紅葉、ということで紅葉のシーズンは…恐ろしいほどの倍率が予想されます(苦笑)
ここで、ちょっとした余談。
西本願寺に国宝『飛雲閣』という楼閣があります。
こちらも、実は舟から中に入るという趣向です。
どうやら桂離宮から取り入れられた、と言う話があります。
なんでもこちらの当時の門主様の姉君か妹君かが、八条宮家に嫁いでおられたそうで、そのご縁でこういう庭造りになっているのではないか、という説です。
有りえない話ではないなぁ、と思ったり…。
更に、更に言えば、なんと前田家とも縁があるのですよ!!!
二代親王様に加賀前田家二代藩主の富姫が嫁がれています。
当時…宮家とはいえ江戸時代ならかなり財政難だったと思われます。
が、前田家からかなりの資金を得てこの離宮を完成させたのではないか、という話でもあります。
そう考えると…兼六園もどこかで桂離宮を参考にしている可能性もなきにしもあらず、と個人的な見解。
有りえない話ではないし。
こちらの離宮をみた加賀藩の庭師が、地元であんな風にしてみたいなーと思ってもおかしくはないし。
でも、武家好みになるとまた違った風になってしまったのかもしれないし…。
あくまでも素人の推測ですがね(苦笑)
さて、最後の余談ですが…。
これから行きたい!という希望の方はこれだけは留意なさってください。
バリアフリーじゃありません。
足場は悪いし、手すりなんてありません。
先ほども書きましたが、飛び石はあるし、石橋渡るし…砂利道だし。
結構大変です。
足腰の弱った方、杖の必要な方、車いすの方…ほとんど参観は出来ない状態です。
近場で見る程度だと思われます。
それでも、見たい!と思われる我こそは!!という方は、是非是非!!申し込みにチャレンジされることをお奨めします。
たった一時間でしたが、大変、中身の濃い時間でした!!!
終わった頃、皆さんが『また来たいわー』って。
それぐらいに素晴らしかった!!!
ホント、出来ることなら、また行きたい!!!
もうちょっと緑があるときに。(希望よ、あくまでも希望。我儘は言いません:苦笑)
『桂離宮』…まさに、日本の美の極致、でした。
が、これだけでは、終わりませんよー!!!!!
これだけで知恵熱が出るような私ではありませぬ…ふふふ…(笑)
生まれ初めて『皇宮警察』の方を見ましたよ!!
ちょっと興奮。
流石エリート!!長身細身、しかもイケメン(爆)
参観申込みの許可証を見せ、代表者〈今回は私)の身分証明書(運転免許証)を見せました。
お土産屋さんのある小さな待合室にて、ビデオ鑑賞して時間を待ちます。
そこで、私は桂離宮限定、という一筆箋を購入。
桂離宮…
そもそも八条宮家の別荘として建てられたものです。
初代の智仁親王。二代の智忠親王によって今のような形に造られました。
小堀遠州作の庭、という説もあるようですが、今では直接遠州が作ったわけではなく、所々に遠州好みの技法が見られるという説が有力です。
回遊式庭園ですので、池の周りをぐるっと歩きながら、風情を感じるようになっています。
さてさて一向は案内人と一緒に御幸門をくぐります…と、そこからはすべてが、『美』の世界でした。
『はぁ』
『ほぅ』
そんなため息のような言葉しか出てきません。
こちらは『松琴亭』の内部です。
襖の市松模様が有名です。
今は日で色あせてしまったのですが、元々この青は『藍染』とか。
もっと深い藍だったようです。
飛び石だの、石橋だのを渡ることが多いため、かなり足場は悪いです。
狭い。
ぐるっと池をまわりながら各建物を案内していただきます。
こちらは『園林堂』です。
この建物だけはちょっと異色です。
屋根が本瓦造りです。
大抵はこんな感じです。
苔ラブな かにたまさん好みかな?(笑)
非常に風情があり…本当に『風流の極み』とはこういうことか!!と。
全てにおいて、いや細部においてまで手が届いており、隙がない。
池には客人を乗せて、各建物へと案内するための船着き場がいくつか必ずあります。
こんな風に『さぁ』と招待されたら…たらまらんですよ…。
この風雅さには、驚くばかりです。
月夜の晩に、舟に乗って、月見台なんかで空を見たら…最高だろうなー。
もう贅沢の極みだなー。
また、こちらは桜の本数は少なく、大半が紅葉、ということで紅葉のシーズンは…恐ろしいほどの倍率が予想されます(苦笑)
ここで、ちょっとした余談。
西本願寺に国宝『飛雲閣』という楼閣があります。
こちらも、実は舟から中に入るという趣向です。
どうやら桂離宮から取り入れられた、と言う話があります。
なんでもこちらの当時の門主様の姉君か妹君かが、八条宮家に嫁いでおられたそうで、そのご縁でこういう庭造りになっているのではないか、という説です。
有りえない話ではないなぁ、と思ったり…。
更に、更に言えば、なんと前田家とも縁があるのですよ!!!
二代親王様に加賀前田家二代藩主の富姫が嫁がれています。
当時…宮家とはいえ江戸時代ならかなり財政難だったと思われます。
が、前田家からかなりの資金を得てこの離宮を完成させたのではないか、という話でもあります。
そう考えると…兼六園もどこかで桂離宮を参考にしている可能性もなきにしもあらず、と個人的な見解。
有りえない話ではないし。
こちらの離宮をみた加賀藩の庭師が、地元であんな風にしてみたいなーと思ってもおかしくはないし。
でも、武家好みになるとまた違った風になってしまったのかもしれないし…。
あくまでも素人の推測ですがね(苦笑)
さて、最後の余談ですが…。
これから行きたい!という希望の方はこれだけは留意なさってください。
バリアフリーじゃありません。
足場は悪いし、手すりなんてありません。
先ほども書きましたが、飛び石はあるし、石橋渡るし…砂利道だし。
結構大変です。
足腰の弱った方、杖の必要な方、車いすの方…ほとんど参観は出来ない状態です。
近場で見る程度だと思われます。
それでも、見たい!と思われる我こそは!!という方は、是非是非!!申し込みにチャレンジされることをお奨めします。
たった一時間でしたが、大変、中身の濃い時間でした!!!
終わった頃、皆さんが『また来たいわー』って。
それぐらいに素晴らしかった!!!
ホント、出来ることなら、また行きたい!!!
もうちょっと緑があるときに。(希望よ、あくまでも希望。我儘は言いません:苦笑)
『桂離宮』…まさに、日本の美の極致、でした。
が、これだけでは、終わりませんよー!!!!!
これだけで知恵熱が出るような私ではありませぬ…ふふふ…(笑)