西日本のカラ梅雨は深刻だ。
琵琶湖への流入量は、ここ100年で最も少ないとのこと。
四国・九州は異常渇水状態。
一方、雨が降ると大変な豪雨。
北陸・山陰は記録的豪雨。
関東もそこそこ雨が降っていると思っていたのだが、水瓶に近い、宇都宮は平年に対して24%程度しか降っていない。
中国・米国が検討しているような、ドライアイスを雲にまき、人工的に雨を降らせることを真剣に研究すると、昨日、ラジオのニュースで言っていたが、とうとうそこまできたか、という感じだ。
人工雨を降らせると当然、何らかの形で生態系に影響がでるのは必至だと思う。
あまり短絡的に進めて欲しくない。
それにしてもこの異常気象は、日本だけの対策で対策してもどうにもならない。
やはり米国・中国が本気にならないと大変なことになる。
中国の目覚しい経済発展は、かなり、環境悪化を促進しているのであろう。
しかし、その中国の経済発展を止めることはできない。
先に発展したいわゆる「先進国」は、自分たちが汚すだけ汚しておいて、後になって、環境・環境という。
これから発展しようとする国は、環境対策等で、経済発展のためには、先進国よりかなりコスト高になる。
先に発展した国の反省を生かすことは、必要であるが、先に発展したものだけの理屈をこれからの国に押し付けるのも、どうかと思う。
私は、核不拡散条約については、この代表例だと思う。
だからといって、環境保護は、今後、最も重要な課題であると思われる。